猫雑記20100530

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ルス

Take it easy よ

May. 30, 2010

2010年5月30日　日曜日

寒い寒い。まるで春のお彼岸前のような陽気だ。

この天候不順で、体調を崩している猫たちが多いようだ。幸い我が家では今のところ風邪っぴきは居ないけれど、油断は出来ない。

昨日も今日も暖房を入れっ放しだ。

私の神経痛も酷い。

暖かくしてマッサージして貰い、自分で出来る部分は自分で擦り、身体を温めてくれる生姜湯を飲む。ピリッと濃くて美味しい。

今日は父の納骨で、母と妹はお寺に行っていた。広いお堂の中は、さぞかし寒かっただろう思う。

今回も行けなくてごめんね。

父の事は毎日考える。

こん睡状態に陥る前、父は自覚しただろうか。このまま自分が死ぬのではないかという事を。

それを思うと少し辛い。

でも順繰りと、その順番は巡ってくるのだ。私もいつか、その時を迎える。

心残りが少なくて済むよう、今を大切に精一杯生きよう。

それでも悔いは残るかも知れないが、自分のモラルや信念に悖る生き方だけはしないようにしたい。それが一番大変な事なのだけれど・・・。

町内の親睦会の事で、また新たな憂鬱が・・・。

発言しない事が、そして目立たない事が集団の中で上手くやって行く秘訣なのだという、この日本的な伝統は何とかならないものだろうか。

そもそも子供の頃は、みんな無邪気に思う事を自由に発言する。

それがしかし、それが元で人と衝突したり、嫌な思いをしたり、叩かれたりする事が経験的に多くなると、大抵の人は懲りてしまう。

そして「謙譲の美徳」という教えとも相まってか、大人になるにつれ、人より出過ぎないように努めるようになるのが一般的な傾向だ。

日本ではまだ「出る杭は打たれる」という事がまかり通っている。

まさか現代の社会で・・・と思うが、実際、ホリエモンの事件など見ていたら、その伝統は生きていると感じさせるを得なかった。

常識的な大人たちに嫌われると、ああいう目に遭うのかと恐ろしくさえ思った。

実力と努力と運次第では、これまでの常識から外れた極めて個性的な人間でも起業出来、幾らでも成功出来る世の中になったようでいて、それはある程度までの限度付きで許された事なのかも知れない。

いや、話はもっと小さな社会の事だった。町内会のたくさんあるぶーちゃん六個のひとつ、その中に細々と存在する親睦会の話だ。

僅か２０数軒の親睦会員で成る、小さな会の事だ。

そんな小さな親睦会でも、道路修繕に備えて徴収している積立金が１千万円近くにもなると、その運営がきちんとされるかどうかは重大問題であるはずだ。

今のまま、誰も代表を務めないままお金だけ集める年月が続いていたら、長年支払いだけ続けて来た老人はみんな死んでしまう。

そして古い家は更地にされて売られ、新しく家を建てて越して来た人たちが親睦会への入会を拒絶しても、いずれはその積立金で道路が補修されるという不公平で良いのか？

でも、誰も立ち上がらない。

だから意見書を回したのに、途中の誰かが何かを思って捨ててくれてたらしい。

今年の班長さんまでは回らなかったようだ。

さて、この後はどうするかな。

忙しい（と自分で思い込んでいる）のは誰でも一緒。言い出しっぺが労をとる覚悟はしているけれど、それですら面白く思わない人たちがいるという現実に、やる気が萎えそうだ。

でもやるよ、陰口や文句だけ言って何もしようとしない人たちに染まりたくはないから。

ルス

ねえ・・・

May. 30, 2010