猫雑記20140114

2014年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2014年1月14日　火曜日　（禁煙５０８日目）

寒い。

どうも気管支炎のようだ。

以前、話をするのにも咳き込んでまともに話せない状態が長く続いていた。

てっきり煙草の吸い過ぎだと思っていたから放置していたのだけれど、歯科治療でとある抗生剤を処方されて飲んだところ、ケロッと咳が治まってしまった。

その後は煙草を幾ら吸っても咳など出なかった。

煙草は別の理由でやめましたけどね、スパッと。

あれは何だったのかな。

やっぱり慢性肺炎だったのかな。

凄く辛かったんだ、実は。

ゴマ　　　　よっこらしょっと
Jan. 14, 2014

ゴマ　　　　落ち着きましたか？
Jan. 14, 2014

ガラ　　　　ガラちゃんのママは・・・
Jan. 14, 2014

ガラ　　　　今のママだよ
Jan. 14, 2014

どうしようもない事は、一切考えないようにしよう。

自分の選んだ人生を全うするだけでも困難なのだ。

手を広げ過ぎたとも言える。

身体を悪くしたのは誤算だった。

元気なころは、請われれば直ぐに駆けつける事も出来た。

休日の晩、鶴見の餌やりから戻ると電話で助けを求められ、またしても鶴見までとって返したり、そんな程度の事ならホイホイ動けた。

あのエネルギーが持続出来るものと信じていたけど、そうは行かなかったね。

体力がなくなったお陰で、食べる事にも無精になった。

インスタントコーヒーなんか飲む。

いや、インスタントとバカにして葉いけない。

いまどきのインスタントコーヒーは美味しい。

特にネスレの「挽き豆包み製法」のインスタントコーヒーは、新しく封を切った時に余りにも良い香りがして、「いい香り～」といつも声に出してしまう。

「挽き豆包み製法」とは、ネスレの説明によると、微粉砕されたレギュラーコーヒー豆の粒がソリュブルコーヒーの粉の中に包まれることにより、同じお湯で溶くにしても今までインスタントコーヒーではなしえなかった「淹れたての香りと味わい」が1杯づつ簡単に味わうことができるという消費者便益を持ったカテゴリーのコーヒーである・・・との事。

一番丁寧に生きていたのは、大学生の時かも知れない。

と言うのは、六畳一間のアパートで玄関とトイレは共同、風呂なし・・・という住環境が、実家とは余りにかけ離れていて、最初ひどく惨めに感じた。

大学と言っても、同級生にはアパート暮らしという人が殆ど居なかった。

親元からお弁当を作って貰って通っている、お嬢さんが多かったのだ。

そういう人達へのひけ目があったかどうか、今となっては良く覚えていない。

何しろ、小学生の頃から「人は人、自分は自分」という事を徹底していたので、人の暮らしぶりに興味も無ければ、羨ましいとも思わなかった。

唯一、お弁当だけは羨ましかったかな、正直なところ。

でも、私は自分で作って持って行くようになったんだ、お弁当が食べたいから。

偉かったね、私。

そして６畳一間のアパートで、ティーポットで丁寧に紅茶を淹れ、手作りのカスタードプディングやタンシチュー、炊き込みご飯などで友達をもてなした。

私の部屋は、友人の溜り場となって行った。

そうは言ってもお嬢様がたの事、酒を飲むでもなく、ティータイムを楽しんだら帰って行くのだが。

ボーイフレンドが隣のアパートに居たから、晩ご飯は一緒に食べた。

勿論、私が作った。

新婚気分だったよ、あの頃は。

晩ご飯を済ませたら、二人で仲良く銭湯に行き、戻ると酒を飲みながらそれぞれの勉強をした。

真面目だったのだ、そういう点だけは。

私が声に出して動詞の活用を覚えたり、短文を暗証したりするものだから、ボーイフレンドは聞き齧りでデタラメのスペイン語を話した。

携帯電話なんか勿論無い時代で、携帯どころか固定電話すら無かったんだ。

私は勉強をした。

わざわざ豊かな親の家を出ただけの価値がある事をしないでは、自分が惨めに思えるだろう。

アルバイトもせず、外食もせず、コンパもダンパも無く、宿題とテストに追われ、ひたすら勉強し、ご飯を作った。

勉強とご飯作りが私のプライドを支えた。

それが今とどうだ。

紅茶はティーバッグに限るよ、だってゴミの片付けが楽だもの。

コーヒーもレギュラーだとゴミが出るからね、インスタントはいいねえ。

冷凍うどんも楽で美味しいよね、安いし。

安くて美味しくて手早く出来て後片付けが楽・・・そういうウルトラ吉野家的指向で決められる飲食。

これで満足とは言わないけれど、まあ、今はそういう時なんだ。

お気に入りのティーポットやカップアンドソーサーなんか使わないじゃん、全く。

何を飲むのもマグカップなんだから。

しょうがないなあ・・・