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2017年1月12日 木曜日 |
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寒い、寒い。
アンちゃんのベッドは天蓋に覆われていて、その外にも内側にもオイルヒーターを備えている。
だけどそれでも時々クシャミをするので、湯たんぽも使い始めた。
寒いせいでクシャミが出る訳ではないと解ってはいても、何かをしないではいられない。
もしかしたら、この場合の湯たんぽは、飼い主の精神安定剤でしかないのかも知れない。
24時間、全室くまなく暖房していてポカポカのせいか、折角手間暇かけて湯たんぽしてやっても、それに乗ったり抱いたり寄り添ったりしてくれる猫は一匹もいない。
だから今、稼働している湯たんぽは2個だけ。
それも冷めて来た時の取り換え用で、本当は1個でも済んじゃうんだ。
湯たんぽを保管場所から取り出したら、保温袋にゴマの毛が付いていた。
去年の冬には、ゴマに湯たんぽしていたんだなあ・・・と思い出す。
目頭がツンとしてくるけど、泣いちゃいられないぞ・・・と気を逸らす。
ゴマだけじゃないんだ。
何につけ、死んだ子たちの生きた証と触れる事ばかりで、その都度泣いていたら一日中、一年中泣いていなきゃならなくなる。
こっそり3秒くらい泣いたら、洟をかんで働く。
私も夫も、そして生きている子たちも、しっかり味わって楽しく生きなきゃ勿体ない。
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チャイ 僕は楽しいよ
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チャイ メラちゃん、寝てるの?
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チャイ 僕もそっち行くね
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チャィがいるのは、窓際のキャビネットの上。
みーちゃんのお気に入りのお昼寝場所だった。
みーちゃんは8年前の1月に、朝食後、そこでお昼眠したまま逝ってしまった。
6年前の母も、眠ったまま逝ってしまった。
「じゃあまたね」
みーちゃんにも母にも、最後に掛けた言葉は同じだった。
明日は母の誕生日だ。
毎日、殆ど一日中、死んだ猫たちの事を想い、死んだ友の事を想い、死んだ母の事を想う。
生きている者は、こんなにも多くの死を身にまとうものなんだな。
そうしながら、暮らして行くんだな、あと暫く。
しっかりやろう、折角生かして貰っているんだから。
時々書かずにいられない「嫌いなCM」。
その1.
第一生命の、ラップのCM。
特に小学生みたいな男の子のラップが堪らなく嫌だ。
態度も歌詞も虫唾が走る。
そもそもラップ自体が好きではないのだけど、日本人の、しかも子供にああいう態度(ポーズというべきか?)は似合わない。
この件に関しては、もっと言いたい事があるんだけど、差し障りがあると思うのでやめておくけど、現在、不快なCMのトップだ。
その2.
「龍角散ダイレクト」の、立川志の輔のCMの中、高座での落語の一部、「どこ行きやがった」というフレーズが不快で仕方ない。
落語の他の部分ではダメだったのか。
立川志の輔そのものは嫌いじゃないし、「ためしてガッテン」の司会っぷりはむしろ好ましいんだけど、CMの演出家のセンスが私には合わないという事かな。
その3.
「どんな部屋、借りちゃう?」と髪の長い女優が言うCMの、このセリフの抑揚が気になって仕方ない。
「借りちゃう?」の抑揚が、「どんな部屋」の後に続く場合だと間違いだ。
「この部屋借りちゃう?」の「借りちゃう?」と、「どんな部屋借りちゃう?」の「借りちゃう」では、違う。
これも演出家が気にならないのかと不思議でならない。
小さな事にこだわってあげつらう、嫌な性格だな。
でも、いずれのCMも矢鱈と耳にする頻度が高いから、これが始まると音を消すかチャンネルを変える。
二人ともそうなのだ。
感性が同じなんだろうな、やっぱり。
今日も二人で、小さな事で大笑いした。
何があんなに可笑しかったんだろう?と、今思い出すと不思議だけど。
着替えているこうちゃんの手足が長くて細くて、「そんなナナフシみたいな身体」と言った途端、笑いが止まらなくなった。
幸せな事だ。
二人揃って生きて居られて有り難いとつくづく思う。
ナナフシのように痩せさらばえようとも、生きていてくれたらそれだけで良いや。
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