アンダ
アンちゃんの事で・・・
Nov. 7, 2012 |
|
|
2012年11月7日 水曜日 |
|
昨日たっぷり降った雨が上がり、朝から気持ち良く晴れる。
そして久し振りで20度を超える暖かさ・・・いや、暑い位だった。
お陰で昼間は、具合の悪い老猫の為のピンポイント・ヒーター以外は、暖房を切れた。
こんな日が多いと嬉しい。
今の時季の暖房なんて、勿論、猫たちの為だけの暖房なんだけど、お陰で私なんか一年中半袖よ。
寝ている時、稀に、何だか薄ら寒いような気がして長袖を着ても、やがて暑くなってしまうらしく、こうちゃん曰く「怒りながら毛布を剥いじゃうんだよ」という事らしい。
怒りながらというのはこうちゃんのデフォルメではないかと思うのだが、先日、どういう事か解った。
眠っていたら暑くなり、まだちゃんと目が覚めていないのに着ているものを脱ぐのは大変だから、とりあえず足で毛布を剥いだ。
すると既にベッドを出て、暗いうちからゴミ捨てなんかしてくれていたこうちゃんが戻って来て、毛布を剥いでいるカズエちゃんを発見かする。
風邪をひいたら大変と思って親切にも毛布を念入りに掛けてくれたらしいのだが、暑いからわざわざ毛布を剥いだというのに、その毛布で藁苞に包まれた納豆のように念入りに包まれてしまった。
私は、堪らず、もう一度毛布を剥ぐのだが、今度は足で剥ごうとしても手当たり次第色んな物を掛けられていて重たくて、なかなかスッパリと剥げないものだから、困って、或いは焦れて怒った顔をしたのだろうと思う。
そう言うと、「違うよ、カズエちゃんは怒って鼻息が荒かったんだよ」とこうちゃんは笑っている。
う~む、否定しきれないところが苦しいね。
人は、眠っている時、或いは眠い時に本性が出るものなのかな。
部屋が暑いのは、寝ている時だけじゃない。
猫家事をしていると暑くなって、長袖シャツを脱いで、結局半袖に戻ってしまう。
今日なんかね、半袖すら脱いで、キャミソールで昼ごはん作ったよ。
オイルヒーターの傍を離れようとしないアンちゃんの為にスイッチを切れないでいたら、ジャムのオシッコした毛布も常に洗濯して干してあるから、温度は高いわ、加湿もされるわ・・・で、もう南国の植物の温室みたいに暑くなってしまった。
私達、昼は冷やし中華を食べましたよ。
具は胡瓜とハムの千切りだけだったけど、冷蔵庫に残っていた生めんの冷やし中華を今日食べずにいたら捨てる羽目になると思ってね。
それがね、美味しかったんだ、11月の冷やし中華。
そう言えば、ぞる蕎麦だって一年中食べるんだから、冷やし中華が夏だけというのはつまらない。
なのに冬になると、スーパーの陳列棚からは一斉に姿を消してしまうよね、冷やし中華。
そうだ、生めんはいつでも買えるんだから、冷やし中華のタレだけ自分で作りゃ良いのだ。
まあ、あの味ならば作れるだろう。
中華風ドレッシングの油を減らしたような味だよね。
そう言えば、ミーマは夏になると、冷やし中華のタレを大量に作り置きしていたなあ。
ミーマというのは、高校時代のボーイフレンドの家の住み込みのお手伝いさんと言うか乳母と言うか、彼の育ての親のような存在の人だった。
彼の家は、私達が結婚する頃には完全に没落してしまったけれど、交際し始めた頃にはまだ繁栄の名残りがあった。
家も敷地も広くて、両親は毎晩の社交に忙しかったようだ。
家を仕切っていた先代(お祖父さん)の意向で長男の彼は乳母に育てられ、弟は母親にべったり育てられた。
まるで将軍家だね。
私はその大きな「家」に嫁いだ訳じゃ無く、彼も大学卒業と共にサラリーマンになっていた。
私達が結婚した時点では、もう倒産していたのだ。
だけど彼の乳母のミーマの事は、私も大好きだった。
ミーマの笑顔は今でもはっきりと目に浮かぶ。
ある時、私と私の女友達と二人で彼の家を訪ねた時、お茶菓子代わりにと、ミーマがおにぎりを作ってくれた。
鮭のおにぎりが、確か20個位あった。
それを3人で全部食べてしまって驚かれた。
とても美味しかったんだ、あのおにぎりは。
それに、目の前にあるだけ食べられたんだ、当時は。
食べ物を残すという事は、今でもしない。
だから年をとってあまりたくさん食べない方が良いとなると、作る量が大事なんだ。
ある日、彼の家でさんざん食べて、私の底なしのお腹も一杯の時、どういう訳か「ソースかつ丼」を出前して貰ってくれたのだけれど、流石に食べられなくて、お弁当箱を借りてお持ち帰りした事があった。
私はそのお弁当箱を、ベッドの枕元に置いて寝たのだ。
きっと起きたら直ぐに食べようと思ったのだろう。
一人で全部。
すると一緒に寝ていた妹が夢を見た。
スカーレット・オハラがドレスを着て降りて来るような、立派な螺旋階段の上に妹は立っている。
階段の下では、三浦友和が妹を見上げて、「あのソースかつ丼は君が食べていいよ」と言ったそうだ。
何故三浦友和なのかは解らない。
何たって夢の事だから。
まだ三浦友和が山口百恵と結婚していない頃で、若くて爽やかな好青年の代表のような俳優だったとは言え、妹は特別ファンでは無かったはすだ。
因みに妹は郷ひろみが好きだったんだ、確か。
私は目覚めると、枕元に大事に置いていたソースかつ丼を一人で全部食べた。
冷めていても美味しかった。
しかも私ときたら、ベッドの中でで食べたんじゃないだろうか。
優しくない、とんでもない姉だよね、今考えると。
妹、ごめん、本当にごめん。
今、妹は母亡き後、一人暮らししている小母(母の姉)の家に時々、会社帰りに行っているようだ。
伯母はいつもソースかつ丼をとってくれるのだと言う。
いいなあ、ソースかつ丼、お姉ちゃんも食べたいなあ・・・と言うと、必ずあの夢の話を思い出して二人で笑う。
だけど、こうして書いてみると、笑えない話だ。
「これは私だけのものだから私が一人で食べる」と主張しても済まされる位、飢餓とは無縁だったから許されたのかも知れないけれど、それにしても思いやりが無いと言うか、考えれば考える程いじ汚い。
あさましい。
優しくない。
滅多に落ち込む事は無い私なのだけれど、家族との間に起きた子供の頃のエピソードは、思い出すと情けなくなるような事が多くて、しばし気が滅入る。
ごめんなさい、パパママ、ごめんね、妹。
親には今更謝っても手遅れだけど、妹にはまだ間に合う。
どうすれば償えるだろう。
ソースかつ丼を作って弁当箱に入れ、クール便で送ろうか?
