2014年2月17日 月曜日 (禁煙540日目)
宣言通り、ぼちぼち遡って書いている。
この日は、後半の映画について書いた部分まではアップロードしてあった。
今日は何をしていたかと言うと、「チクチク」を再開したのだった。
「チクチク」とは何か・・・それはジャムのオシッコシーツの補強の為の刺し子、キルティングの事だ。
一度、8枚全部ちゃんとやり終えているのだが、毎日洗濯しているものだから、どうしても擦り切れて来る。
切れてしまってからでは遅いので、細かい針目でチクチク縫って補強するのだ。
何度か書いたね、この事は。
白い布に白い糸で刺すので、目が良く見えない午後には出来ない。
だから朝食後にひとしきりチクチクする。
果てしなく遠い道なんだけど、こういう事が好きなんだな、私。
楽しい。
それに、ゆっくりのんびりやっていたら、ジャムが元気なうちに終わらない。
ジャムも今年はもう13歳。
持病もある事だし、気に入ってこのシーツにオシッコしてくれているうちに、準備万端整えておきたい。
死んでからでは意味が無いのだ。
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ペロ 僕はジゴロじゃなくて
Feb. 17, 2014
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ペロ 食べごろ、なんちゃって
Feb. 17, 2014
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昨夜、明美さんが心配して電話をくれた。
これを書いているのは後日の事だけど、2月17日を「本日」として書く。
だけど内容は、ずっと後日になってから判明した事なのだ。
え~い、ややこしいね、どうも。
明美さんちのショー太郎が昨日2月16日、亡くなった。
電話はその事では無くて、私を心配してくれての事だったのだけれど、私は電話に出られなかった。
声が出せなかったのだ。
喋ると酷く咳き込んで苦しむか、声を出そうとして息を吸い込むと苦しくなるものだから、毎日殆ど声を発しないでいるのだ。
歩いて息が弾んでも苦しい。
酸素を用意すべきか考える。
面倒臭いから「喘息」と言っているが、問題は気管支やアレルギーではなくて、肺の異常なんだ。
検査の結果では、父と同じ状態になって来たらしい。
でも父は、発症してから30年位は生きた。
私もきっと父と同じ位生きられると思う。
ショーちゃんは、ミュウと同じような症状で亡くなった。
ショーちゃんは明美さんの恋人(猫ですけどね)だった。
オス猫っぽいところの少ない、気まぐれで色気のある、女心を弄ぶようなジゴロな猫だった。
何度も会ったけど、ちょっと離れた所で流し目をしてくれていたね、ショーちゃん。
おやすみ、ショーちゃん。
いつかまた会えるよね、私がそっちに行った時。
夜、BSで映画【リトル・ダンサー】を観る。
妹から電話があり、是非観るようにと言われたのだ。
凄く良かった。
この映画が封切られた頃、私は今より遥かに忙しくて、世の中の事を殆ど知らないで生きていた。
仕事と、猫と、山のようなご相談と脅迫に等しい依頼の数々に追われて・・・。
時間は戻せない。
ミュウも返って来ない。
せめてこれからは、こうちゃんと二人、もっとのんびりと楽しい余生を送りたい。
好きな映画を観て、猫を世話して、美味しいものを食べて。
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邦題:リトル・ダンサー
原題:BILLY ELLIOT
2000年/イギリス/111分
監督:スティーヴン・ダルドリー
脚本: リー・ホール
出演:
ジェイミー・ベル (ビリー・エリオット)
ジュリー・ウォルターズ (ウィルキンソン先生)
ゲイリー・ルイス (パパ)
ジェイミー・ドレイヴン (兄 トニー)
ジーン・ヘイウッド
スチュアート・ウェルズ
アダム・クーパー (ビリー・エリオット 25歳) |
ここからは余談。
実は、この映画について書かれた個人のウェブサイトを幾つか読んだのだが、人の観賞眼は実に様々であると感じた。
その中でも際だって勘違いしている素人批評のサイトが目にとまり、あまりの内容に唖然としてしまった。
例えば、何故ビリーがタップを踊れたのかの説明が全く無いと言って、作品を貶しているのだ。
映画の中に散りばめられている布石には気づかないのか?
映画という表現手段に対する理解力が乏しいんだな・・・と気の毒になる。
布石とは、こうだ。
ビリーが面倒を見ていた認知症の祖母は、昔、ダンサーになるのが夢だったと何度も言い、部屋に籠ってフレッド・アステアの映画ばかり観ているというシーンが出て来たではないか。
フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのどっちが良いかと、ビリーが友達と雑談する場面だってある。
11歳という少年の歳で、しかも時代設定は1980年代、アステアの映画を同時代に観ている歳ではないのだが、祖母のお守りをしながら、いつも目にしていたのだ、アステアのタップダンスや、他のダンスを。
そして踊る事に自己表現の喜びを見出した、先生にも才能を直ぐに見出された少年は、習った事はなくとも、矢も盾も堪らず身体を動かしているうちに、これまでにさんざん映画で観たタップが踊れるという事は、全く不自然ではない。
天才とはそういうものだ。
楽譜が無くとも、耳で聴いているだけで難しいピアノ曲が弾ける。
従妹のケコちゃんはそういう天賦の才のある子供だった。
踊る事に才のあったビリーが、習った事のないタップが踏めたとしても、全然おかしくない。
解らないんだな、そういう事が。
あまりにも酷く貶しているのを読んで、可能ならば教えてやりたくなった位だ。
その人は「彼のクラシカルなバレエとリバーダンス的タップの混じった踊りがどのように形成されたのかがまったく説明されていないのは致命的」などと書いてしまっている。
あ~あ、そこまで噛んで含めるように説明しないとイマジネーションも働かず、ちゃんと布石を打ってくれているというのに観ていない、そして理解出来ていないんだなあ・・・そこそこ知的レベルの高さを誇っているようなのに。
そもそも、プロであれ素人であれ、批評家が多過ぎる。
所謂「上から目線」というヤツで酷評すれば、自分がその作品や監督を軽々と越えてしまえるような錯覚をしている人が多い。
批評するのは良いとしても、しっかり観ていないで、およそ見当外れな事を言ってしまったら、それは恥かし過ぎる。
ちゃんと観ようよ、細部まで。
少なくとも批評するならば。 |
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