2013年6月19日 水曜日 (禁煙300日目)
早朝、少しだけ弱い雨が降る。
あとはもう、ひたすら風が吹き荒れ、まるで台風4号は直ぐ近くまで来ているかのようだ。
しかし台風は、まだうんと遠い。
こっちまで来る頃には温帯低気圧になっているだろうとの予報だし、これは台風の強風では無いのだ。
昨日たっぷりと水遣りしておいたし、今日は雨になるから流石に水遣りは必要無いだろうと踏んだのに、試しに昼頃ちょいと庭に出て見てみると、とんでもな~い。
鉢の土はカラッカラに白く乾いていて、少ししんなりしている葉もある。
慌てて水を遣る。
どうやらこの強風のせいで、あっと言う間に乾燥してしまったようだ。
だけど空気は乾燥なんかしていないぞ。
湿度が高くて汗は蒸発せず気持ち悪い位だと言うのに、葉ッパは強風に晒され続けると、こんなにも乾くものなんだろうか。
ものなんだろうな、実際。
ジャム
ジャムは雨も風も嫌い
Jun. 19, 2013 |
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ジャム
怖いもん
Jun. 19, 2013 |
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そうでしょうね、ジャムは大きな雨音にも、遠くで聞こえる打ち上げ花火の音にも、ほんの小さな揺れの地震にも、こうちゃんのクシャミの音にだって怯えるのだから。
だから私は、こうちゃんに「クシャミの前に、あまり息を吸い込むな」と言っている。
息を吸い込んでからクシャミすると、大きなクシャミになってしまうのだ。
それから「わざわざハクションと言わなくても良いのだから、くしゃみするのに声を出すな」とも厳しく言っている。
一度良く考えてみて御覧なさい。
クシャというものは「ハション」とか「クシュン」とか言うものだと思い込んでいませんか?
そう発音しながらクシャミしている場合が多いんです。
だから、声を混ぜないでクシャミする事も出来るはずなんです。
「ヘ~クショイ」なんて、あれはわざとやっているとしか思えませんね。
そりゃあ気持ち良いでしょう、ご本人は。
でも、傍でやられたら堪ったもんじゃありません。
特に猫は、そういうデリカシーの無い男の人が嫌いですから。
亡き舅のクシャミは異様に大きく、近所中に轟かせるのが目的のようなクシャミだった。
当然、家族はこの大きなクシャミが出来るワシの庇護の下におるのだ、ワシがこのグループのボス猿である・・・ってな感じかな。
ボス猿が枝などを使って大きな音を立て、自分の地位を誇示する事は良く知られているけど、人間にだって残っているんだ、そういう習性が。
但し、人間が進化するにつれ、知能が発達するにつれ、そういった虚仮脅しは恥かしいものと自覚するようになるのではないだろうか。
そんな事をせずとも尊敬されるボスや夫、父親になれるものなのだが、自信の無い男に限って大声で脅し、威張るものだ。
舅はそういう事を自覚していたかどうか解らないけど、私はいつもそう感じていた。
あまりにも大声を出し、大きなクシャミをし、辺りをはらうような居丈高な振舞いをするから。
それは私の眼には「弱い男」にしか映らない。
威張る男はダメだと、職場でもさんざんサンプルを見て来た。
例外なくダメ男。
お惚気を言うとね、こうちゃんは威張らない男だ。
穏やかにしていても威厳はある。
ま、威張ろうものなら、この結婚もおしまいだけどね。
私はもう、威張る男になんか敢えて傍にいて欲しくないよ。
みんな勘違いしているけど、こうちゃんだって怒るし、むしろ短気だけど、私に対しては怒らない、威張らない。
そして他人の前で、余計な事を言わない。
だから「こうちゃんは優しいから」と、おとなしい男のように言われるが、そういう事は無い。
優しいけれど、おとなしい男では無い。
じゃあ「うるさい男」かと言うとそれも違うけれど、所謂「おとなしい男」だから黙っている訳じゃない。
