猫雑記20110329

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

月別index	2010年～｢猫雑記｣index	2005～2009年｢猫雑記｣index		1999～2004年｢猫雑記｣index
猫たちの写真タイトルで見る「foto de 猫雑記」			Top page	サイトマップ

メラ

陽差しが眩しいの

Mar. 29, 2011

2011年3月29日　火曜日

（私の）通院日なので、６時４５分には家を出られるように段取りをする。

４時前から猫家事を始めて、６時には朝食。

ミネストローネもどきがたくさん作ってあったので温めて、前日に収穫しておいた庭のイタリアンパセリを散らすだけだ。

あとはミニクロワッサンを何個か。

皮をむいてたっパーに入れ、冷蔵庫で冷やしておいた文旦も少し食べる。

コーヒーか日本茶も飲む。

食器洗いはこうちゃんの役目だ。

我が家では、どんな時でも朝食を摂らずに出掛けるという事はしない。

よほど胃が痛い場合でもない限りは。

勤め人をしていた頃も、朝からしっかり食べて、代わる代わるトイレに行き、朝刊をざっと読み、お茶も飲んでから出掛ける。

慌しく家を飛び出すのが嫌なのだ。

車通勤だったから、信号待ちで前の車を見ていると、おにぎりやパンなど食べているドライバーが結構たくさん居た。

奥さんがいるのかいないのか知らないけれど、うちのこうちゃんだったら男やもめでたとえコンビニのおにぎりを食べるにしても、家で食べてから出掛けるだろうな・・・といつも思った。

起きるのが遅いから、車中で信号待ちの停車中、或いは運転中に食べる事になるのだろう。

きっとその人の価値観では、家で食べる時間なんかあるなら、その分寝ていた方が良いという事なのかも知れない。

その人にとっては、移動中に食べる事で時間の節約になっているのかも知れない。

それはそれでひとつのライフスタイルだろう。

でも起き抜けで慌しく出掛ける人って、私は嫌だ。

前夫が朝はなかなか起きられない人で、遅刻させないように起こすのに苦労した。

５分おきに起こすのだが、起きない。

前夫は５分とか１０分とかのケチな遅刻を繰り返している人だった。

そしてビルを追い出される時刻まで残業をする。管理職なので残業手当はつかないけれど、いつまででも仕事をしていた。

当然、晩御飯は夜中になるか、食べない。

起きるのが遅いからバスと電車を乗り継いでは間に合わず、タクシーで出勤する事も珍しくなかった。

朝食なんか何を用意しても食べないし食べられない。胃が弱いのにヘビースモーカーで、コーヒーを日に何杯も飲んだ。

会社に到着すると、先ずはコーヒーと煙草。それが彼の朝食だった。

胃なんか良くなるはずが無い。

仕事に於いては有能だったのだろうが、時間とお金にはルーズな人だった。

やがて解って来た。

一番良い起こし方は、突き放す事だ。

「いいわよ、もう、好きなだけ寝てなさいよ。今日休んじゃえばいいじゃないの」と言う。

すると嫌々でも起きるのだ。

要するに甘えているのだ。

甘やかす私が悪いのだ。

それに気づいた頃には、他の色々な要因が重なって別居・離婚に到った。

本人の性格や長年身についた生活パターンは、そうそう変わるものではない。

アルコール依存症が本人が本気で酒をやめたいと思わない限り家族がどう言おうと入院させようと治らないのと同じで、生活態度は本人が改めようとしない限りは改まらないのだ。

今でも歯も磨かずに出勤しているだろうか、前夫は。

どうでもいいけど。

自分で決めた時間に自力でさっさと起きて、言われなくても歯を磨き、当たり前のように猫トイレの掃除もしてくれて、どんな朝ご飯だろうが完食し、パリッとした顔で出掛ける今の夫と出会えて良かった。

それでいて神経質なところなど無い、食べ物に文句を言わない、好き嫌いが無い、思いやりのある、猫たちから好かれる夫。

こんな夫にケチをつけたらバチがあたるだろう。

トイレが長いとか、パン屑をこぼすとか・・・

そうか、バチが当たってこんな病気になったのかな。

その優しい夫の運転で、奥様は今月も検診にお出掛けになるのであった。

奥様と言ってもスッピンで、ジーンズにユニクロのシャツだけど。

今日は７時より前に病院に着いた。

受付開始は７時半からだ。

しかし、既にジジイ連中が待合のソファに座っていた。

私の順番は６番目だ。

一体何時に来ているんだ、ジジイ達。

７時半に受付を済ませ、８時からの血液検査をする。そこから９時の受診を待つ。

今日は手紙を書こうと思い、テーブルのある喫茶ルームに行った。

喫茶ルームと言ったって自販機があるだけのスペースだ。勿論、禁煙。

丸テーブルが３つあるので、そこのひとつに相席させて貰った。

みんな自分の荷物を空いている椅子に置いていて、後から人が来ても退かさない。

まだ早い時間なんだし、テーブルを使う必要が無いならばソファが並んだガラガラに空いている待合室で座っていれば良いのに・・・と思う。

とりあえず座れたので、手紙を１通、ハガキを１枚書き上げる。

その間にやって来た女性は、おにぎり２個と饅頭を食べていた。

そう、そういう使い方をする場所なんだよね、ここは。

でも、家で食べて来た方がいいよ。化粧する時間はあるみたいだし。余計なお世話か。

鎮痛剤の事でじっくり相談し、私が提案した通り一日４回、６時間おきに飲むやり方で今後は様子を見る事になった。

服用のインターバルが８時間になっしまうと痛みが酷くなり、一旦痛みが出始めてからだと薬が効き難い。

副作用で肝臓に影響が出始めているようだけど、痛くては生活がままならない。

兎に角、経過観察しながらの服用となった。

良かった、これだけでも全然気持ちが違う。

会計を済ませ、院外薬局で薬を処方して貰うのだが、今回もまた先生は薬の量を指示し間違えていた。

診療中の先生に電話で確認するのに時間が掛かり、また余計に待つ事になる。

先生はご老体のせいか、コンピュータの端末の操作に精一杯で間違いが多い。

前回もそれで途中わざわざ予約を入れて受診し、別の先生に足りない分の薬を出して貰った事は何度も書いた通りだ。

もう慣れっこだけど、先生～しっかりして下さいよ。

今後は処方箋を渡されたら、必ずその場で確認しないと駄目だ。

でも、そんなのって本当は、先生から受け取って患者に渡してくれる看護師さんが確認してくれるものじゃないのだろうか？

ま、我が身を守る為だ・・・自分でちゃんと確認しないといけないのだ。