2015年3月13日 金曜日 |
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だいぶ暖かくなった。
朝晩は冷え込んでいるし、まだ来週には寒さが戻るらしいけど、今日は陽射しも空気の感じも春だ。
どこかへ出掛けずにはいられない。
どこかって、どこへでも行ける訳じゃない。
日用品か食料品の買い出しだけでも追われているのだ、現状では。
きっと11人も子供のいるお母さんも、同じだろうな。
もっと大変か、人間の子供は服も着るから洗濯物が多いだろうし、キャットフードだけ食べさせて済む訳じゃないからね。
ゴマがご飯とトイレをタイミング良く済ませてくれたら、次のオシッコまでの間隙を縫って、2~3時間くらいは留守に出来る。
下手をすると帰宅した時には床が水(オシッコ)浸しなんだけど、今日のタイミングならば大丈夫だろう。
今日は昼を外で食べがてら、「イオン」に買い出しに出掛けよう。
イオンのプライベートブランドの、安い洗濯槽クリーナーを買い込みたいんだ。
実は昨夜、アンちゃんに大量ゲロッパされた毛布と猫ベッドを洗った際に、何か紙が紛れていたようで、洗濯が終わったら大変な事になっていた。
そのゴミをすっかり綺麗にするには、とても時間と水が必要だった。
ついでに洗濯槽に付いた水アカ汚れにも気づいたので、泣きたいような気分で一晩中掃除し続けた。
まったくもう、どう考えても几帳面な二人が、気づかずに紙なんか一緒に洗ってしまうとは思えないのだけど、でも実際には毛布やベッドにこびりついた、溶けた大量の紙が存在していたのだ。
訳が解らない、一体何がどこに紛れていたというのか。
下洗いだってしてから洗濯機に入れたというのに。
その量たるや、メモやレポート用紙1枚とか、ペットシーツ1枚なんてもんじゃない、新聞紙だったら夕刊1日分そっくり全部・・・という位の量だった。
そんな大量の遺物が紛れ込むとは思えないじゃないの。
どういう現象なんだ、一体全体。
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ルス あら、それは大変だったわねえ
Mar. 13, 2015
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ルス 言ってくれたら、ルッちゃんがお手伝いしてあげたのに
Mar. 13, 2015
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ルス 傍でコロンコロンしてお手伝い・・・なんちゃって
Mar. 13, 2015
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はいはい、ルッちゃんはうちで一番頼りになるお姉ちゃんだものね。
ゴマがボケてしまった今では、ルッちゃんとイオちゃんが頼りよ。
いつまでも元気で居てね。
先日みたいに死に掛けたりしないで下さいよ。
それでもいつかは逝っちゃうんだよね。
買い物を済ませ、遅めの昼を車の中で済ませる。
イオンのパン屋で焼き立ての惣菜パンを買い、駐車場で食べたんだ。
ちょっと侘しい。
それでいてパンというシロモノは、意外に高くつくのだ。
あ~あ、そろそろ自分でお弁当を作って、また車中ピクニックを楽しもうかな。
ドライブったって、5分くらい走るだけの場所しか行けないけれど、外で食べるって楽しいんだもん。
夕方、仕事に集中していた時、公園からボールを蹴る音が聞こえて来た。
ああ、また誰かが禁止されているサッカーをしているな。
暫く我慢していたけれど、意外に大きな音が響くので、次第に苛々して来た。
うちの庭と言っても差し支えないほど近距離のところで、ボールを力一杯蹴っている音なのだ。
いまどきは、中学生・高校生も恐しい子供たちが居る。
多摩川の河川敷で中学1年生を殺害したという高校生(中退)たちは、横浜市内の公園で別の傷害事件も起こしていたらしい。
意識不明の重体だと言。
同級生を殺した女子高生もいるし、これらの殺人に限らず、殺してしまう事までをも含め暴力を行う事が平気な少年少女が増えているのは確かだろう。
狭い範囲で近所の人達を5人も殺したらしい、精神疾患を持つ男性も捕まっている。
何故人を殺しても平気なのだろう?
