アンダ
アンちゃんは
地震怖い
Apr. 18, 2011 |
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2011年4月18日 月曜日
余震は殆ど毎日のように続いている。
3月11日ほど大きな揺れは来ていないけれど、長く揺れると不安な気持ちになる。
揺れが来ると二人で食器棚を押えながら、これでは安心して家を空けられないね・・・と話す。
私達は一緒になって以来一度も旅行はしていないし、アインとジーコの介護の時以来ずっと誰かしらの介護があって長時間家を留守にする事は無いのだけれど、たまたまほんの小1時間家を空けていたあの日、大きな地震が来てしまったのだ。
あれ以来、TVの緊急地震速報のあの音が聞こえると、ジャムはどこで寝ていても飛び起きて、さほどの揺れでは無くても部屋の隅に身を潜めてしまう。
あの音が聞こえると怖い揺れが来る・・・という風に学習してしまったらしい。
余程怖かったのだろう、あの日の出来事は。
そりゃあそうだよね。
大きな家具は動いてしまうわ、テレビは落ちるわ、食器は殆ど落ちて割れるわ、棚のものは全て落ちて散乱するわ、もう滅茶苦茶だったんだものね。
さぞかし大きな音もしただろうね。
何事が起きているのかと思って、不安だったに違いない。
他所の家の状況を聞くにつけ、どうして我が家の2階はあんなに酷く揺れたのか、その結果たくさんの物が壊れたのか・・・この傾斜地と古くて弱い家が恨めしくて仕方ない。
私達が出掛ける時にジャムの寝ていたダイニングでは、落ちたものと食器の大量の破片で足の踏み場が無かった。
人間の私ですら、あまりの状態に我が目を疑い言葉を失った。
寝ていたらあんな惨状になって、逃げてもどの部屋も爆撃を受けたみたいな状態になって、ジャムもアンちゃんもゴマも、それはそれは恐ろしかっただろうね。
ましてや家が流されたり倒壊したり、室内と家財道具が泥水に浸かってしまった人達は、どれほどの痛手だろう。物理的にも精神的にもね。
僅か1日で後片付けが終わった我が家なんて、本当は大した被害・損害じゃないんだよね。
だけど猫たちが恐ろしい思いをした事には違いない。
ごめんね、パパもママも出掛けていて。
でも、これからだって出掛けない訳にもいかないし、せめて留守中に地震が来ないよう祈るよ。
アンちゃんは近頃、解放してある3段ケージの最下段の毛布の上に寝ている事があるのだけれど、今夜の地震の時に、その毛布の下にモソモソと潜り込んで行く姿を目撃した。
それは可哀相なのだが、可愛くて可笑しくて・・・。
その姿を見ていて思い出した。
アンちゃんが北九州からこちらに来た日、真新しい大きなトラベルキャリーに可愛い大きな毛布がたっぷりと入れてあったのだけれど、猫の姿はどこにも見えなかった。
まさか脱走してしまったのだろうか?いや、そんな事はあり得ない・・・不安な気持ちでペシャンコになっている毛布をめくると、そこには小さくてこれまたペシャンコになっている黒猫が居た。
よほど不安だったんだろうね、アンちゃん。
今ではゴマが自分の行きたい場所に居れば追い散らかし、ジャムのトイレを邪魔し、どう見ても無駄としか思えないような暴れ方をするミニミニ怪獣のアンちゃん。
だけど、その小さな身体には「これからどうなるのだろう」という不安な思い出が詰まっているはず。
大丈夫だよ、アンちゃん。
パパとママは、アンちゃんを決してどこかへやったりしない。
もう2度とアンちゃんはおうちを変わる事はない。
安心して好き勝手に暮しなさい。
でもパパとママにも地震は防いではやれないんだけどね。
ゴメンね。
可愛くて可愛くて、食べちゃいたい位可愛いアンちゃん。
時々ダイニングのドアを開けた瞬間に足元をすり抜けて、ミュウたちのお骨のある部屋へとトットコ走って行ってしまうその様子が、亡きアインにそっくりだ。
アインも、いつも同じようにして足元をすり抜け、向うの部屋に駆けて行ったっけ。
「ヒューン」と鳴きながら、小さなお尻をプリプリと振りながら。
アインはアンちゃんの中に宿る事にしたのかな。
ミュウがジャムに入ったり、シロちゃんにカワムラさんが降りて来ているように。 |
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ジャム
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