ジャム 

子供じゃないわ 

Sep.26,2001
 
 
 
 
 

ポインタを置いて下さい。
ロールオーバーします。

ジャムは子供だ。生後半年を過ぎたが、基本的には赤ちゃんである。今だ動くものには抗しがたい本能的な衝動を覚えてしまうし、ゴマにも大変に赤ちゃん扱いされている。しかし、こうちゃんがトイレに行っている間中ドアの前で待ち、戻ると「どこに行ってたのよ!」としつこく大きな声で抗議している。私にはあまり抗議しない。何となくその鳴き声が今までと違う。かと言って、グネグネと発情特有の動きは見せないのだが、お尻ポンポンしてやると尻尾を横に寝かせる事があるのだ。これは・・・・・!?と感じるものの、オスはいないのだし(ごめん、ミュウとジーコ)焦る事もないと思うが、あの小さかったジャムが大人になりかけているのかと思うと感無量だ。貴子お母さんも同じ気持ちだろう。10月にし不妊手術かなあ・・・。

アインはあんなひどい発作の後の割には、奇跡的に落ち着いている。獣医さんと今日、もう一度良く話をした。呼吸困難が起きているものの咳は出ていないし、肺の問題ではなさそうだ。肺水腫を起こしているとすれば、何の処置もせずに呼吸困難が回復するという事は考えられない。4度の発作とも自力で状態を立て直しているのが何とも不思議ではあるが、先日の心電図の結果だけ見ても心筋症であると判断して構わないだろう。次に発作が出た時に、利尿剤の注射を急いでしてあげなさいと言われる。但し「カワグチさんにこういう事を言いたくないんだけど・・・」と断ってから、「突然死の可能性が非常に高い事は覚悟しておいた方がいいね。」と言った。静かな気持ちで聞く事が出来た。可哀想で涙は出たが、受け止めなくてはならない事実だろう。先生もこれ以上の検査をしたところで治る事はないから、特にストレスや環境の変化に弱い子なので一番安心出来る状態をキープしてあげられるようにするのが良いだろうね・・・と言って下さった。兎に角、アインの求めるままにしてあげたいと思う。四六時中抱っこされたい子なのが大変ではあるのだが、死んでしまったら抱っこもしてあげられないのだ。

それにしても、どうして1時間程で発作が治まったのかがどうしても謎として残るんだけどね・・・と先生は言う。私は内心、発作の間中「気」を送り続けていたせいだと信じている。こうちゃんと私の「気」、そして本当にたくさんの方々やその飼い猫ちゃんの「気」まで送って戴いて、アインは今日も生きています。有難う!
 
アイン

眠り猫

Sep.26,2001


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