ルス
地味に写さないでよね
Sep. 5, 2012 |
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| 2012年9月5日 水曜日 |
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深夜、ＮＨＫの「ＢＳアーカイブス」で、このところ連日動物のドキュメンタリーをやっている。
野生動物のドキュメンタリーは、悲惨な状況を目にするのが嫌で見ない事にしているのだが・・・勿論、見なければ・知らなければ良いなどとは思っていない、もうさんざん見たのだ・・・・既に保護された動物のドキュメンタリーだったら辛うじて見られる。
保護が必要だったという事は、既に悲惨な目に遭っている事が多いのだから、それはそれで見ていて辛い現実があるのだけれど、ギリギリセーフで以下の３本はお気に入りだ。
【プリズンドッグ ～僕に生きる力をくれた犬～】
これ、観るのはもう４回目だ。
アメリカ・オレゴン州にあるマクラーレン青年更生施設を舞台に、罪を犯して服役している若者たちと、新しい飼い主が見つからなければ殺処分されてしまう犬達の交流を描いたドキュメンタリー番組。
マクラーレン青年更生施設では、犬のトレーニングを通じて受刑者の更生を促す「プロジェクト・プーチ」と呼ばれるドッグ・プログラムの取り組みが行われている。
全米の刑務所の再犯率の平均が5割といわれる中、このドッグ・プログラムを受けた若者たちは、再犯率ゼロを記録し続けている。
とても素敵な取り組みで、まだ観ていない人は是非、ＮＨＫの「オンデマンド」で観て戴きたい。
健気な犬たちと、どんな罪を犯したにせよ、その表情にはまだ幼さの残る若い受刑者たちとの心のふれあいは、何度観ても心を打たれる。
服役中の若者たちの多くは、酷い目に遭って来た犬に自分の身の上を重ね合わせてしまう事が多い。
だからこそ、犬の気持ちに深く触れる事は、おそらく初めて自分自身の心と正面から向き合い、再び人間を信じられるようになる為、犬と共に彼ら自身が訓練する効果がもたらされているのかも知れない。
【星の子“モーシャ” ～世界初 義足をつけたゾウ～】
これも何度めかの再放送を観たのだが、どんな鬼の目にも涙が浮かばずにはいられない感動の１編だ。
タイ北部の森にある象専門の病院に、義足をつけた子象がいる。
モーシャ、２歳（この番組が作られた時点）。
“星の子”という意味だ。
ミャンマーとの国境付近で地雷を踏み、右前足を失った。体重は６００キログラム以上。このまま成長すると３本の足では体を支えきれなくなるため、世界で初めて象の義足が作られた。目標は自分の足で柵の外へ出て草を食べ、ほかの象たちと触れ合うこと。
多くの人々の支えで試練を乗り越え、懸命に生きる姿を描く。
| 傷はほとんど塞がった（完全ではない）けれど・・・ |
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小さい（軽い）うちはこの程度の義足でも間に合うが、大きく（重く）なったらとても無理。
それに小さくて軽いと言っても、既に人間の何倍もあるのだ。 |
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そして出来たのがこの義足。
しかし、これも直ぐに小さくなってしまうのだが、調整を何度も繰り返し続けて、
みんなでモーシャの足と命を守ろうと努力している様子に心打たれる。 |
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モーシャを自分の妹だと言い、モーシャが嬉しいと私も幸せ・・・と絵日記に書いていた獣医師のクアトーンさん。
彼女自身が、少女のように可愛い。 |
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モーシャの愛らしさ、優しい性格、賢さ・・・。
義足をつけて初めて歩く柵の外・・・草むらに何度も寝転がって、身体全体で草の感触を楽しむモーシャの嬉しそうな様子は、可愛くていじらしくて堪らなかった。
そして他にも、傷つき、保護されているゾウたちの痛々しさ。
モーシャの絵日記を描き続ける若い獣医女の子の独白がとても良い。
彼女の絵日記は絵本として出版されているので、買わなきゃ。
