2018年3月19日 月曜日 |
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凄く暖かい。
横浜でも桜の開花宣言が出たようだけど、うちのあたりは所謂「横浜」と言われる場所より少し寒いのか、まだ開花と言える程ではない。
それでも今日の暖かさが後押しして、明朝には咲いているんじゃないかな。
例年なら1月に満開になっていた水仙が、今ちょうど満開だ。
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玄関の水仙 Mar. 19 , 2017
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水仙の球根を植えたのは何年も前で、その後ずっとほったらかしにしている。
それでも毎年、実に健気に芽を出し、花を咲かせてくれている。
球根を植えた数年前には、庭で死んでいた野鳥をここに埋葬した。
庭はコンクリートで、土の庭は玄関前の僅かなスペースしかなかった。
だからここをお墓にするしかなかった。
この水仙は、あの鳥に養分を貰っているような気がしている。
無理な事は解っているけど、私も死んだら土葬され、微生物に分解されて土になりたい。
棺桶すら要らない、裸で土に埋めて貰って余すところなく土になれたら最高だ。
ああ、でも骨や髪の毛は残ってしまうのかな。
しかし水仙もこう暖かいと、桜の開花と入れ替わりで枯れるんだろうな。
本当は球根を掘り上げておくらしいんだけど、管理方法がよく解らないし、今年もほったらかしだろうな。
ごめんね、うちの庭の花たち。
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2016年のメラオ アタシもそこに埋めてね
Mar. 19 , 2017
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それは無理だよ、メラオちゃん。
そこはとても狭いんだ。
貴女のように大きな猫は、とても埋めきれないよ。
それにいずれここを手放したら、家は取り壊され、整地する時にショベルカーで掘り返されてしまうだろう。
だから貴女たちもパパもママも、みんな火葬するしかないんだよ。
でも、お骨はいずれどうなるんだろ?
我が家は子孫がいないから、諸々の後始末を後世に任せて死んでしまうという事が出来ない。
家や家財道具だけでなく、遺骨までが他人にとっては処分に困る厄介なゴミとなるのだ。
やっぱり猫たちの分だけでも、お骨は粉にしてしまわないといけないかなあ・・・と考えている。
粉になっていれば、土に混ぜてしまっても問題ないんじゃないかな。
いつものペットの火葬場に依頼すると、火葬代と同じくらい料金は掛かるけど、お骨をすっかり粉にしてくれるらしい。
うちの子たちの分をまとめてお願いすると、中古車が買える位の費用が掛かる。
ミルが手に入るなら、自分で粉にしたい。
お骨はコーヒー豆よりずっと固いよね?
お墓はどうなんだって?
お墓だって守ってくれる子孫がいてこその価値であって、無縁仏のお墓がいつまで存在していられるか・・・
元々はこういう時の為にある言葉なんだろうな、「後は野となれ山となれ」って。
いや、野にでも山にでもなれれば最高なのだけれど・・・
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夜廻り猫 1,2巻(3巻も出てるよ)
著者:深谷かほる |
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