猫雑記20140329

2014年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2014年3月29日　土曜日　（禁煙５８０日目）

桜五分咲き。

気温が高いせいか、開き始めたら、目を離した隙にどんどん開いている。

心が浮き立つ。

待ちに待った桜の季節。

なのに明日はお天気が悪いらしいのだ。

ナム　　　　可愛い可愛いって
Mar. 29, 2014

ナム　　　　それだけ～？
Mar. 29, 2014

ナム　　　　女らしいとかも言ってよ
Mar. 29, 2014

ナムもアンダも、後から加わった家族なのに、一番大きな顔をしている。

それだけ屈託のない、明るい性格だという事かも知れない。

助かるよ、それは。

みんながみんなジャムのように不必要なまでにデリケートだったら、こっちの身が持たないよ。

しかしまあナムちゃんたら、ブリブリに固太りして、可愛いったらありゃしない。

その大きなおめめは、我が家では最大級のおめめだよ。

公園の地面には、雑草が伸びてきた。

その雑草には、小さな花が一杯咲いている。

実際には「雑草」なんかじゃない、いちいち知らないだけでちゃんとした名前もあり、必死で生きている立派な植物なのだ。

タンポポも、タネをバラ撒いて（蒔いて）おいたワイルドフラワーも咲いた。

タンポポ　　　　Mar. 29, 2014

ワイルドフラワー　　　　Mar. 29, 2014

「ワイルドフラワー」では「雑草」と居ているのと同じだ。

でも、タネの袋に「ワイルドフラワー」とあったんだもん。

ポピーと似てるけど、ホントのところは何なんだろう。

今日もニュースを聞きながら思った。

最近、政治家や評論家が頻繁に「スピード感をもって＊＊を行う」という言い方をするのを聞くが、どうして「スピーディーに」と言わないのだろうと。

でもちょっと考えて、直ぐにその理由が解ったような気がする。

勿論、ひとつの流行でもあるのだろうが、流行になる背景には、似通った精神が潜んでいるのだ。

どんな精神かって、それは少しでもリスクを回避したい、責任を取らされたくないという弱さや逃げの精神だ。

そういう精神が、無意識・無自覚のうちにも、表現を弱めてしまうのだ。

「スピーディーに」と言ってしまうと、それは結果を出す事までを約束してしまうようだが、「スピード感をもって」と言っておけば、それは結果では無くてプロセス、やる気、姿勢のみを誓うのであって、決して結果まで約束していませんよ・・・という逃げ道を用意した表現になっているのだ。

そう思うと、それはそれで良く考えた挙句の、デリケートな表現の選択であると言えなくもない。

しかし、自分を安全な場所に置いた上で発言するのは、やはりずるい真似だと思う。

だから聞いていて、何となく嫌な感じがするのだ。

政治家も評論家も批評家も、リスクを負って発言してナンボの商売である。

発言には慎重であるべきだが、熟慮した上で、責任を持つ覚悟の発言をすべきだ。

無自覚のうちにリスクを回避したものの言い方をしていては、性差別と叱られるかもしれないけど、男じゃないね、私に言わせれば。

私の方がずっと男らしいよ。

うん。

ま、私がとれる責任なんて、たかが知れてるけどさ。