猫が乗り越えられる位の深さの衣装ケースを用意して下さい。
新聞紙2枚重ねを2組、少しずらして敷きます。これは捨てる時にまとめ易くする為の仕掛けです。
衣装ケースの縁までしっかりと覆います。ここがミソ。 |
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そこに広告をびっしり敷き詰めます。
不動産チラシのようなに紙に厚さがあっても、1箇所で最低でも10枚位は重ねて下さい。
チラシでパウンドケーキの紙カップを作るようなつもりで、しっかりと縁も作っておいて下さいね。
新聞紙より硬いので結構大変な作業ですが、ここを丁寧にやるとやらないとでは、効果が全然違って来ます。 |
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我が家では、オシッコの水分をより吸収させる為に、底を覆えるだけ朝刊(32〜40頁分)を広告の上に敷きます。
このケースでは、朝刊2日分をずらして敷いています。 |
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新聞紙を裂き始めます。楽しい作業です。
幅は2センチ位で良いでしょう。あまり神経質に丁寧にしなくても大丈夫。 |
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テープ状に長く裂くのが鉄則です。
新聞紙を広げ、先ずは折り目のところで半分にしてから、縦方向(新聞紙面の文字が読める方向)に裂いていけば楽チンです。 |
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朝刊2日分位を裂いて入れたら、私はそれを手の平で押したり揉んだりして絡み合わせ、少し固めます。
これは密度を高くする為です。
我が家では、この作業を「耕す」と言っています。しっかり耕すと、カサが減ります。
注:写真は耕す前のものです。 |
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再度たくさんの裂いた新聞紙を入れ、また耕す作業をし、それを3層くらいにして仕上げます。
相当量が入る事がお解かり戴けるでしょうか。 |
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猫がこの新聞紙の上に乗った後、またオシッコをした後、新聞紙テープが濡れきってヘタッてしまうようでは、このトイレの真価が発揮されません。それでは臭いも充分に吸収されず、猫も足が濡れるので入るのを嫌います。
よく耕して作った新聞紙トイレは、オシッコの水分は素早く下の層に落ち、ウンチも隙間に落ちてくれます。
この写真ではまだ解かり難いと思いますので、後日差し替えます。
つまり、我が家でも日々作り方は学習し進化して来たので、それをお伝えしたいと思っています。
繰り返しますが、新聞紙トイレは、私の考えではトイレの為の経費節約の為に使うものではなく、より手間も時間も掛かる究極のトイレです。不精な人には不向きだと思って下さい。
ここまでするのが面倒な方にとっては、固まる砂のトイレや、少量のシリカゲルの砂を乗せたスノコの下にペットシーツを入れて使い捨てるタイプのトイレの方が、ずっと楽です。 |