2014年3月30日 日曜日 (禁煙581日目)
桜、七分咲きでちょうど見頃だ。
なのに雨と突風が吹き荒れて、春の嵐の一日になってしまった。
凄い強風に、桜の木は太い枝を大きくうねらせているが、花弁は散っていない。
咲き始めたばかりのうちは寿命が尽きていないから、雨にも風にも負けないらしい。
儚げな弱々しい花弁なのに、意外と強い。
人間も見習いたいものが桜には色々あるね。
しかし余りの激しい風に、花房ごと千切られて吹き飛んで来るものもある。
運命と言ってしまえばそれまでだけど、酷いよね。
人生にだって、きっとそういう事もあるさ。
晴れの日ばかりじゃない、嵐の日もある。
頑張ろう、あと少しだもの。
|
ジャム ジャムは嵐なんか大嫌い
Mar. 30, 2014
|
|
ジャム そもそも大きな音が嫌い
Mar. 30, 2014
|
|
ジャム でも雨はちょっと好きかも
Mar. 30, 2014
|
ジャムが雨を好きなのは、パパもママも出掛けないからじゃないの?
そして自分と一緒にお昼寝してくれたら、もっと雨が好きなんだよね。
そうはいかないよ、猫じゃあるまいし。
でも、雨の日には猫と抱き合って寝ていられたら極楽だろうな。
生きてるうちは、まだ極楽には行けないよね。
昨日、お昼を食べながらBSの番組を見ていたら、南こうせつが東北の被災地でミニコンサートを開いて「妹」を歌っていた。
♪妹よ、父が死に、母が死に、お前ひとり・・・
聴き飽きるほど聴き慣れた曲なのに、ふいに涙が出た。
会場の聴衆もこうせつも泣いていた。
私など会場の人達のような苦労もしておらず、事情は違うけれど、父と母に相次いで死なれた境遇やその悲しさは一緒だ。
永久に空いてしまった穴は、そのまま埋められずに生きて行くしかない。
でも、それは誰もが必ず経験するもので、個人にだけ特別に起きる事じゃない。
生きて行くものは、悲しみを持ち運び続けるしかないんだ。
自分の死を迎えるまで。
それでも楽しい事も一杯ある。
美味しいものは美味しい。
こんな駄目な私でも、役に立つ事は探せば・・・いや、殆ど探さずとも幾らでもある。
贅沢を求め過ぎているのだ、生きる意味が解らないなどと言う人達は。
私もかつてはその贅沢で我が儘で身の程知らずの傲慢な若者だったから、良く解る。
生きているという事は、それだけで有り難い。
少しは苦労もしたし、この歳になったからかも知れないけれど、心からそう思う。
それでも寂しいよ、母が居なくて。
庭の花桃はまだ開かない。
桜に追い越されてしまったじゃないか。
|
|
花桃の蕾 Mar. 30, 2014
|
日に日に周辺の景色が華やかになる。
様々な花、柔らかな色と手触りの新芽。
冬の間、放ったらかしにしていた我が家の庭ですら、春の息吹に満ちている。
有り難うございます・・・と誰に言うでもなく感謝する、そういう気持ちになるのも、辛く長い冬や孤独な黄昏どきを経験した後に春がまた巡って来る自然の恵みに遭遇出来るせいだ。
人生は2度ない。
でも春はまだあと何度も迎えられる・・・はずだ。
有り難うございます。
美しい春を、そして生かせておいて下さって。
来年もまた桜が見られますように。 |
|
|
|
|
|
京都より4匹の里親募集
クリックして募集記事を見て下さい! |
尼崎より 赤ツナギ さんの里親募集(の一部)です |
※バナーをクリックして募集記事を見て下さい! |
|
|
|
五郎蔵さん
|
おまさちゃん
|
ニニちゃん
|
|
|
|
アキコちゃん
|
ユキちゃん
|
コイちゃん
|
|
|
|
ハルくん
|
モモちゃん |
|
|
赤ツナギさんのブログもよろしく |
|
|
|
|
|
|
|
|