猫雑記20080225

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ペリー

キザな僕

Feb. 25, 2008

2008年2月25日　月曜日

やっと風が止み、朝から穏やかに晴れた。

ベランダの片付けをしていた時、どうやら指の腹に棘を刺したらしい。ちょっと痛いような気もしたけれど、その時は作業に没頭して忘れてしまった。

後で手を洗った時にふと見ると、中指の腹に小さな黒い点があった。ホクロが出来たかな？と先ず思い、圧迫すると痛い。ホクロじゃないらしい。

棘なのか、それともバラの棘ででも刺した痕なのか解らないけれど、兎に角、棘だったら皮膚から押し出す事が出来るだろうと思い、両親指の爪で黒点の際をギュ～ッと強く絞り上げてみた。

すると、黒い点が少し盛り上がるような気がする。

これは棘であるという判断をして、私が絞り上げている間に、こうちゃんに毛抜きで抜いて貰った。

二人とも老眼が始まっていて、昔だったら鮮明に見えたものがボケてしまってもどかしい。それでも私に手がもう１本あれば、毛抜き使いはこうちゃんと違ってプロなのに・・・と更にもどかしい。

だけど抜けた。

抜けた小さな小さな棘を、天眼鏡でじっくり眺める。

嬉しい。棘が抜けるのは、こんなに快感だったんだな。

どうやら私は、体から異物を取り出すのが堪らなく好きらしい。

オデキの膿、粉瘤の中身、毛深い他人の腕や足の皮膚に埋もれた毛、そして棘・・・そういうものを取り出す事が本当に好きで好きで仕方ない。

そしていつまでも余韻を楽しみ、ベッドに入ってからも想像したり、反芻してみたり・・・。

変態かな。いや、みんな結構好きなんだと思う。カミングアウトしないだけで。

ナエッチさんは自分のオデキ潰して楽しかったらしいし、ムツコは猫の腫れた傷から膿を出して快感だったと言っていた。解るよ、凄く！

ところで、ガーデニングはやっぱり手袋をしてするべきなのだ。泥を触ると手も汚れるし荒れるし、ちょっとした怪我もし易いし・・・。

でも手袋って鬱陶しいから嫌だよね。

さて、先週末に大五郎の様子と里親さんのスケジュールを確認した結果、明日思い切って退院させる事にした。

まだ投薬は続けなければならないものの、病院の狭いケージで過ごすよりも、落ち着いて静かに暮らせる環境でリハビリさせて戴いた方がずっと良いと判断した。

先生も、時々様子を見せに来て戴ければ・・・と言ってＯＫを出して下さった。

保護主さんにも連絡をし、明日の旅立ちに立ち会って戴く。

嬉しいような寂しいような・・・

いや、やっぱり嬉しい。一時は「五分五分」とまで言われた状態だったというのに、こんなに急速に回復してくれた事も、大五郎を切望して下さる里親さんに恵まれた事も、その里親さんが大事な猫仲間であった事も。

明日に備えて今夜のうちに仕事を少しでも捗らせようと、二人とも徹夜だ。

徹夜するとおなかが空くね～。

ペリー

僕の肉球見たい？

Feb. 25, 2008