2014年7月20日 日曜日 (禁煙693日目)
宵の口に突然また雷。
最初、またどこかで花火大会があるのかと思った。
だけど違った。
昨夜、多分、横浜港あたりで花火が上がっていたからだ。
遠くでドーンと音がするので、ベランダ越しに見てみるものの、大気が靄っており、ぼーっとしか見えない。
霧雨と言えない程の、霧が出ていたのだ。
会場近くに居れば綺麗にくっきり見えるのだろうが、横浜港からここまででは10数キロは離れているので、昨夜のお天気では鮮明には見えなかった。
だから今夜も花火かと思ったんだけど、またしても雷だったのだ。
一昨日の雷と違い、今夜の雷は一気に近づいて来た。
いや、同じひとつの雷がやって来るって仕組みじゃない事は解っているけど、まるで雷が超高速で近づいて来たという感じなんだもん。
ハッキリと雷と判った頃には、ジャムは例によってすっかり怯え、私達が幾らなだめても無駄だった。
ベッドから降り、床でペシャンコになって「おわ~ん」なんて鳴いている。
おわ~んじゃないよ、まったく。ママたちが傍に居るじゃないの。
ジャムはとりわけ赤っぽいサビ猫だから、フローリングの茶色が迷彩色となっている。
ジャムがそれを解ってやっている事なのかどうかは別として、遠目には床と同化して、動かなければ見事に身を隠したとも言える。
流石、子供の頃「忍者だった」と告白したパパの愛娘、習わぬ忍術を使っているのか。
弱虫のテトですら、雷は別に恐くないみたいだね。
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テト 僕は弱虫じゃありませんから
Jul. 20, 2014
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テト 勇ましいとまでは言われませんが
Jul. 20, 2014
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テト 可愛いとは言われます
Jul. 20, 2014
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そうだよ、テト。
カワムラさんにも可愛がられて、いっぱい舐められて育ったよね、テトは。
恵まれているんだよ、カワムラさんに育てて貰えたって事は。
戴きものの固い桃、もちろん生で満喫した後はコンポートを作る。
傷み易い生の果物だけど、こうする事で少しでも長期保たせる事が出来る。
1年のほんの一時期にしか味わえない桃、しかも固いテクスチュアの希少な桃を長く楽しみたいと願うと、やっぱりコンポートは欠かせない保存方法だ。
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桃のコンポート Jul. 20, 2014 |
実際にはジャムとコンポートの中間のような感じに仕上げた。
ジャムほど甘く無く、レモン汁をたっぷり使って酸味を足している。
崩さずに煮る為にひたひたに水も加えるから、桃のエキスと血レモン汁と砂糖に浸る感じに仕上がる。
その贅沢な煮汁を煮詰める代わりに、ほんの少しの糸寒天と共に煮込んで、冷めると良い按配に固まる。
固まると言っても、寒天のようなブリブリした固さではない。
柔らかいジュレ状態になるのです、ゆるくゼラチンを流して崩したように。
実の回りがトロトロして見えるのは、そのジュレであって、実がジャムのようにとろけた訳ではありませんよ。
桃には歯応えを適度に残していて、その按配は缶詰の桃よりも少し固い位・・・とご想像下さい。
生だとポリポリ、カリカリしていた固歯応えだった桃が、固めの弾力のあるコンポートになっていて、もう至福の味と歯応えざますよ。
大きくカットしてコンポートにしても良いのだけれど(缶詰の桃など、小さくカットされているより大きいカットの方が高級ですね)、首のリンパが腫れていて、口を大きく開けると痛いものだから、一口大にしてみたら良い按配だった。
まるで老人の介護食だね。 |
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