2014年 CAT'S EYES & CAT'S HANDS 
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2014年12月2日 火曜日


朝から良く晴れた。

全国的に寒波襲来で寒いらしい。

東京・横浜あたりだけはまだ免れたようだが、今夜からは寒くなると言う。



嫌だなあ・・・本格的な冬が来るのは。

冬の無い国に住みたいよ。





抜歯後の痛みはまだ続いているけど、流石に昨夜程ではない。

しかし普通に食べられるまでには回復していない。

当たり前か。

ルス
ルス    なによお、歯を2本抜いた位で
Dec. 2, 2014

ルス
ルス    ルッちゃんなんか
Dec. 2, 2014

ルス
ルス    もっと一杯抜いたのよ
Dec. 2, 2014


そうだったね、ルッちゃん。

あの時は本当に大変だったよね。

無事に終わって本当に良かった。



ケース・バイ・ケースだろうけど、早い時期に抜歯して歯抜けになってしまう方が、老後に口腔内の問題を抱えずに済むような気がする。

歯の管理と手入れは、人間もだけど、猫にとっては本当に厄介な問題です。



固形物を食べたのは、昨日の昼にこれを食べたきりだった。

大根と里芋の煮物・・・先日作ったら美味しかったので、こうちゃんのリクエストでまた作った。

大根と里芋の煮物
大根と里芋の煮物    Dec. 2, 2014


美味しいねえ、どちらも柔らかくいい按配に煮えて、味付けもちょぅど良かった。

昨日の昼は、これに炊きたてご飯と鮭の切り身の焼いたの、キンピラ・・・と充実のご飯でした。







でも、やっぱり昨夜は痛みで食べられなかった。

そうは言っても鎮痛剤と抗生剤を飲まなければならないので、買って来てあったプリンを半分だけやっと食べる。

いつもなら、あんな小さいプリンでは3個くらい食べないと満足しないのに、チビチビと半分まで食べてギブアップ。

「もう食べられない」と、不貞腐れてこうちゃんに渡すと、迷わずこうちゃんはそれを食べようとするので、「残りは後で食べるんだよ~」と怒る。



勿論、こうちゃんも既に1個は食べているのよ。

痛くて食べられず苦しんでいる私の分まで食べようとしたら、そりゃあ私は怒るよ。

何だか2~3歳児位の兄妹みたいだな。



では何故食べ残しを渡したのかって、そりゃあ「蓋を閉めて冷蔵庫に戻して」と暗黙のうちに要求した訳よ。

いつも私が食べ切れないと、こうちゃんが残さず食べてくれる。

なので、いつものようにこうちゃんは目の前に差し出されたものの残飯整理をしようとしただけなのに、怒られてしまったという訳だ。



可哀相なこうちゃん。

誰でもそう思うだろうな。



でも、痛くて可哀相なのは私の方だ。

少なくともこうちゃんはそう思ってくれている。

駄目な妻を甘やかすのもいい加減にしろ・・・という意見など、愛し合う二人には余計なお世話なのです。

残り少ない人生、愛し合い労り合って過ごさなきゃ、どちらかが死んでから悔いても遅いのだ。




どのみち、この私が「食べられない」事態にいる惨めさなんか、こうちゃん以外の誰にも解らないだろう。

