ペリー
ども、
現場監督です
Oct. 9, 2008
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2008年10月9日 木曜日
やっと格子戸の構造とデザインを決め、夕方になってから「コーナン」に出向いて材木の寸法を測りながら材料を買い揃えた。
売り場が広くて(普通の人なら平気であろう距離なのだろうが)材木を決め、留め金を決め、ネジやら蝶番やら探しながら買い求めるのに歩き回っていると、すっかり足が痛んで途中で休憩しなければならなかった。
座ってお茶が飲める場所は材木売り場の反対側にあり、そこまでこうちゃんに手を引かれて90歳代のお婆さんのようにヨチヨチと歩く。情けないなあ、もう。
先ずは座りたい、そしたらソフトクリームも食べたい、お茶も飲みたい・・・で、カフェラテ・フロートなんか注文してしまった。
もしかしたら、こういうものを飲むのは初めてかも知れない。400円もしたよ。げっ。そういうものなのか。
帰宅して、ほうほうの体で荷物を運び込む。尤も、重たいものは全てこうちゃんが運んだのだが。
トムのケージの配達が今夜だったら格子戸の組み立てと重なって大変だと思い、配送業者のサイトで配達状況を確認する。
昨日の夜8時に久留米を出発している。まだ配送中になっているので、今夜の配達はあり得ないだろう。
しかし注文時に時間指定が出来なかったので、今からでも明日の夜の配達時間指定をしたいと思い、配達店に電話を入れる。
ところが、そこからが怒り心頭だった。
電話に出た若い男性は、届いていない荷物に関しての配達時間指定は出来ないのだと言う。
しかし伝票番号を言ったら、カワグチ様ですね・・・と言ったじゃないか。つまり、どの荷物なのかはちゃんとコンピュータ管理出来ているのだから、あとはサービス精神と体制があるかどうかの問題だろう。
今回の荷物は3個口、総重量で多分120kgはあろうかと思われる大きくて重たいものだけに、こちらも受け入れ態勢をとっておきたい。玄関スペースに置きっ放しという訳に行かない荷物なのだ。
しかも、もし留守中に配達があって再配達して貰う事にでもなったら、配達員にも2度手間で申し訳ないし輸送コストも余計に掛かるのではないだろうか。
だからスッキリ一度で済むよう、気を使ったつもりだった。
しかもまだ到着していない荷物を出来るだけ早い時間帯で届けろと言っている訳ではないのだ。無理のないよう、明日の一番遅い時間帯の指定でお願いしてみたというのに、電話口の男は終始無機質でいかにも嫌々対応している感じのマニュアルトークである。
一応、保留にされて待たされたので、上司にでも相談したのだろうが、結果はやはりお受け出来ませんとの事で、明日の朝には到着しているでしょうから改めて電話で依頼して下さいと言われる。
仕方ないので、ムカついたけれどその時は引き下がった。
そしてこうちゃんに報告すると、こうちゃんが怒った。
こうちゃんが電話をして、話しているうちにもっと怒った。何やら変な物言いをしたらしく、「それは私が言った事と同じ意味でしょう!」等とこうちゃんが言っている。
それでも埒が明かず、「それならば明日、配達店に到着した時点で連絡下さいよ」とこうちゃんが言う。それで了承したらしかった。
電話がいつ来るか解らないというのも面倒なのだが、仕方ない。これで今日のところはよしとして、それぞれの分担の仕事を始めた。
すると間もなく電話があり、その配送業者の別の人からだった。「先ほどの件は、どういった事なのでしょう?」と穏やかな口調で訊いてきた。
はは〜ん、さっきの男が、ロクな報告をしなかったんだな・・・と咄嗟に理解した。なので、事の経緯とどういう意味だったのかをここぞとばかりに立て板に水で話した。
何故、電話に出る人間があのような誠意を感じさせない対応をするのか、結果がどうであれ、感じの良い喋り方をするかどうかで客の心証は全然違うものでしょう。
それこそがサービス体制というものじゃありませんか?