【白くま”ピース”~日本初・人工哺育の全記録~】
明日の深夜に再放送してくれる。これまた大好きな１編、だ。
こちらも既に３度観ているのだが、永久保存版の可愛らしさで、何回観ても感動する。
飼育担当の高市さんの顔もすっかり覚えてしまった。
何しろ生きた熊とは思えない程の可愛らしさで、最初はその外見だけでノックアウトされてしまった。
| ピースの余りの可愛さに、息を呑む |
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| ミルク飲みの頃のピースと「お母さん」代りの高市さん |
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| 高市さんと片時も離れたくないピース |
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大きくなってからも高市さんをお母さんと慕い、触れ合う事を求め、高市さんに会えないストレスで発作を起こしてしまう程に信頼を寄せているピース。
しかし現実は、ピースがどんどん大きくなるに従い、高市さんが相手をするのも危険になってくる。
相手は体重３００㎏もある地上最大の肉食獣なのだ。ピースにその意志がなくても、じゃれたつもりが高市さんを傷つけてしまう事は充分にあり得る。
その危険を回避する為、動物園側はピースとのスキンシップを禁じた。
もしかして高市さんはピースにだったら殺されても本望と思っているかも知れないけれど、そんな事態になるとピースは殺人熊として処分されてしまうだろう。
今後はもう鉄格子の外から触ってやる事しか出来ないのだ。
この辺りに、動物園というもの、そして人工飼育のジレンマがある。
高市さんは自分のエゴを排し、どうする事がピースにとって一番良い事なのかを常に考えている。
そして組織の中で働く一員としての自覚も強く持っている。
しかしピースにとって良かれと考えてしている事が、ピースの心身に問題を起こしているらしいと知る。
そこには、観ているだけの私達には計り知れない苦悩があるだろうと思う。
ピースは今も元気にしているようだ。
大人になっても、とても穏やかな可愛い顔をしている。
「とべ動物園」のサイトはピース情報も充実している。
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クリックすると、ピースのサイトへジャンプします。
オリジナルグッズのオンラインショップもあります。可愛いです。
是非、買ってあげて下さい！ |
支援の一助として、行けるものなら「とべ動物園」にだって行きたい。
しかし愛媛ではとても行けない。
愛媛まで行ける方は、是非行ってあげて下さい。
お金で支援するサポーターになれる方は、是非なってあげて下さい。
動物園というものの存在そのものに、私は以前は疑問を抱いていた。
しかし野生の環境をここまで人間が破壊し、その結果あらゆる生き物がどんどん棲む場所を失い、絶滅が危惧されるまでにしてしまったら、「飼育」「保護」という意味での動物園には大きな意義があるのではないかと思うようになった。
良い環境で飼育してやるには、お金も手間も掛る。
公立の動物園が殆どだろうが、充分な資金で賄えているとは思い難い。
北海道の旭山動物園のように、遠くても超人気な動物園ばかりではないだろう。
人間は動物を殺し、苦しめている。
せめてもの罪滅ぼしとして、少しだけ犠牲を払ってお金で支援したり、自分で野良猫を保護したり、出来る事を考えて実践したいと思うではないか。
そんな事すら思わず、罪の意識も感じないヤツは、来世ではゴキブリかダンゴムシにでも生まれ変われば良いのだ。
こんなにも感動させて貰い、可愛い可愛いと只で楽しませて貰ったのだから、少しでもお返しをしなければと思う。
私はとりあえず、色々とグッズを買ったよ。
しかし、ピースを見ていたら、赤ちゃんの時からみっちり濃厚に接して育ててしまったミュウやジャムの姿がダブッた。
過保護に育てておいて、今更大人猫としてもっと我慢しなさいなんて言えない。
考える事多し。 |
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ルス
アタシがデブですってえ？
Sep. 5, 2012 |
