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ガラ

ガラちゃんはねえ・・・

Nov. 13, 2011
ガラ
2011年11月13日 日曜日


野鳥はお喋りだ。でもうちの猫たちも相当にお喋りだけど・・・

今日も快晴、そして陽射しが暖かい。

気持ちまで晴れ晴れする。





朝早いうちに庭に出ると、水遣りもしていないうちから葉っぱが濡れている。

朝露が降りているのだ。

寒暖の差が激しいから、そして日中は暖かいようでも夜明け前にはうんと気温が下がっているから、こういう現象が起きるのだろう・・・と勝手に解釈しているけど、何しろ科学的な論拠を知らないので、物識りの人からは否定されたりして。

でも、まあ概ね論理的に間違いは無いでしょ。






早起きすると、それだけで色んな発見があって楽しい。



家の西側の斜面は森のように鬱蒼と気が生い茂っているので、野鳥たちの棲家となっているようだ。間断なく聞こえて来る小鳥のさえずりは、一体何を告げているのだろう。

これまで聞いた事も無いさえずり声で、何の鳥なのか知りたくなる。



しかしまあ、鳥たちの朝のお喋りの、それはそれは賑やかな事。いっしゃんたりとも休みなく、しかも単調な啼き方ではないものだから、まさにお喋りしているようだ。

こうちゃんと二人で「ホントにお喋りだねえ・・・」と笑う。



そんな事でも喜びを感じる。

室内にばかり籠っていてはダメだな・・・と思う。

陽射しを喜び、植物の成長や虫たちの活動に驚き、たくさんの野鳥の声に楽しませて貰える。外に出なければ解らなかった幸せだ。







引っ越して来た当初は好きになれなかったこの地が、今では自分が根を下ろした場所だと感じ、愛しく思える。

好きななれなかったのは、自分の居場所としての実感が持てなかった事や、舅・姑との確執があったせいで、尚更居心地が悪かったせいでもある。



今、二人きりになり、支え合って大勢の猫たちと暮らすこの家、そしてこの地が、私の終の棲家なのだ。

少なくとも、一人になってボケて寝たきりになり施設か病院にでも入れられてしまわない限り、この家が私の死に場所だ。

そう思うと、やっと根を下ろせた安堵と共に、何とも言えない愛しさを感じる。

こんな風に思える日が来るとは予想していなかった。

昔、「家」に嫁いだ嫁も、姑との折り合いや居心地の悪さに苦労はしても、きっと年月と経験を経て、自分の居場所として馴染んで行ったんだろうな・・・と思う。

母もそうだったように。





庭から家の中を見ると、出窓でペロが手足の肉球をガラス面にぺたっとつけて寝ている。

ルスが遠い目をしてどこかを見ている。

「ルス、ルス、ルッちゃん」と窓越しに呼ぶと、聞こえたのかいないのか、こちらにも聞こえない声で「にゃあ」と口が動く。








今日はコンテナの畑から収穫もしたし、そろそろ撤収するか・・・と言って家に入ると、猫たちがブーブー文句を言って出迎えてくれた。

実際には「にゃーにゃー」だけど。



マーゴは一声「にゃー」だけだけど、リマはよくもまあそんなに長く声を出し続けられるね・・・と感心するような鳴き様で、付いて回っては明らかに文句を言っている。

ガラも文句と言うか、要求をし続けている。

シロちゃんも、男のくせに年がら年中文句ばっかり言っている。

テトもペロも、何か言いたいらしい。

ルスは撫でるとスイッチが入る機能らしく、途端に鼻に掛った色っぽい声で文句を言い続ける。



そして2階に上がれば、ドアの前で3匹が揃って出迎えてくれて、それぞれ個性的な文句の言い方をしている。

あ〜わかったわかった、今撫でさせていただきますよ、まだ抱っこはしませんよ、着替えるんだから、あ〜そんなところに寝転がったら踏んじゃいますよ、ほら踏んだでしょうが・・・・・と、こちらも猫相手に喋り通しだ。


コリアンダー、もしくは香菜、あるいはパクチーが食べられるようになり・・・と言うよりむしろ好きになりかけていて、つくづく大人になったなあと感じている私は54歳


伸び過ぎてトウが立ってしまわないうちに、春菊とコリアンダーを少しずつ収穫した。





春菊は大きく伸びた外側の葉から1枚ずつ手で千切る。

本当はどうやって収穫するべきなのか解らない。

そんなに大きくないプランターに植えた10株ほどの苗だから、ちまちまと丁寧に葉を千切り、いつまでも収穫が楽しめるようにしているのだけれど。

何たって一気に収穫してしまって「おしまい」では悲しい。

食べるのは勿論楽しみだけど、育てて観察しているのも楽しいのだ。



株そのものが八百屋で売られているような立派な大きさではないけれど、それでも私の片手では握りきれない位の束が出来てしまったので、こうちゃんに2階のキッチンまで盆ザルを取りに行って貰った。