そりゃあ客にも無理難題を言ってくる人もいるでしょうし、感じの悪い客というのもいると思いますよ。
でもね、相手の顔が見えない電話の応対というものは、話し方、声の調子ひとつで全く印象も違えば、相手の気持ちも変えるものなんです。
ついでに無申し上げますけどね、先日もそちらの配送で知人からの荷物が破損していたのに、結局弁償もなかったんです。
その上、今回のような余りにもハートの無い対応をされると、こちらも今後は、そちら様の配送だけは避けて下さいと、送り主に言わなければならなくなりますよ・・・と。
気の毒に、まるで脅しだな。でも、営業トークはこちらの方が上手(うわて)だと思う。
私はある時期、否応無しに電話の応対や苦情処理の場で訓練もされて来たし、口先だけでなく誠意を持って話す事が何よりも大事だと心得ているつもりだ。
マニュアルトークでなんか誤魔化されないし、その場凌ぎの言い訳なんか論破出来る。
相手も、これは相手が悪かったと思ったのか・・・今回は明日の最終便の配達で対応ざて戴きます、もし今後も何かございましたら、ワタクシは日吉の統括責任者でもございますので、可能な限りの情報を得ながら対処させて戴きますので、どうか今後とも宜しくお願い致します・・・と言っていた。
それで良い。明日の夜届かなかったからと言って、それに対して苦情を言うつもりもないのだという事も伝えておいた。問題はそこじゃないのだから。
たちの悪いクレーマーだな、私達って。
だけど、あんなに痛かった足が、怒りでアドレナリン大放出だったせいか、痛まない。
階段もすいすいと上り下り出来た。
でもこれは、後でドッと余波が来るのだ。
カンフル剤を打って動いているようなものだろうから、僅かに残っている力を絞り尽くしてしまう。
やっと栄養ドリンクを飲んでまで頑張るのをやめたのに、自分の身体が作り出すカンフルで無理をしてはダメだ。自分の身体にも騙されてしまって、後でもっと疲れてしまう。
ともあれ、一通りの猫家事を終えてから、1階の廊下に隔離アスレチックスペースを確保する為の格子戸の組み立てを開始する。既に夜中だ。
夜中じゃなくても、カナヅチで釘を打つと大きな音が響いて猫たちが怖がるだろうから、うちでは全てネジ釘しか使わない。
今回も勿論、ネジだけだ。
ペリーの現場監督と、可愛い助手のカズエちゃんのささやかなお手伝いと、職人こうちゃんと電動ドライバーの活躍のお陰で、とても素晴らしい格子戸が出来上がった(と思う)。
何しろ築45年以上の古いこの家・・・取り付ける場所を確保するにもちょっと苦労した。
ツラ合わせをする為の白木の添え木はあまり見てくれが良くないし、格子戸そのものも古い室内には浮いてしまうけれど、なあに、猫はそんな事気にしちゃいない。
清潔で実用的であれば良いのだ。ショールームじゃあるまいし。
しかもとても安上がり。
建具屋さんにきちんと作って貰えば、1枚10万円だ。自分で(金具留めだけど)作れば数千円。「ブラボー」と言いたい。
多少、追加で取り付けたい部品もあるが、それはまた明日ね。
さあ、ナムちゃん、明日はここで遊ぼうね。
とりあえず、今は現場監督のペリーが気に入って隔離アスレチックスペースでゴロゴロ寝ているので、今夜は遅い事でもあるし、私達もおなかが空いたし、口も聞きたくないほど疲れたし、遊ぶのは明日ねっ。
疲れたよ。でも明日は明日で、大型木製ケージの組み立てなのだ。もう2度とやりたくないと昨年思った、あのケージの組み立てだ。「とほほ」と言いたくなるのも、十二分に仕方ない。
誰か手伝いに来て〜(嘘です)。
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ペリー
ここはああして・・・
Oct. 9, 2008 |
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手作り格子戸
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手作り格子戸
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ペリー
開けるとこうです
Oct. 9, 2008 |
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