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ルス
ふん、ほっといてよ
Sep. 5, 2012 |
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ルス
アタシだってまだまだ・・・
Sep. 5, 2012 |
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ルス
ううっ、届かないわね
Sep. 5, 2012 |
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禁煙１３日目。
今日も無事に禁煙出来た。
但し、時々吸いたい気持ちは消えない。
相変わらず、吸いたいタイミングは同じだ。
朝の起きぬけ、仕事に集中して「は～終わった～」という時、料理しながらちょっと手持無沙汰になる瞬間。
それは私の生活にリズムと活力を与えてくれていた一服なんだと、今改めて感じる。
でも今はもう吸えない。
ある日、いきなり私の人生から奪い去られた。
誰が奪った訳でもないけど、そういう被害者意識を持ってしまうような感覚なんだ、禁煙って。
それはまるで、突然逝ってしまった母のようだ。
私に何の覚悟もさせずに突然消えた、とても大事なもの。
煙草なんかと母親と一緒にするなって？
そういう事を言うのは、その人の人生に於いて煙草など愛した事の無い人だろうなあ。
私はね・・・煙草を愛していたのよ、とてもとても。
嫌煙者には解らない、解りたくも無い感覚だろうけど、私にとっての煙草は、たとえそれが毒をも含んでいる有害物質であったとしても、とても大事な存在だったんだ。
それは私の単なる逃避場所ではなく、戦友だった。
苦しい時、悲しい時、もう限界だと言うのにもっと頑張らなければならない時、いつも私の傍にあった。
私は煙草を一番の友人として３５年間生きて来たようなものだ。
だけどこれからはもう、その友達は居ない。
本当に本当の一人きり。
え？オマエにはこうちゃんが居るだろうって？
へっ、煙草も吸わない男なんて・・・いやいや、嘘ウソ。
勿論、こうちゃんは親友、戦友、いや、それよりも分身という感じかな。
余りにも一致し過ぎてしまって、屁理屈だろうけど、一人みたいで孤独感アリアリよ。
それからね、こうちゃんが疲れ果てて寝ている時、猫たちもみんな寝ていて、私は孤独だ。
オマエ、孤独の意味、はき違えてんじゃねえの？と言われるかも知れない。
勿論、解ってますよ。
３歳の頃から感じてましたからね、孤独。
愛する・愛されている家族が居たって、孤独は感じるでしょ。
こうちゃんもしつこい猫たちも寝ていて一人で起きている時間は長く感じ、その時間というのはやむなく何かと闘っている時間なんだ。
何かと・・・って、妖怪とか殺し屋とかじゃないよ。
仕事か猫の病気か、待ったなしのご相談の対応とか、そういうものだけどね。
ごめんね、怪獣相手じゃなくて。
相談者さえ寝ている時間に一人起きていると、煙草くらい吸いたい。
いや、煙草を吸う事こそ是非したいと思う。（変な日本語）
それでも吸わないと決めたから吸わないのだが。
結構、偉いな、私。
煙草をやめられるだなんて、たとえ１日でも禁煙出来るだなんて思わなかった。
褒めて下さい、こんな事ならもっと早くやめれば良かったですね等と言わずに。
だけど猫を全員無事に見送れて、こうちゃんが死んじゃってもまだ私が生きていたら、煙草くらい吸っちゃうかも知れない。
その時にはもう自信ないし、どうなっても構わないよ、私は。
そして、それで良いと思ってる。
しかし一番きついんじゃないかと思っていた食後には、意外にそう切望しないで済んでいる。
不思議だ。
食後の一服なしの食事などあり得なかったのに。
下手すりゃ、食事中にだって吸いたい位だったのに。
これはね、好きなものをダブルで楽しむという感覚なのよ。
運転と煙草、お酒と煙草、そして美味しいものと煙草。
楽しかったよ。
有り難う、私の愛した煙草。
しかし禁煙への挑戦は終わっちゃいないんだ。
とりあえず今日は終わったというだけ。 |
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（千夏ちゃんと一緒にご縁を戴きました）
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