やがて雨になるかも知れないので降りだす前にと、徹夜明けでそのまま早朝のエサやりに行く事にした。連休中の朝の５時過ぎ･･･流石に鶴見・川崎の工業地帯に向かう道は空いている。しかし秋の交通安全週間だから、決してスピードを出し過ぎないように気をつけて行った。そうそう毎年スピード違反で捕まって堪るか！
早朝のドライブは凄く気持ち良い。深夜より遥かに。それはそうだよな。明るくて視界が開けているから、気持ちにゆとりがあるのだ。しかも渋滞がないときている。これからは徹夜して夜明けのエサやりに変更か？（しかし実際は連休でもない限り、工場地帯に向かう道は大型車両で早朝から混雑するのだ。ご苦労様。） 朝のエサ場には、既によりこがいた。今あげるよ・・・と言いつつ缶詰を次々と開けていると、ブスアカ２号も来た。しかしブスアカという名前はいかにも可哀想なので、今日から「カワムラさん」と呼ぶ事にした。私の読み終えた『海辺のカフカ』を今度はこうちゃんが読んでいて、カワムラさんをいたく気に入ったようなのだ。同様に、こうちゃんは「ナカタ」さんもも好きらしい。しかしナカタさんは人間なので、やはりブスアカは「カワムラさん」と改名する事にする。チャチビさん、そういう訳ですので、「カワムラさん」でお願いします。 カワムラさんには、まるごとイワシの缶詰に抗生物質を混ぜてあげたら、今日は私の見ている前でもじっくりと良く食べた。鼻詰まりの呼吸音がそう酷くなかったので、匂いが判るようになって来たのかも知れない。キジ白も来ていたが、この子は片方の目がちょっとおかしい。この子にも抗生物質入りのご飯を食べて貰う。よりこはさっさと自分の分を食べ、とぼけた顔をして毛繕いをしてから行ってしまった。今日はカワムラさんも毛繕いをしていたので、きっと大分調子が良いのだろう。薬の必要なかったかな？とも思うが、今日からぐっと冷えるらしいので一応大事をとろう。 ふと見上げると、ハナクソが隣の家の屋根の上から私達を見ている。ハナちゃん！と何度も名前を呼ぶと、少しずつ下りて来た。塀の縁まで来ると、目と耳だけ出して隠れている。カワムラさんもキジ白も誰もいなくならないと、下までは降りて来ないみたいだ。キジ白には、キジマさんと名付けることにしよう。名前のどこかに、個体識別出来る特徴を残しておかないと、だんだん判り難くなるから。ティムやパティでは、カッコ良過ぎた。ゴマもアカもハナクソもよりこも身体的特徴からきている訳だ。カワムラさんは別だけど・・・。 帰り道、どこかに寄って美味しい朝食を食べたいと心から思ったが、そんな時間（まだ７時少し前だった）から開いているのは、デ●ーズ位しかない。しかしファミレスの朝食がそんなに美味しいとは思えないので、うちに帰ってから仕方なしに作るのが一番だ。兎に角、米の飯だけは美味しいのを食べたい。パサパサした艶の無いご飯や、一粒ずつがハッキリしないようなベタベタしたご飯なら、いっそ食べない方がマシだ。うどんだろうが蕎麦だろうがスパゲッティだろうが、腰のない状態のものは気持ち悪い。食べる事に卑しいようだが（実際、卑しい）、カーボン食には特にうるさいのだ。 帰宅すると、出掛けに直しておいたジグソーパズルマットがまた分解されていた。犯猫は解っているが、敢えてここでは書かない（さんざん言い尽くしたが）。偶然マットの上にいたジーコにカメラを向けると、あたかも犯人がシラを切るかのようにそっぽを向いたが、ジーコを疑ってはいないから安心しなさい。真犯人は私と目が合うと「どこ行ってたんだよ？！」とでも言うかのように「ニャンッ！」と一声鳴いた。マヌケな顔をしている割に、なかなかふてぶてしい奴だ。 昼過ぎにスバルのディーラーの担当者から電話があり、近日中に６ヶ月点検を予約した。別段調子は悪くないが、最近ブレーキペダルを戻す際にキーキー音がするのが気になる程度か。シートの座り心地は最悪だけど、それは元々だから仕方ない。インプレッサなんて、ただ速く安全に走る為だけの車なのだから。一応ワゴンで捕獲器もしっかり積めます！という体裁はとっているが（スバルがそう言っている訳ではない、私達が買い替えの際に引っ張り出した詭弁である）、運転してナンボという車種なのだから、乗り心地に文句を言ってはいけない。しかし長時間乗っていると流石に腰にくる。なるほど、あまり壮年世代が選ばないはずだと納得する。 しかし今日ある人のサイトへ行ってみたら、あまり年が違わない大人だけれど同車種のＳＴｉバージョンに乗っている事が判かってニンマリした。後で判った事だが、その人は以前ラリーをやっていたらしい。ラリーは是非挑戦してみたいけれど、車が痛みそうだなあ。腰も懐も痛むだろうけど。その人のサイトというのは、保護猫を貰ってから始めた育児日記なのだが、文体も内容も活き活きとしていて楽しめる。何と（別に驚く事ではないのだが）、男性の育児奮闘記とも言えるものなんだもの、微笑ましく拝見して来た。「サラ日記」というので、ご興味のある方は覗きに行って見ます？ 今夜もいっぱい更新をする予定なのだが、三陸から新鮮でプリプリに太ったピカピカに光る秋刀魚が届いたので、みょーこ姉ちゃんにもお届けして、ついでに一緒に晩ご飯（ご飯はないが）を食べて来た。出掛ける前に１匹は猫たちの為に捌いて、秋刀魚のお刺身を皆さんに召し上がって戴いた。秋刀魚を刺身にするのは得意なんだ。その昔、社員旅行で銚子に行った時に初めて口にして以来、どう刺身にすれば良いのかが解ったのだ。 腹の骨も中骨も落とし、皮も剥いで小さく刻んであげたら、ジーコやミュウは勿論だがマルコも大喜びで食べた。アインは初めて秋刀魚の刺身を食べた１２年前の秋と同様、ガウガウと唸りながら食べていた。家猫のくせに、はしたない女だ。しかし、それ位この秋刀魚が美味しかったのだろう。しかしゴマとジャムは食べない。サビ猫の味覚はちょっと違うみたいだ。 人間は先ずは焼いて食べたのだが・・・こんな至福が味わえるなんて・・・香りも味も最高で、ハラワタまで美味しく戴きました。秋刀魚は大好き。秋って素晴らしい。（何とゲンキンなのだろう）
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またまた登場！ ５匹兄妹です。