それは黙っていた方が良いという判断で黙っているだけなんだ。
喋らせたら怖いよ、うちのこうちゃん。
ところで、こうちゃんにも私にも軽い猫アレルギーがあって、新しい猫を入れた時や、エアコンを使い始めた時などに、クシャミがドッと増える。
でもアレルギーが出るのは、アレルゲンが猫だけじやなくてダニの糞だったり、自分たちの身体が弱っている時だったり、そういう複合的な原因があっての事で、猫だけが犯人じゃない。
それに猫が原因のアレルギーだって、次第に身体が慣れてくれて、平気になって来る。
ずっと平気だってのに、ある日突然アレルギーが酷くなる事だってある。
だから私達はまず、猫が以外で排除出来るアレルゲンを排除する努力をしなければいけない。
掃除と洗濯のやり方を徹底するだけで、ぐっと症状が減る。
そして体力が落ちてきたのに徹夜なんかしない事だ。
煙草もやめたし(やめているし・・・かな?)、化学物質を遠ざけられるだけ遠ざけるよう努める。
訳の分からないジャンクフードを食べない・・・おっと、これは、あまり守っていないな。市販のポテトチップス食べるもんな。
ともあれ、いちいち大きな音でクシャミされるとうるさいし、臆病な猫はビックリするからやめて欲しい。
かつては亡きジーコがクシャミや打ち上げ花火を恐れた。
今ではジャムだ。
どちらも野良寝経験が全く無い。
ジャムはほんの数十分だけ野良猫だったと言えなくもないけれど、生まれたその日から人の手で育てられた「乳母日傘」の猫だ。
怖いものなど何も無いはずの2匹が、しかも怖いものなど何も無いはずの怪獣だったジャムが、雨音やクシャミに怯える。
どうなっているのだ、まったく。
感受性も経験や環境によって変化して行くんだな、猫だって人間だって。
まあそういう訳で、こうちゃんには大きな「声」でクシャミする事を固く禁じている。
その禁を破ると、いちいち私に怒られる訳だ。
クシャミも好きなように出来ないこうちゃんが可哀相・・・だなんて思ってはいけない。
猫にとって心地良い暮らしを営む共同責任があるのだ、私達には。
デカい、わざとらしいクシャミをして気分がスッとするよりも、猫の為にクシャミの仕方を工夫する事に喜びを感じれば良いのだ。
それが出来ないような横暴なバカ男と一緒になった覚えは無い。
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ゴマ
ふん、アタシなんか大雨の中
Jun. 19, 2013 |
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ゴマ
子供も産んだのよ
Jun. 19, 2013 |
そうだね、ゴマちゃん。
あの日はお互いにとって、本当に大変な日だったね。
絶対に忘れられない一日だった。
そしてあれがスタートだったんだ。
ゴマも保護して暫くは、カラスの声や大雨の音、そして来客にも怯えたけれど、今では何も怖くないみたいだね。
少しボケも入ってきたせいかな。
何も怖くない、怖いのは私達が共に生きられない事だけだよね。
既に一心同体だものね。
ゴマとの生活が、どの猫の生活より長くなったね。
もう直ぐゴマと出逢って15年になる。
そして9月22日の夜に、ゴマは野良のまま出産し、その夜からうちのる子になったんだ。
もっと早く決断して保護してやっていたら・・・と悔やんだけれど、仔猫を産んだ事がこのサイトを作る契機になった。
ゴマのお陰で、15年前とは猫に対する考え方が少し違って来ている。
ゴマに教えられ、ゴマに鍛えられ、ゴマに与えられたものの大きさを思うと、ゴマに恩返しする時間がもったもった無いと足りない。
どうか長く生きて欲しい。
アンダ
ナニナニ、台風って?
Jun. 19, 2013 |
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アンダ
遊べる相手?