殺したいほどの憎しみや怒りがたとえあったとしても、実際に殺すなど、とても普通の神経では出来ないと思うのだが。
ともあれ、どこに狂気や異常心理が潜んでいるか解らない世の中になっていて、公園で禁止されている野球やサッカーを注意する人など殆どいないのも解る気がする。
でも私は、出来るだけ優しく声を掛けたよ。
「この公園じゃサッカーは出来ないのよ」
中学3年生位か、高校1年生位か・・・という少年が一人でボールを蹴っていた。
直ぐにやめたけれど、こうちゃんは、あの子は前にも2度ほど注意してやめさせた事があると言う。
解っていてやっているのだ。
私は手にデジカメと携帯電話を持っていた。
携帯は何かあれば110番通報する為、カメラは悪質な事があれば証拠写真を撮れるかな?とも思ったけれど、どちらも出番が無くて良かった。
折角持って行ったデジカメなので、暗くなり掛けていたんだけど撮影もしてみた。
これはカワムラさんの桜の木の下に植えたアジサイだ。
枯れたようになっている枝から新芽が出て、こんなに育っている。
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公園のアジサイの新芽 Mar. 13, 2015
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アジサイは剪定しておきますと公園管理の担当者は言っていたのに、していない。
だから今更だけど、新芽の先で枯れた枝と、かすっかりひからびた昨年の花殻を剪定しておいた。
剪定はしていないけど、斜面の上の家の苦情で、斜面の木々はどんどん切り倒しているものだから、もはやツルツルだ。
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公園の無残な斜面 Mar. 13, 2015
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事故でも起きない限り、問題視される事はないのだろう。
同じ市内で土砂崩れで死者が出たのは昨年の事だけど、対岸の火事ですらないのだろう。
私と同じ意見なのは、同じ斜面の上に一番歩から家を持つS翁だ。
Sさんも、ご近所に意見を求めたけれど、誰も耳を貸さないと言う。
崖崩れのリスクよりも、枯葉や枝が及ぼす弊害を無くさせる方が優先課題なのだろう。
何度も書いてきたけれど、Sさんはこの高台からの眺望に惹かれて家を建てた。
当時、この崖の上にはSさんのお宅だけがそびえたって見えたけれど、今ではずらりと並んでいる。
Sさんはどうしているだろうと想いながら見上げたけれど、灯りはついていなかった。
行動的な人のようだから、今日は暖か家佐田氏、お出掛けしているのかな。
そろそろ暗くなり始めた東南の空に、切り倒されずに残っている数少ない大木と、その上にそびえ立つSさんの家のシルエット。
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黄昏の空に浮かぶ冬枯れの木々とS翁の家 Mar. 13, 2015
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こちらは、別の方角で、急斜面ではない方にある木々や、公園と隣接した家々のシルエット。
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公園の木々と夕暮れの木々 Mar. 13, 2015
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この木は切られていないけれど、右手に少し写り込んだケヤキは、無残に剪定されているのが見える。
これも隣接するお宅からの苦情で切られてしまった。
落ち葉が嫌なら公園の隣になど家を持つなと言いたい。
緑や桜の借景に恵まれているのに、メリットを有り難がるよりデメリットを許さないのだ。
呆れるね。
すっかり暗くなってしまったので、家に入る事にする。
玄関まで来ると、街灯の光でオブジェに面白い影が出来ていたので撮ってみた。
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夜の玄関の外壁 Mar. 13, 2015
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サッカー少年のお陰で、思い掛けない写真が撮れた。
有り難うね。
でもサッカーはダメよ、こんな狭い公園では。
きっと遊び場所を探すのに苦労するんだろうし、いまどきの子供たちは大変だなとも思うけど、サッカーや野球が禁止されているのには理由があるって事、理解出来ない年齢じゃないよね。
何もかも思い通りにはならないよね、子供だって大人だって。
ルールを守りながら、人に迷惑を掛けないようにしながら、その上どうしてもで譲れない自己主張をすれば良い。
それで叩かれる事もある゛たろうし、だからと言ってそれで潰れてしまうようじゃ、長く苦しい人生、とても生きて行けないよね。
でも叩かれ続けて来た私が言うんだから、間違いないって。
いちいち潰れたところで誰かに救っては貰えないし、それどころか潰そうとしている相手を喜ばせるだけだ。
人生は余りにも短い。
いつまでも落ち込んでいたり、ひねくれていたり、折角役がついている舞台を降りている時間は勿体ない。
私はケチだから、あんまり無駄をしたくないんだ。
それなのに、過去には一杯無駄をしたねえ・・・もうそんな余裕はないよ、しっかりやれよ、私。
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