振り返ると、どんな辛く悲しい局面に於いてすら、私の人生は食欲に支配されていたような気がする。
もう少し、食べる事への執着から解放されたい。
食に関心が無い人が羨ましい。
どうすればそうなれるのだろう。
ジャムは猫だけど、そしてデブなんだけど、食べる事に執着が無い。
執着するのは、私が薬を飲む得の小さなカップに入れた水を横取りして飲む事と、キャベツなどの葉もの野菜をねだる事だけだ。
最近では、食べられないくせに、糠漬け用に用意している大根・人参。胡瓜・茗荷などに、足元でワーワー言っている。
「食うなら食え、ほら、食え!」と言って人参を与えるが、当然食べない。
一緒に何かして居たいだけなんだろう。
ゴマは食べないくせに、人間の食べている料理全般にチェックを入れる。
テーブルの上で、私達が食べているものに鼻を付けんばかりにしてクンクンする。
「何を食べるの?ああ、これね。アタシは食べないわよ」とばかりにプイッと去って行く。
解ってるよ、そもそもあげないし。
アンちゃんはちょっと問題だ。
ご飯には関心が無いけれど、お菓子にはいつだって興味津々だ。
そんな事疑いたくは無いけれど、うちに辿り着くまでたらい回しされていた間、いずれかの家でお菓子を与えられていたとしか思えない位だ。
あまりにもしつこいから、クッキーの断面をペロペロと舐める程度だったら許してやろうか。
もう年寄りだしね、やる事も見た目も仔猫みたいだけど |
|
|
|
アンダ
また何か言ってるね
Nov. 7, 2012 |
|
アンダ
可愛いとか?
Nov. 7, 2012 |
|
アンダ
お菓子なんか食べないよ~だ
Nov. 7, 2012 |
|
アンダ
お菓子が何か解らないけど
Nov. 7, 201 |
|
|
禁煙76日目。
精神的に一服したい時、煙草を吸わない人は何をするんだろう?
「一服する」という言い回しは、元々は薬を飲む事から出来た言葉らしいが、やがてお茶や煙草を呑む事もそう言われるようになったと言う。
お茶も煙草もかつては薬とみなされていたからだ。
やがて、お茶や煙草を呑んで一息つく事を「一服する」とも言うようになり、「一息つく・一休みする」事だけを指しても「一服する」と言われるようになる。
だから煙草もお茶も無しでも、「一服する」イコール「一休みする」事があり得る訳で、私も子供の頃から「そろそろ一服しましょ」などと言っていた。
単に無駄話して「一服」効果を得られる事もあるだろうし、お菓子だけ食べて「一服」になる事もあるだろう。
因みに私が煙草を吸っていた時の「一服する」では、煙草を立て続けに3本位吸ってようやく「ああ一服した~」という気がしたものだ。
何だ、それじゃあ「一服」じゃなくて「三服」じゃん。
もはや過去の事だけど、一服ばかりしてサボッていたと責めないで欲しい。
その代りに、簡単に比較は出来ないけれど、仕事をしている時の集中度や仕事のスピードは、決して人後に落ちないだけのものがあった。
今だって、色々と事情があって仕事時間が短くなってしまったものだから、余計に集中する必要が出て来ている。
たまに一服しないと、緊張が続き過ぎていたたまれなくなる。
煙草き手軽な「一服」だったなあ・・・とつくづく思う。
私は今後、何を以て「一服」したら良いのだろう。
一服したくなったら、その都度、拭き掃除でもしようか。
う~ん。 |
|
|
|
|
|
大阪より、生後5カ月の女の子の募集です
クリックして募集記事を見て下さい! |
|
大阪より、生後5カ月の男の子
クリックして募集記事を見て下さい! |
|
愛知より、小さな5匹の仔猫の募集です
クリックして募集記事を見て下さい! |
|
京都より4匹の里親募集
クリックして募集記事を見て下さい! |
|
たみちゃん一家
絶賛里親募集中!
クリックして募集記事を見て見て! |
|
|
五郎蔵さんとおまさちゃん
絶賛里親募集中!
クリックして募集記事を見てちょ! |
|
|
|
|
|
|
|