それ位、食い意地で生きているんだ、私という人間は。

ボケ老人だな、まるで。

でも物心ついた頃からずーっとこの有り様なのだ。

食べる事に執着の無い人が羨ましいよ。








ともあれ、麻酔が切れて猛烈に傷むのを、何とか飲み薬だけで押さえなくてはならない。

痛み止めが身体に悪かろうが、この際構わない。

これで痛み止めを飲まずにいられる人間が居るならば、是非お会いして讃えたいよ。



しかし痛みなんて主観的なもので、数値化も比較も出来ないのだ。

私は日頃、「痛みに弱い」と言っているけど、それは卑下しているだけであって、本当は別に痛みに弱くは無い。

あれだけ毎日、1年半も続いた全身の強い痛みを乗り越えられたのだから(自力で乗り越えてはいないけど)、痛みというものには慣れている。



それでも歯の神経を抜いて根の治療をする事や、生えて来ていない親知らずの抜歯は相当痛いと思う。

どちらも麻酔なしで出来る治療とは思えない。

拷問としてなら兎も角。



幸いにも私はそれ以上痛い思いをした事が無いという事でもある。

猫に対してなんか、眼球摘出、断脚、断尾、睾丸摘出や子宮と卵巣の全摘出などなど、いっぱい痛い思いをさせて来た。



ごめんね、猫たち。

でも、それはそれで必要な事だったんだよ。









じっとしていても自然と涙が滲み出て来る位、口を聞くのは勿論、優しいこうちゃんにそっと手を触れられるのも嫌な位、痛い。



でもどうしようもないよね。

我慢する以外に出来る事は無いのだから。

誰だって歯を抜いたら痛いのだ。

根が吸収されてグラグラしていた歯であれば兎も角、しっかり顎の骨に埋まっている健全な親知らずを力づくでこじり抜いたのだから、痛くて当然だよね。



「そこまで私にのしかかりますか?」と言いたくなる位、石原先生は物凄い力を込めて、先ずは親知らずを押し倒した。

そして横を向かせてから抜いたのだ。

押し倒さない事には、歯茎が完全に被っている親知らずだった。

そして押し倒せるように、手前の大臼歯も抜いた直後の事なのだ。



つまりね、昨日は2本いっぺんに抜いたのです。

話がますます長くなるけど、私は持病の膠原病のせいで額関節の炎症が長く続いた。

そのせいで、歯槽骨への炎症を招き、歯槽膿漏でも無いのに根の吸収が始まって、大臼歯がグラグラしていたのです。

そいつを先ず抜いてしまってから、今回問題となっている根性の座った親知らずを抜いたという訳です。

どういう具合に問題だったかと言うと、顎の関節に引っ掛かって出て来られず、痛みが出ていたのでした。

手前の大臼歯を抜かずに、この親知らずを抜こうとしたら、顎の骨を削るような手術になると言われたので、もうグラグラしていて時々炎症を起こす大臼歯なんか抜いてしまえ!と思ったのでした。







親知らずが抜けた時、ピッと何か細長いものが抜ける感覚が一瞬あった。

あれは神経だったんだろうか。

今までに感じた事の無い感覚だった。



抜けた後にも、骨をガリガリ引っ掻いているようだった。

あれは何をしていたのだろう。

ガリガリした後でまた掴み出していたようだったので、根が折れたのを穿り出したのか、それとも残った神経を引っ掻き出していたのか?



