2013年11月7日 木曜日 (禁煙440目)
早くも「立冬」だ。
夜明け前から雨で、昨日の朝のような冷え込みは無くて、暖かい一日の始まりだった。
昔は、寒い冬の朝に起きるのは辛かった。
布団の中はぬくぬくだけど、部屋の中とは言え布団の外は冷え冷えとしていたのだ。
うちだけじゃなくて、どこの家もそうだったと思う。
一晩中エアコンの暖房やガスファンヒーター、或いはオイルヒーターをつけているなんて、とても考えられなかった。
炬燵の火だって、寝る時は落としたものだ。
たった半世紀だけど、住環境は全く違っていた。
学生の頃のアパートには、暖房器具が小さな電気炬燵しか無かった。
それは食卓でもあり、勉強机でもあった。
四畳半の部屋では、布団を敷く時には、小さな炬燵を部屋の隅に寄せた。
朝、目覚めると窓の結露が凍っていて驚いた事がある。
室内で氷が張っていたという事だから。
室内がどれだけ寒いか解るよね。
ひ~っ。
やがて炬燵の他に電気ストーブなども持つようになったけれど、電気代が掛ると思って滅多に使わなかった。
半纏を着て炬燵に入っていれば充分だった。
石油ストーブはアパートの規約で使用禁止だったし、そんなに広い部屋でも無かった。
そして社会人になると、東京ガスの人に勧められてガスファンヒーターを買ったんだ。
つい最近まで使っていたよ、そのファンヒーター。
いずれにしても、一晩中暖房を切らないでいるなんて贅沢は、私の若い頃には無縁だった。
あの頃と比べたら、今なんか家中いわば「全館冷暖房完備」で、まるで極楽、桃源郷、南国の楽園だよ。
猫のお陰だな、こんなポカポカの部屋で半袖で過ごしているのは。
母が作ってくれた半纏も必要なくなった。
尤も半纏は、猫の爪でボロボロになってしまったけど。
ジャム
ハンテンて何?
Nov. 7, 2013 |
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ジャム
ジャムは見た事無いよ
Nov. 7, 2013 |
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ジャム
またジャムを犯人にしないでね
Nov. 7, 2013 |
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ジャム
ジャムの武器は爪じゃないもん
Nov. 7, 2013 |
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ジャム
噛みつきなら誰にも負けないよ
Nov. 7, 2013 |
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ジャム
フレッド・ブラッシーにだって負けない
Nov. 7, 2013 |
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知ってるよ、ジャム。
ジャムはカーテンによじ登るのに、カーテンに噛みついていたっけね。
それからパパの買い置きしてあった靴下やパンツを、入れていた紙の箱も含め、全部齧って、いやさ、食べてしまったんだよね。
カレンダーも食べちゃったし、今だって調子が出て来ると本気のコプラ噛みするし、ジャムの武器はその歯だね。
いつまでもその歯が健在で、痛くならないと良いね。
ゴマ婆ちゃんは、もう、犬歯が1本も無いんだから。
午前中、「楽天マート」の配達あり。
今回も注文したんだけど、1束88円のえのきがとっても新鮮で美味しい。
味噌汁によし、炒めものによし。
昨日は豆腐チゲにしたので、えのきもひとりに1束たっぷり入れた。
むしろ「えのきチゲ」と呼びたい位、えのきだらけだった。
来週の注文も、えのきは絶対に外せないな。
最低でも4束くらい注文しないと足りない。
理想は14束なんだけど(1日に2束ずつね)、そんなには冷蔵庫に入らない。
冷蔵庫に入らない分は白菜などと一緒に干し野菜にしても良いんだけど、折角のピチピチぷりぷりシャキシャキえのきだけに、干してチリチリにしては勿体ないのだ。
もやしも偉いが、えのきも相当に偉いね。
美味しくて安くて調理に手間が掛らないというお利口さん食材の2大巨頭だ。
「巨頭」と呼ぶには、どちらも生っ白くてヒョロヒョロ細く、決してメインにはなり得ず脇役に控えているけれど、実は大根や白菜やカボチャといった大物にも、人参やセロリなどのエキセントリックな個性派にも、じゃが芋サツマイモなど主食にとって代れるような炭水化物一派にも負けない、陰の実力者である事は疑う余地が無い。
