ジャム

顔だけは・・・

Oct. 7,2002

明け方には凄い豪雨と雷だったが、午前9時頃には晴れ上がってしまった。しかも暑い。今日も夏日で、2階はエアコンなしでは過ごせなかった。と言っても、一番暑い時間帯には殆ど出掛けていたのだが。

朝一番で出掛けた郵便局では、帰ろうとすると警備員を兼ねている(多分)「親切おじさん」が、「どちらに出られますか?」と訊いて車がバックでバス通りに出るのを親切に誘導してくれた。顔もニコニコしている。きちんとネクタイをして背の高い紳士だ。先日行った時には、街路樹の枝落しをした始末をしていたようだ。私が駐車スペースに乱雑に停めてあった自転車をえっちらおっちら退かしていると、慌ててごみ収集所へ行く途中からゴミ袋を持ったまま駆け戻って来て「スミマセン、こんな事をしていたもので・・・」と感じの良い笑顔で詫びた。どういう事情の人がこういう仕事をしているのだろう?とちょっと不思議に思った。感じの良い応対に思いがけず出くわすと、その後しばらくは何となく楽しい。

現在私の身近に、新たに3匹の仔猫の里親となる予定の独身男性・俊朗さんと、2匹目を入れる予定の独身男性イナガキ氏がいる。少し前には、ちー坊を自分で保護して飼い始めた独身男性・ワダ氏もいたし、Moelさんの3にゃんプラス2にゃんを続けざまに貰い受けてくれた独身男性・あつしさんもいたし、平塚の太田さんに里親としてご紹介した独身男性・タケバヤシ氏もいたし、もっと遡れば我がハナクソの息子の里親である独身男性・ニシムラもいる。いずれも誠実で素晴らしい猫飼いとなりつつあり、男性だから猫を飼うにあたり女性に劣るなどという事は決してない。なまじチャラチャラと遊び歩く一部の女性よりも、ずっと猫を飼う自覚があって素晴らしい事が多い。

もし男性が女性に劣る部分があるとすれば、身体や声が大きくて、ありのまま振舞っていたら猫が怯える局面があるかも知れないという点だけだろう。しかし、これも心掛け次第で克服出来るものだし、女性でもやたらと声の大きなガタイの良いオバチャンで、しかもそれが決して猫にとって不都合だとは自覚せず、従って克服するつもりすらない人だっているのだ。

そして、意外と男性が猫を飼い始めるにあたっては大変に素直に経験者の声に耳を傾け、既成概念や思い込みを捨てて学ぼうとする謙虚で真摯な向上心がある場合が多い。もしかしたら私は無意識でそういう資質を感じ取れた人だけを相手にしているのかも知れないが、兎に角「独身男性」であるというだけで里親候補から除外していると勿体無いケースが多々ある事を、私は経験として知っている。但し男性であれ女性であれ、猫本位に考えてくれる人柄を重視しての事だが。

生理の話題を延々と書いてからそろそろ2週間・・・なるほどぼちぼち排卵があるのか(あったのか)、次第に体調が下降線を辿っている。気分もブルー。ホルモンなんかに精神が左右されて堪るか!と思うけれど、侮ってはいけない。気合だけではどうしようもない事もあるのだ。ジャムだって顔だけは赤ちゃんみたいだけど「あおん、あおん」なんて鳴いているし(避妊してあっても時々発情しているような鳴き方をする)、マルコはチンチン出しているし(これが意外とデカイんだ・・・)、ゴマはマットでオシッコしちゃうし、若者達は色々とホルモンの影響を受けているようだ。そうか・・・私もまだ若いらしい。

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