2018年4月17日 火曜日 |
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お天気下り坂らしく、冷たい風が吹いている。
首や頭が痛いのは、低気圧接近のせいかな。
食べる時、顎を動かす度に首のリンパが痛い。
それで噛むのが苦痛で、こんん場合には流動食がいいなあ・・・などと考えつつも、何だろうと自分で作るしかないので、面倒で普通のご飯を食べている。
ああ痛い。
でも痛いのは生きているからこそだ。
痛くとも、悲しくとも、生きる事こそがお仕事なのだし、生きているだけでめっけもん、幸運と思える。
こうして猶予を貰えている事に感謝して、「猫を守る」事の次の目的である「お片付け」をしなくちゃ。
家を処分する為のお片付けね。
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2016年のナム そうそう、お片付けよ
Apr. 17 , 2017
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解っているんだけどね・・・今はまだ猫さまのお世話を口実に、先延ばししてばかりなんだ。
いつか是非、妹に片付けの手伝いに来て貰いたい。
会社を退職したら、時々来て、一緒に楽しくお片付けしようよ。
それで唐突だけど・・・いや、話の成り行きからしたら全然唐突ではないけれど、私が死んだ後の話をしたい。
妹の頭にもしっかり刷り込んでおいて欲しいので、一度書いた事も繰り返し繰り返し書いておかなきゃ。
私がこうちゃんより先に死んだら、妹に引き取って行って欲しい物が何と何で、それはどこにあるのかを伝えておかなければいけない。
勿論、私が申し送りし損ねた物であろうと、全て妹の好きにして貰って構わない。
こうちゃんは私の遺品など愛しんでいる暇など無い。
私に先立たれてしまったら、一人で家財道具と家を処分するのに忙しいはずだ。
妹が私の持ち物を出来る限り持って行ってくれないと、私の後にこうちゃんも死んだ時は、全く私とは関わりのないこうちゃんにだけ血縁のある人たちが、土地建物も家財道具も相続する事になってしまう。
そうなると、妹には法的には手も足も出ないのだ。
私の大切にして来た愛着のある道具類を、私の知らない人たちの自由にされるのは我慢ならない。
その人たちにとっても迷惑なゴミでしかないはずだし、そういう不幸な成り行きを避けるよう準備していおく事は、先立つ者の責任なのだ。
私にとっては辛い事だけど、こうちゃんが先に逝く場合は、昨年作成した公正証書遺言により私が相続する。
なので、その後に私が死ぬ分には、問題なく妹に相続の権利がある。
それでも共に暮らしていない妹が、私の家財道具一切を処分するのは、とてつもなく大変な苦労だろうと思う。
若ければまだしも、その頃には妹もお婆さんなのだし。
だから私もこうちゃんも二人で元気なうちに、この家を処分して、妹の家に同居させて貰うのがベストなのだ。
しかし、それがそれが叶わずに私が先に死んだ場合の事も考え、申し送りしておかないといけないと、つい先日も妹と電話で話していた。
老人の孤独死の増えている昨今、行き場のない遺骨を自治体がたくさん保管しているとニュースで聞く。
不動産や有価証券など無くても、公正証書を作るべきとまでは言わないが、葬式やお墓の希望も含め、死んだ後の事についての申し送り事項は、生前にマメにアップデートさせる心構えが望ましい。
なのに日本人はメンタルが湿っぽいせいなのか、生きていてまだ元気なうちからそういう準備をする事を避ける精神文化のようだ。
特に私たちの前の世代までは。
これから死んで行く私たちの世代はもう少しドライになっているのか、それとも前の世代の失敗に立ち会って懲りているのか・・・尚且つ、単身者や子供のいない独居老人が増える傾向にあるせいか、自分の死を準備しておきたいと考える人たちが増えているようだ。
結婚はしていても子供がいなければ、いつかどちらかが必ず独居老人になるのだ。
夫婦ともに自分たちの死後の事をきちんと考えて生きないと、無責任な死に方をしてしまう。
私もとっくに「死後ノート」は作ってあるけど、全ての雑貨までは列記出来ていない。
夫以外ではたった一人の身内である妹とも、日頃一緒に過ごすどころか殆ど会えていないのだから、申し送りたい物に関しては画像でも残しておかないと解らないだろうな。
そうしておいて、最悪、優先順位の高い物・私が大切にていた物だけでも妹に持って行って貰えるようにしよう。
財産価値のあるお宝など無いけれど(勿論、無い)、大事にして来た鍋や食器、小さな蒐集品などは、ゴミにされる前に妹に持ち帰って欲しい。
という事で、ひとつずつ撮影を始めてみた。
その1つ目。
これは、とても大切にしているガラスの塩壺。
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ガラスの塩壺 Apr. 17 , 2017
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こういう大きさ Apr. 17 , 2017
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食器棚に鎮座してます Apr. 17 , 2017
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こうちゃんから私へのプレゼントだった。
流石に我が夫、シュミが良い。
夜になって、とうとう雨が降り始めた。
明日も雨だと言う。
首が痛い。
もう寝よう。
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夜廻り猫 1,2巻(3巻も出てるよ)
著者:深谷かほる |
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