Jun. 19, 2013 |
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いんや。
アンちゃんは台風の時はママと同じで、息が苦しくなるんだから、おとなしくしていようよね。
ママもおとなしく、夜は寝るようにするからね。
ブルーベリー、いまだに「スパルタン」が色づき始めただけだ。
サミットもパウダーブルーもボニータも、まだ緑色で固い実だ。
毎日、数粒しか収穫出来ないので、次々と冷凍している。
一杯になったらジャムにしよう。
いつ一杯になるのかな、もう~待ち切れないよ、せっかちだから。
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ブルーベリー(サミット)
Jun. 19, 2013 |
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ブルーベリー(スパルタン)
本日の収穫9粒
Jun. 19, 2013 |
いつも見ている楽しいブログがあるんだけど、そこんちの猫が2匹揃って預け先で脱走してしまったらしい。
長期出張を控えていたから預けたというのに、出発まで日が無いのに・・・。
やるべき事は解っていて、それらを全て全力でやっているようだし、他人が外野からとやかく言うべきじゃない。
無事に保護される事をひたすら祈る。
でもね、ひとつだけ、この場でだけ言っておきたい。
それはね・・・猫は何かあれば脱走するものなのだという事。
「何か」というのが何かは限定出来ないけれど、長年家の中しか知らずに生きて来た純血種の猫であっても、ある日、何かの拍子に脱走してしまう事はあり得る。
あり得ると言うか、出られる状態であれば出てしまうのが猫なんだ。
私がこのサイトを通じて捕獲器の貸し出しを全国に対して行って来た間、いったいぜんたい、どれだけ多くの「脱走猫」の保護目的で捕獲器の貸し出し依頼があったとお思いでしょうか。
全てのケースを実名を伏せてケーススタディにして公開したい位、それは野良猫の避妊目的のと同じかそれを上回る件数の貸し出し依頼があった。
旅行先や実家に連れて行って脱走させた。
宅配便を受け取っている間に玄関ドアから出て行った。
網戸に体当たりして編戸を外して出て行った。
ベランダから落ちてどこかへ走り去ってしまった。
・・・色んな出て行き方があって、枚挙には暇が無い。
2度と会えなくても良い、交通事故や虐待に遭っても良い、飢え死にしても良い、凍え死んでも良いと思えるならば、脱走防止などしなくても宜しいでしょう。
私は、そういう事態になったら諦めきれないし、立ち直れる程に強くない。
それで独自に脱走防止を考えるようになったんです。
里親さんにも、里親募集の掲載の要綱にも、脱走防止をお願いしています。
やがて世の中に「脱走は人災です」と言った私の言葉が浸透して行き、脱走防止の為の知識やグッズもあちこちで見られるようになっているが、それでもそういう事にはノータッチの人達の方が多いのも確かなのだ。
今回のその猫さんたちの保護の為にも捕獲器が駆り出されているようだが、目的の猫では無い色んな野良猫が掛ってしまっては、「あ~違った~」と、そのままリリースされるんだろうなあ。
そして私のような、野良猫をオスだろうがメスだろうが捕獲して避妊している人間にとって、捕獲器に入らない、捕獲器に懲りているんじゃないかと思える野良猫を増やす事に繋がっている事を、どうか少し知っておいて欲しい。
怪我をしていても、妊娠していても、どうにも捕獲器に入らない野良猫たち・・・それは、以前にふと美味しそうな餌に釣られてノコノコ捕獲器に入ってしまい、「猫違いだったわ」と逃がして貰えたとは言え、一晩捕獲器の中で暴れ続けて鼻面に怪我を負い、恐ろしい思いをしたであろう猫たちである可能性も大きいのだ。
そんな「捕獲し難い野良猫」を作り上げてしまった大元の責任は、飼い主にありますよ。
そもそも捕獲器を置いたままその場を離れる捕獲など、私にはあり得ないのだけれど、捕獲をする人達の中にはまだまだ、捕獲器を一晩置きっ放しで翌日見に行くような手抜き捕獲をする人達は多い。
その事を思う度、猫への申し訳なさ、いい加減な捕獲をする人達への怒りがこみ上げる。
チャボもそんな「捕獲し難い野良猫」だったのかな・・・と思う。
茶トラ(茶白ですが)のくせに、2年も捕獲器に入らなかった野良猫なんて、チャボが初めてだ。
元気な頃は捕獲器が目に入った途端に逃げてしまっていた。
捕獲器さえ無ければ、人の足元をスリッとしながら庭の小屋のエサ置き場に入って行く事もあるような、あまり人を恐れない猫だったのに、捕獲器が置かれていると、途端に庭を出て行ってしまうのだ。
チャボは捕獲器を知っていたに違いない。
だけど去勢はされていなかったね、チャボ君。
捕獲だけしてリリースしたのかも知れないな。
それが別猫だったからリリースされたのか、それともいつもの「無責任エサやりババア」が川口の家に置き猫する為の捕獲だったのか、それは解らないけれど。
チャボに限らず、おかしな事は一杯ある。
チャイもベラもリタもその出現の仕方は変。
カワムラさんだってゴマだってある日突然だ。
だけど、まあいいさ、結果としてお宝を拾ったようなものだから。
だけど今後はやめて下さいね。
もう入れてはやれないし、私達夫婦もそんなに長くは生きていないんだから。 |
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京都より4匹の里親募集
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