これはお昼に胡麻和えにしようと話す。








コリアンダーもグングン伸びて、茎が固く伸びてしまったものから、根元で千切って収穫。

何に使おうか、色々と思案する。

これまでコリアンダーなど買った事もなかったし、自分で使った事が無かったハーブだ。





コリアンダーをご存知ない方も、香菜(シャイツァイ)とかパクチーと言えばお解りだろう。

あの強烈な独特の香りの、見た目はイタリアンパセリのような三つ葉のような茎と葉のハーブだ。



タイで初めて食べた時、「私はこれが入っていない方が良い」と思った。

香りの強い薬味が好きで、かなり癖のあるものでも平気なつもりだったけれど、この香りは苦手だった。

あれから20年・・・まさか自分でコリアンダーを栽培するとは思いもよらなかったな。



今年に入ってからトムヤムカップラーメンを食べた時、スープがとても美味しいのに驚いて病みつきになった。

その薬味として乾燥コリアンダー(パクチーと言うべきか)の葉がほんの少し付いていて、その香りが何となくいい感じだったのだ。

もしかしたら好きになれるかも知れないと思って、今回苗を見かけて植えてみた。

どうしよう、やっぱり食べられなかったら・・・でも、まあ、臭いから虫が付かないかも知れないし、葉っぱの様子も繊細で綺麗だし、育ててみるだけでも良いか・・・と思っていた。



そして先日、初めて収穫が出来たので、たっぷりの葉と茎をざっと刻んでインスタントのトムヤムラーメンに入れてみたら、とても美味しかった。

やったね、好きになれるじゃん、コリアンダーだって。





しかし、トムヤムラーメンばかり食べる訳にも行かない。

今回はたくさん収穫したものの、さて何に使えるだろう・・・と悩んで、先ず思いついたのは、細かく刻んで餃子のタレに加える手だった。

臭い餃子に臭い薬味・・・いや、どちらも私には臭いとすら感じず、むしろエスニック感が増して美味しかった。

この分だと、中華ドレッシングに混ぜて、鶏肉のから揚げやトマトサラダになんか合うだろう。






そして今日、思いついたのが納豆に入れるという手だった。



納豆に入れるものとして、我が家の王道は、たっぷりの刻みネギと削り節だ。

そもそもネギと削り節を醤油で和えたものだけでも、ご飯のお伴として最高に美味しいのだから、納豆に入れて不味いはずが無い。

いつもそれで食べては「納豆ご飯、最高!」と二人で感動している。



新米の美味しいこの季節・・・なるべく炊きたてのご飯を三度三度食べようとすると、手間の少なくて済む納豆ご飯の出番は多い。

それで薬味をたまに変えてみる。



大根の葉を刻んで軽く塩揉みしたものを加えたり、大根おろしとカイワレをたっぷり混ぜ込んだものも美味しい。

その場合、納豆よりも薬味の方が多い位にすると美味しい。

細かく刻んだしば漬も良いし、キムチも合う。

茗荷や千切りの生姜なんか入れても、文句なしに美味しい。



だけど納豆の持ち味を殺さずに、しかも深みのある味にしてくれるのは、やっぱりネギとカツブシだ。

ゴマもカツブシ下さいと鳴いてねだる位、やっぱりカツブシは美味しいのだろう。





近頃、自家製の唐辛子味噌も納豆に入れてみているのだが、これがネギや胡麻、韓国唐辛子だけでなくゴマ油も使った韓国風の辛味噌なので、既に「和」を少し離れた香りがしている。

だったらそこにコリアンダーを加えても、そう違和感は無いのではないかと考えたのだが・・・



結果としては、凄く美味しかった。

私はネギも水に晒さずに使う位なのだが、香りの質が少し違うだけで、むしろ辛いネギよりはコリアンダーは優しい味かも知れない。





納豆にコリアンダー。

考えてみれば、納豆自体もかなり匂いの強い食べ物なんだから、香りの強い薬味でも受け止められる実力があるだ。

凄いぞ、納豆。

安て栄養もあって、しかもかなり強引なバリエーションにも耐える。

貧乏人の味方だぞ、納豆。







コリアンダーを納豆に・・・是非試してみて下さい。

スープカレーに散らしても、色も綺麗だし、風味も当然合いますよ、コリアンダー。





三つ葉も使い道の広い、爽やかで美味しい薬味だけど、コリアンダーも少量でも自家栽培する事をお勧めします。







今ではあの独特な香りが病みつきになりかけている私達で、人の味覚って開発されるものなんだなあ・・・とつくづく思う。

「慣れれば美味しいくさやの干物」と言うが、何でも食べ慣れると美味しく感じるようになるのかも知れない。

知らない美味しさがあるのは人生の損だと思う。



それでも私は、まだホヤとブルーチーズは苦手なんだけど・・・。

それについてはまた後日、書いておこうかな。
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