猫雑記20130703

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年7月3日　水曜日　（禁煙３１４日目）

毎日、ハンで押したような日が続く。

それは平穏な証でもある。

ドラマチックな日々には、事故や病気や不安が伴う。

勿論、感動や幸せや幸運もあるかも知れないが、そんなものは毎日はあり得ない。

何事も無い日々が送れる事の幸せ、宝くじが当たらなくても（当たる筈が無い、買わないのだから）、文化勲章を貰わなくても（貰う筈が無い、文化人では無いのだから）、家族が皆、そこそこ元気で食べて寝て置きて・・・それだけで良いんだ。

それこそが幸せなんだ。

だから猫たちよ、退屈だからと嘆いてはいけない。

退屈出来る程に安全で、安心して暮らせているという事ではないか。

ママだって、目が回る程忙しいけど、敢えて言うなら退屈なんだぞ。

毎日、１年中ずっと同じ事の繰り返し。

たまには鎌倉に行ったり、映画館で映画を見たり、無駄な娯楽を楽しんでみたいよ。

でもそれは無理だから、近くのお寺を散策したり、ＢＳで映画や綺麗な景色でも見て楽しめば良いや。

うちのＴＶは最近ずっとつけっ放しで、大活躍だものね。

スミマセン、電気の無駄遣いして。

ずっと張り付いて観ている訳ではないのだけれど、時計代わりと・・・それから天気予報や夕方のニュースはちゃんと聞いているし、映画や紀行番組は都合がつけば観るし、他の興味ある番組も半分くらいは観る。

半分くらいと言うのは、ＰＣに向いながらの事だから、時々首を伸ばしてテレビの画面を見る程度で、ちゃんと観る事はなかなか出来ない。

ＢＳプレミアムでは比較的面白い興味深い番組が多いので、ずっと観て居たいんだけど、それは仕事をしなくても良い本当の老人になってからの楽しみにしよう。

きっと歩けなくなって、テレビが唯一のお友達になるんだろうな、私なんか。

リマねえ、ルス姉ちゃん Jul. 3, 2013
リマ退屈だよねえ Jul. 3, 2013

ルス

退屈こそが幸せなのよ

Jul. 3, 2013

今は「ウィンブルドン」の季節だ。

例年だと、フェデラーを応援して毎晩ＴＶ画面に齧りついてハラハラしながら観ているのだが、今年は早々と負けてしまった。

だけどそのお陰で、むしろ気楽にテニスという競技を味わえるような気がする。

とは言え、フェデラーの他に特に贔屓の選手もいないので、つい針仕事をしながらとか、或いは仕事をしながらテレビをつけているというだけの時が多くなる。

針仕事というのは、ジャムのオシッコシーツにツギを刺しているのだ。

いまどきの若い人は解らないだろうな、ツギを刺すだなんて。

このシーツは８枚あるんだけど、毎日洗うから、次第にボロボロになって来た。

中の脱脂綿が片寄ってしまい、側生地のガーゼが薄くなってしまった部分を、木綿糸でチクチク細かく刺して補強する。

これはもう、織り直した方が早いんじゃないか？と思う位に遠大な作業なんだぞ。

根気とジャムへの愛があるから出来る事で、仕事の合間に、煙草を吸う代りにチクチクしているんだ。

白い生地を白い糸で細かく縫っていると、次第に目が見えなくなってくる。

点眼液を入れてもみるが、視力が劇的に回復するような薬では無い。

それに所謂「視力」の問題では無いのだ。

午前中の視力など、とても良いのだから。

針仕事 Jul. 3, 2013
ジャム針仕事を邪魔する Jul. 3, 2013
ジャム油断も隙もありゃしない Jul. 3, 2013
目薬 Jul. 3, 2013

ジャムの為にしている事なのに、邪魔をするとはどういう了見か。

近くに来て、ずっと狙っているんだ、糸を一瞬で手繰り寄せて噛み切るのを。

またジャムが上手なんだ、糸を一発で噛み切るのが。

針仕事は、まあ、これからも当分続くだろうから、この辺にしておこうか。

ウィンブルドンの話をしていたんだっけ。

今夜はジョコビッチが憎たらしいほど完璧な勝ちを収めて、準決勝に進んだ。

アルゼンチンの種馬デル・ポトロも膝の故障を乗り越えて、準決勝へと勝ち進んだ。

試合中に古傷の膝を酷く傷めて一時は立ち上がれない程だったのに、医師から痛み止めを与えられて、それが効いてきたのか、試合を棄権せず踏ん張り、世界ランク４位のダビド・フェレールに勝った。

凄い。

痛みに耐えている様子は、観ていても身につまされた。

あのデカい毛むくじゃらのアルゼンチン人が２４歳だと聞いて、それもビックリ。

ランキングが上の方のテニスプレーヤーは２０代が多くて、フェデラーの３１歳ですら、昨年マレーに年寄り呼ばわりされていたのだ。

なるほど、それ位ハードな競技なのだろう。

だいたい、１試合が長過ぎるよ。

あれでは頑強な男でも故障しても当然じゃないか。

錦織圭も傷めていた膝が悪化して負けたみたいだし、みんな満身創痍で、プロレスラーや相撲取りと同じね。

格闘技じゃないのに。

黒い雲が出ているのだけれど、昨日のように雨が有らない可能性もあるので、仕方なく小一時間水遣りをする。

	ブルーベリー（サミット） Jul. 3, 2013
	唐辛子実る Jul. 3, 2013

水を巻いている場所から、大量の藪蚊がブワ～ッと飛び出して来る。

厚手の園芸用ゴム手袋をしているので手を刺される心配は無くなったが、手袋を外そうとすると、手にはこれだけ汗をかいているのかと驚く。

先日、暑いさなかに屋根のペンキ塗りをした時だ。

裏もゴムのままの手袋を外した時、中に溜っていた汗がポタポタと滴った。

日頃は、常に蒸発しているから濡れないという事か。

私は全身が乾燥気味で、目立ってかく汗は少ない。

手の平も殻き過ぎていて、いつもドアノブがスルスルと滑ってしまうものだから、見た目は悪いけど太い輪ゴムをノブに巻き付けている。

もっと手の平に汗をかいていれば良いのに・・・と思うのだが、ゴム手袋をして１時間も作業をしてみれば解る。

なんだ、ちゃんと汗は出ているんだ。

当たり前の事だけどね。

１つだけビオラがまだ咲いていて、水を掛けようとしたら藪蚊が止まっているのに気づいた。

急いでポケットからデジカメを出して撮ってみた。

私のオモチャのデジカメでは、これが精一杯。

ビオラに藪蚊　　Jul. ４, 2013