2018年4月13日 金曜日 |
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夜明け前、イオはペリーの元に行った。
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最近のイオ
Apr. 13 , 2017
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とても穏やかな最期で、静かにただ息をするのを止めたという感じだった。
夜中に見た時には、ベッドの縁に顎を乗せて静かに呼吸していた。
その姿勢で眠ったまま、旅立ってしまった。
ペリーが迎えに来てくれたんだよね?
それともペリーはイオの傍らで待っていて、一緒に天国に昇って行ったかな。
ペリーは桜の満開の中、イオはクラブアップルの満開の中。
本当にイオとペリーは最後まで仲良しだった。
ジニーとレンの時と同様、離れてはいられないとばかりに相次いで逝ってしまった。
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ペリー イオ姉ちゃ~ん
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イオ お迎えに来てくれたと?
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ペリー もうずっと一緒よ
Apr. 13 , 2017
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そうだね、ずっと一緒だよ。
パパもママもそのうち、遠からず行くから待っててね。
またお出迎えしてね。
私たち夫婦にもペリーにも、イオはたくさんの愛を与えてくれた。
イオがやって来た大雨の日の事は忘れない。
イオ、有り難う。
サビ猫らしい賢こさと敏感さを持ち、当然の事ながら光り輝くばかりに美しく、陽の光を浴びられる窓辺は、イオたちサビの独壇場だった。
少し控えめだけど甘えん坊で、強くて優しいイオ。
元親さんの手元で母親やきょうだいと1年間じっくり一緒に過ごしたせいか、人や猫を愛する事も愛される事も、喧嘩の仕方も良い按配の距離感も学んでから来てくれた。
イオを託して下さった元親さん、本当に有り難うございました。
イオの母猫がまだ健在と聞いて、娘を先立たせてしまった事を母猫に申し訳なく思います。
午後、火葬に連れて行きました。
風も無く、とても穏やかな日でした。
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夜廻り猫 1,2巻(3巻も出てるよ)
著者:深谷かほる |
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