《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ベビーカマキリ

Jun. 17, 2006
カマキリの赤ちゃん
2006年6月17日 土曜日

ベランダの2箇所(シマトネリコの樹と日除けの草を這わせるネット)に産み付けられていたカマキリの卵は、春になっても一向に孵化する気配が無くて、もしかしたら冬の寒さで死んでしまったのかと思った。

それが今朝、いつものように毛虫チェックをしていたところ、小さい「何か」を発見。

最初は「ガガンボ」かと思ったのだが、よくよく見ると赤ちゃんカマキリだった。

左の写真は、上の写真の一部を拡大したもの。

どうです?ちゃんとカマキリの形をしているでしょう?

大きさは2ミリ程で、色も薄い。吹けば飛ぶような儚さだ。

そしてもっとよく探すと、あちこちの葉っぱに居るわ居るわ・・・

全部で20〜30匹は個体を確認。急いでこうちゃんを呼び、二人で夢中で探し、写真撮影を試みた。

何しろ小さいので、ピント合わせが難しく、接写出来るカメラでもないので苦労したけれど、何とかカマキリと解かるだろうか?
ベビーカマキリ

Jun. 17, 2006
カマキリの赤ちゃん

こうちゃんは、子供の頃に一度見たきりだだと言うし、私なんか初めての経験だ。二人とも大喜び。何たって、去年の10月から毎日、見守り続けたカマキリの卵だもの。

この後、どれだけの数が無事に成長して行くのだろう?エサは何かな?天敵は?

ベランダにはほぼネットが張り巡らしてあるので、鳥が入って来る事は無い。ちょっと調べたら蟻が天敵だと言うので、気をつけて観察していよう。



ベビーカマキリは、10日に1回のペースで7回の脱皮を繰り返して成虫になると言う。別に特別カマキリが好きという事ではないのだけれど、無事に大きくなって欲しい。



ジーコがまだ元気で、ベランダで遊んでいた頃は、よくオオカマキリを捕まえてはお土産に持って来てくれたっけ。

生きたままくわえて来ては、寝そべっている私の髪の毛の辺りにポトリと落とし、そのカマキリを囲むようにして3匹が私の頭をじーっと見つめていた。怖かったけれど、そっと掴んで外に逃がしてやった。

今では猫をベランダに出す事はないけれど、カマキリだろうがゴキブリだろうがムカデだろうが、猫にあってはひとたまりもない。

奇しくもおうすけさんの6月16日の日記に、謎の大型昆虫の恐怖体験が記されていた。どんな虫だったのかは、そちらでご確認の上、ちょっと検索して戴ければ画像もしっかり見られると思います。

ええ、私はあちこちのサイトでしっかりと見ましたよ。ここのが一番迫力ある画像かな?あんなのが夜、寝ていて首筋に這っていたりしたら・・・私だって悲鳴をあげるかも知れない。

ベビーカマキリ

Jun. 17, 2006
カマキリの赤ちゃん

さて、今日になって突然決まったのだが、ちえちゃん夫妻とご飯を食べる事になった。

行き先は当然、「清水港」だろう。



お互いにたくさんの猫たちが待っているので、あまり長時間家を空ける訳にはいかない。

早めにスタートして早めに切り上げられるようにした。



出されるもの出されるもの次々と平らげ、4人ともかなり満足した。

やはり4人位で行くのがベストかな。今日は、海老とテンマメ(ソラマメ)の天麩羅、そしてお通しに出た煮アナゴがメチャクチャ美味しかった。




カワムラさんはいよいよ危うい状態なのだが、ずっと付ききりでいて仕事も家事も出来なくなるのは困るし、実際にはもう何もしてやれない。病気ではなくて老衰なのだ。

苦んでいる訳でもなく、ひたすら痩せて魂が抜けたようになっている。

首が垂れ、頭を少し傾げ、あんなにお喋りだったのに、もう鳴かない。

目は虚ろで、殆ど動かない。



それでも人が傍に居ると、付き合ってじっと踏ん張っている。

なるべく安静にさせたいので、添い寝してやれる時以外は人の気配が無い方が良さそうだ。



嫌でも「そのとき」を待つしかない状態で、じっとりと精神的に暗くなって過ごすのも困る。

平常通りの生活のサイクルの中で出来るだけ彼を穏やかな状態で過ごさせ、それを見守っていてやれるようでありたい。





と言いつつも、カワムラさんを見ていると涙が出て来て困った。

いつもそうだけど、本当に悲しくて苦しいのは逝ってしまった後ではない。

もう駄目かも知れないと感じた時、そしてその「とき」が訪れるのを、どうにも抗えないと覚悟して過ごす間だ。



だけと泣くと消耗するし、実際、泣いてもいられない。

どんなに悲しくても、やる事はやらなければいけないのだ。

しっかり食べ、働き、他の子たちの心身のケアもし、私自身の「生」も大切にしなければ。



苦しい時こそ、自分の人間力が試されているのだと思う。

愛しているのだから、悲しくて当たり前。この苦しさはしっかりと受け入れないといけない。




カワムラさんを家に連れ帰った2002年の11月2日の夜には、もう数日の命だろうと思う位に状態が悪かった。

あれから既に3年8ヶ月近い月日が流れた。



色んな事があったね、カワムラさん。

アンタもミュウちゃんと同じく、確実に私のパートナーだったよ。

アンタの穏やかな性格のお陰で、後から入れた子たちはみんないい子に育ったよ、有り難う。





もう何もしなくていいよ。静かに過ごそうね。

今夜は久し振りで一緒に寝よう。

トマトとアスパラの
カッペリーニ

Jun. 17, 2006
トマトとアスパラのカッペリーニ


覚え書きとして:

朝・昼兼用で、トマトとベビーアスパラのカッペリーニ。


夕方、「清水港」にて刺身と天麩羅、イカのフライ、豚の冷しゃぶ、胡瓜の叩き(梅おかか和え)、だし巻き卵、マグロの顎の部分を焼いたの、ゴボウの天麩羅など。

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