ルス
火事になったら・・・
Mar. 18, 2009
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2009年3月18日 水曜日
暖かい。相変わらず風も強い。空気が大変に乾燥している。
昨日、大田区多摩川の河川敷で5万平米を燃やす火事があった。原因は中学生の火遊びだったと言う。ライターで枯れ草に火をつけて遊んでいたら燃え広がり、怖くなって逃げたとの事。
こんな乾燥している季節にそんな事をすればどうなるか、中学生にもなって想像出来ないものだろうか?
同じ日、大分県の湯布院では野焼きをしていて延焼し、お年寄りが4人死亡した。乾燥注意報が初令されていたと言う。
枯れ草を焼くと言えば思い出すのが、その昔こうちゃんが経験した火災の話だ。
ここでも何度か触れたと思うけれど、10年も日記を毎日書いていると、同じ話題が出ても仕方ないよね。
この家の裏にあるカワムラさんの桜がある公園は、その昔一面のススキの原だった。先日取り壊した隣のアパートの場所に当時建っていた建物を解体した後、業者はその場で廃材を燃やしたらしい。
大学生で家に一人で居たこうちゃんは、何度も注意をしに行った。こんな風の強い日に、そんな大規模な焚き火をしたら危ない・・・と。
でも作業員達は、大丈夫、大丈夫と言って聞かなかった。
しかし案の定、火は隣接するススキの原の枯れススキに燃え移り、あっと言う間に燃え広がった。
当時は板塀だったこの家の塀に火がつき、軒下を火が舐め始めた。勿論、真っ先に消防に通報し、庭のホースで放水も試みたけれど、そんな程度で消火出来るものではなかった。
もはやこれまでか・・・と思った時、突然風向きが変わって反対側の斜面を火が駆け上ったかと思ったら、マッチ箱に火がついたように、崖の上の家が「ボッ」と一瞬で燃え上がった。
その家の人たちは幸か不幸か留守で、死傷者は出なかったけれど、もしも人が在宅していたら逃げられなかっただろうと思える位、一瞬で火に飲み込まれたと言う。
その家の主は過去にプロのカメラマンをしていて、高価なカメラもたくさんあったらしい。
後に裁判となり、こうちゃんも証人として出廷させられたそうだ。
弁護士の誘導尋問が汚いまでに巧みで、「近くで子供が遊ぶ声を聞きませんでしたか?」「聞こえていましたよね?」などと、子供の火遊びのせいにしたかったらしい。
正義の味方こうちゃんは、きっぱりと否定した上、その前の経緯や事実も全て証言したそうだが、まったく弁護士って・・・
こんなにも、まさしく「火を見るより明らかな」事ですら、被告人の利益の為にはそこまで言うんだな・・・と思った。まあ、それが仕事なのだろけど・・・。
因みにこれは刑事事件でもあったので、あの時の作業員は手錠をかけられて出廷したそうだ。
乾燥している季節の風の強い日に廃材なんか燃やさなければ、善良な作業員が罪人にもならずに済んだのに・・・そして全く関係のないお宅を全焼させるような不幸も起きなかったのに。
あちこちで起きている火災のニュースを聞く毎日だ。
水の威力も怖いが、火も本当に怖いと思う。
洪水や鉄砲水は自然災害だけれど、火災は大地震の際の火災でもない限り、人災である事が多いのではないだろうか。つまり、火の取り扱いに不注意があった場合が多いという意味だ。
幾ら水を撒くのが好きな私でも、家庭用の水道とホースでは火事なんか消せないだろう。
若い頃は、男に生まれ変わったらプロレスラーかロック歌手になりたいと思っていたけれど、今では消防士になりたいと思う。尊い誇り高い仕事だと思うし、あのホースで放水して火を消したい。
ちょっと不謹慎かな。
当たり前だけど、火の不始末にはくれぐれも注意を怠らないようにしたい。
人間だけなら兎も角、これだけ猫がたくさんいると全員を安全に逃がしたとしても、その後、捕まらない子が半数以上はいるだろう。
脱走防止が完璧なだけに、全員玄関から逃がせず、焼け死なせてしまう事も考えられる。
だからと言って、脱走防止に緩みがあってはならない。
火事も脱走も人災なのだ。
起きてしまったら大変だけど、目に見える努力で防げる災難なのだという事を、私は肝に銘じていたい。
私の命より大事な猫たちを、文字通り命懸けで守りたい。
これは綺麗事なんかじゃない、もはや私達の生きる目的であり、一番の喜びでもあるのだから。 |
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