栄養的にもビタミンB1,B2などの他に、コレステロールの排せつを促し血中のコレステロール値を下げてくれる「エリタデニン」という成分が含まれていると言うではないか。
どうしても油や脂が控えられない私にピッタリではないか。
だけど一度に10束も買って干しておいては、使う時には「何だっけ、これ?」と言う程に小さくチリチリになってしまうので要注意だ。
それ、既に経験済みなんだけどね。
何でもほどほどが良い。
幾らストック魔でも、買い過ぎて腐らせたりカビを生やしたりさせてしまって捨てるのではバカみたいだ。
そう言いつつ、使いたい時に無いと困るし・・・なんて言い訳して、ついついドカ買いするバカは私です。
今日、卵が20個届いた。
赤玉卵1パック(10個)118円。
卵が近年、遂に値上がりしているから、これは安い。
10個は直ぐに半熟茹で卵にする。
あと10個は料理に。
これだと一人で大体一日に2個食べる事になる。
コレステロール値が高いのに、毎日卵2個ずつというのはヤバいかな。
バターの大量食いはやめても、バターたっぷりのスコーンやクロワッサン、ショートブレッドやクッキーも毎日食べているし、揚げ物もするし、これでは摂生しているとは言い難い。
だけど、あんまりあれもダメ、これも食べないという食生活はしたくないんだ。
生きているのがつまらなくなるから。
台風ばかり来てろくに秋を味わえないうちに、10月と今年の秋は過ぎてしまった気がする。
一番過ごし易い季節だと言うのに、勿体なかったなあ・・・
秋に逝ってしまった子たちを想いながらも、時間は矢のように過ぎる。
あくせくしないと決めたばかりだけど、やっぱりしんみりしている暇は無い。
掃除と洗濯だけでも、掃除婦兼洗濯人のように働かねばならないのだ。
しかもそれだけでは人間も猫たちも食べては行けないから、本当はもうぼちぼちリタイアしたいんだけど仕事もしなくてはいけない。
せめてあと10年は働かないと・・・と考えると、頭が重い、いや、気が重い。
66歳で今と同じように働けるのだろうか。
ああ、金持ちの伯父さんが私に遺産を残してくれないかなあ。
しかし金持ちどころか、そもそも「伯父さん」という存在が居ない。
母は女ばかりの5人姉妹だし、父は長男なのだから、「叔父」がいたとしても「伯父」はいない。
父は、本当は二男だった。
長男はまだ独身の時に戦死したのだ。
生きていたら、どんな伯父さんだっただろうと時々思った。
父の兄さんはとてもハンサムで学業優秀、長身でスポーツ万能、あの頃の人なのにギターを弾き、詩を書いたりしたそうだ。
従って、父の証言によれば女性にモテたらしい。
妹が伯父さんのアルバムを持っているはずだが、そのアルバムには学生服を着た父の写真が1枚だけ貼ってあり、「兄に似ず無骨な弟」とキャプションが書かれていた。
なるほど、ハンサムな兄さんと比べたら、残念ながら私達の父である弟はゲンコツ煎餅のように見えた。
父は昭和20年に成人を迎えるのを機に志願して海軍に入り、内地で終戦を迎え、生きて戻れた。
その後は戦死した長男の代りとして家を継ぎ、両親と暮らし、妹たちの嫁入り支度をし、墓を守り、嫁である私の母と共に、長男としての一生を過ごした。
父は、お兄さんの事を思い出したりしていただろうか。
男兄弟の関係や気持ちは解らないけれど、自分が妹を失ったりしたら、その痛みは如何ばかりかであろうか、考えるだに恐ろしい。
その対象が姉ではなくて妹であるというところが、不憫で悲しみを増す要因である気がするのだけれど、妹は妹で、姉の私が死んだらさぞや悲しむに違いない。
もはや肉親は妹だけだ。
父や母のように、ある日妹まで失いたく無い。
仮に妹を先に失う時は、この頭が相当にボケてしまっていて、何が何だか良く解らなくなっていたいよ。
でも、そうしたらこうちゃんはさぞや大変だろうなあ。
こうちゃんが生きていればの事だけど。
ま、ずるいけど、妹よりもこうちゃんよりも私が先に死んでしまえば、辛さは二人にお任せ出来るっちゅう事で・・・その時の為にも、ちゃんと身の回りを解るようにしておかないと。
誰だってみんな死ぬんだから、ジタバタせず、落ち着いて老いを受け入れ、静かな老人にならないといけないな。
なれるかな?
なれそうもないな。 |
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