石原先生はいつだってとても丁寧で、雑な治療はしない。

もうそれ位で良いのに・・・と思う事すらあるけど、素人が判断出来る事では勿論無い。

私がせっかちで辛抱が足りないだけなのだ。

特に噛み合わせの様子を見るのに、とても時間を掛ける。

今回は2本抜いて縫っただけだけど、先生も疲れるだろうなあ・・・と思いながら、私もぐったり疲れた。

力入りましたからね、抜かれる側も。







会計をしている間にも、どんどん麻酔が醒めて来た。

早く帰宅してご飯を食べ、それから痛み止めを飲もう。



実はこうちゃんが車で待っていてくれたのだ。

待たせていると気が気ではないし、ゴマから目を離したくないから家に戻っていて頂戴とお願いしたんだけど、聞き入れなかった。

「じゃあどこかのファミレスでお茶でも飲んでいて」と言うと、そんなのは嫌だと言う。

一人で車に居る方が気楽だと言うのだ。

日が暮れて暗いから、車の中でシートを倒して寝ていても目立たないだろう。

幸い、昨日は暖かかったし、ラジオを聞いているから退屈はしないよと言う。



いや~、やっぱり待っていて貰えて良かった。

とても電車とバスで帰るなんて出来なかっただろう。

誰もいなけりゃ、するしかないのだけど、辛かっただろうな、恐ろしく。

その昔、仕事を抜けて近くの病院で平滑筋腫を切除する手術をし、職場に戻って仕事をした経験があるけど、あの時は麻酔が切れて来たら痛くて、結局早退した。

勿論、誰も車で待っていてなどくれないから、タクシーで帰ったのだ。

基本料金で帰れたからね、道玄坂の会社から代官山のアパートまでは。






痛みで口もきけずに乗っているのだけど、車が道路の舗装が悪くてガタガタ揺れると痛みが増した。

私は車中でも、帰宅してからも、ず~っとおとなしく過ごした。



でも、おとなしくして我慢しているだけでは済まない。

始終、口の中に唾液と血が溜る。

それを吐き出さないではいられないのだ。



しかし粘度の高くなっている血と唾液を、痛い口から吐き出すのには、一種の技が要るのね。

今まで意識した事が無かったけれど、色んな筋肉や舌を使わないと、喉の奥に絡み付いた粘度の高い唾液(殆ど痰だ)は切れないのね。

ダラダラと垂らしておけば済むというものではない。

血を吐き出すのは意外と大変。

喉と歯茎と顎の骨と首のリンパの痛みのせいで、呑み込むのも吐き出すのも大変だと知ったよ。



そしてじっとしていても、ズキンズキンと顔が痛む。

横になると口に溜まった唾液と血でむせるので、誤嚥でもしたら厄介だ。

じっと座って痛みをこらえ、時々吐き出しに流しに向う。

赤黒い血がたくさん出ている。

いつまで血が出るのか。







私は戦艦の上で麻酔もなしに手や足を切断されたという昔の負傷兵の話を思い出したり、映画【ジョニーは戦場へ行った】のジョニーはさぞかし痛かったんだろうな・・・などと思いながら、一晩中じっと耐えた。

痛み止めは効いているのだろうが、それでも普通に抜歯した程度にも軽減されない。

顎の骨の辺りが腫れているのが、鏡の中の自分の顔を見て解った。

風邪でも無いのに、喉の奥の痛みが酷く、扁桃腺が酷く腫れた時のようだ。

唾を飲み込むのも一大決心が必要だ。

なのに血と唾液がひっきりなしで出て、口の中に溜る。



唾ってひっきりなしに出ると鬱陶しいけど、出ないとそれはそれで色々と困るのよね。

私、シェーグレンなのに、昨日は随分と唾液が出たなあ。




今日の夜になってもまだ痛みはあって、まだあと3日間くらい痛み止めを飲まないとならないみたいだけど、いつかは治まる痛み、いつかは塞がる傷、そしていつかは終わる苦しみだと思って、時間が過ぎるのをじっと待つしかない。

ジョニーの痛みなんか想像するまでもなく、身近に良い見本が幾らでもあるじゃないか。

クロちゃんも、モアも、みんな口の中の痛みでのたうち回った。ゴマも現在まだそれが続いている。

私にも我慢出来ない筈がない。



だけど動けず、喋れず、食べられず、呑み込めず・・・

近年味わった事の無い地獄を味わった。

この日記を書いている今は、翌日の夜だ。

痛み止めが効いているのと、痛みそのものが幾分マシになったので、PCに電源を入れた。

しかし仕事するのはまだ無理そうだ。





朝から痛み止めを飲む為にプリンと杏仁豆腐と、生クリームたっぷりのロールケーキを食べたが、しょっぱいものが食べたい。

今夜は乾麺を茹でて、煮込みうどんにしようかな。

私には具は無しね。

つるつる呑み込めるものだけの煮込み素うどんにして、里芋と大根、しいたけなどの具はこうちゃんに全部あげようね。



そしてまたプリンも食べるのよ。

だってプリンは、歯を抜いた後のお約束だもの。

 
「げんた」と「ステラ」、引き続き宜しくお願い致します。

げんた、去勢手術も無事に終わり、元気一杯のようです。

画像では大人びて見えるかも知れませんが、まだまだ仔猫です。

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そしてステラ。

性格の明るい茶白の例に漏れず、人間にも大人猫にもベタベタのようです。可愛いですね~。

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my sweet boys !

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