《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ジャム

ナニ?

Jul. 31, 2006
ジャム

2006年7月31日 月曜日

今朝も涼しい。

昨夜は結局、あまり眠れず。

こうちゃんと時折お喋りしながら、ジャムを間にして川の字で横になっていた。



大きくてふにゃふにゃに柔らかいジャムの身体。

少し長めの毛も柔らかく、撫でていると何とも言えず気持ちいい。

このまま時間が止まってしまえば良いのに・・・と思うようなひととき。





午後に予定されているジャムの手術に備え、昨夜の22時でご飯を下げてしまったので、最近ますます食欲旺盛なゴマは不満そうだ。

マルコは自分だけのお城を持っているので、好きなだけ食べている。



こうちゃんにジャムを見ていて貰い、ゴマにはキッチンでこっそり、手の平に大量のハイポとドライフードを10粒くらい乗せて与える事を繰り返す。

手から食べるのが大好きなゴマで良かった。

この方法だったら、ハイポの大量投与も叶いそうだ。





ギリギリまで家でのんびり過ごさせたいので、午前中の診療が終わる13時丁度にジャムを病院に連れて行く。

いつもと違う雰囲気を感じるのか、キャリーに入る事にも随分抵抗したし、車の中でも狂ったように鳴いた。

不憫で辛いけれど、通過しなければならないポイントだと思って、ジャムも私達も堪えるしかない。

誰だって皆、通院や治療には苦労しているのだ。

私達も頑張らなくてどうする。





診察台の上でも、ジャムは緊張して落ち着かなかった。

お預かりしますので(もう帰っても)結構ですよ・・・と言われても、立ち去り難い。

置き去りにされたと感じているのではないかと思うと、それがまた辛い。



病院を一歩出たら、恥かしながら涙が出そうになった。

しかしこんな程度で泣いている場合では無い。しっかりせんか。





マツモト先生の外科手術の腕前には、これまでのたくさんのケースで絶対の信頼を置いている。

マルコやクレアの断脚も、金団の耳骨や頭蓋骨、眼球摘出手術も、チャタの顔の植皮手術や骨折の手術も、他にも名前を挙げればキリが無いほど、たくさんの猫を救って戴いた。

ミュウの胸水を毎日2度ずつ抜いていた時だって、麻酔なしでミュウは少しも暴れる事無く、先生を信頼しきっている様子に見えた。





ジャムは必ず無事に戻って来る。

午後一番で手術して戴けるはずなので、とりあえず今夜一度面会に行こう。

先ずはジャム不在の間に、エアコンの増設工事を終わらせておこう。私が工事する訳では無いけれど。



工事が始まったのは15時半頃。

取り付け工事のお兄ちゃんは、中村俊介にソックリだ。



2台並べて付けて欲しいと言うと、流石にちょっと驚いていた。

もう一つコンセントを追加する工事もして貰う。



本来は、1エアコン1ブレーカーが原則なのだと言う。

しかしチェックして貰ったところ、ブレーカーはかなりの数があるにも拘わらず全て使い切っているし、電力量も一般家庭では上限の60アンペアで契約している。

「ぜったいに一緒には運転させませんから」と説明して、仕方なく2階のエアコン専用コンセントから枝を伸ばし、もう一つコンセントを付けて貰った。



家中には、これでエアコンが5台・・・勿論、全機同時に使う事は無い。

常時稼動させるのは2台。

今回のものは予備として使う。

しかし省エネ運転が得意らしいので、こちらをメインにしても良いな。



シュンスケは40キロもある室外機を、我が家の特別に急な階段を一人で運び上げ、ベランダの手摺りを苦労して越えて屋根置きで設置した。

お疲れ様・・・あまり暑い日でなくて良かった。

それでも汗だくのシュンスケに、氷をたっぷり入れた冷たいお茶を飲んで戴く。



凄く頑張って戴いたので、サービスしてフルーツケーキもお出ししようと思ったら、次の工事がまだ控えているからと慌ただしく帰ってしまった。

うちの工事に予定外の追加工事があったので、時間が押してしまったのだろう。

スミマセンでした。



「誰かに似てるって言われませんか?」とこうちゃんに言わせたら、笑って「色々言われます」と言っていた。

ホントに似てるよ、中村シュンスケ。





試運転させてみると何ともパワフルで、短時間ですっかり冷えてしまった。

そもそも今日は、冷房など不要な位涼しいのだ。



そして夜の8時少し前、猫家事を途中で切り上げて、ジャムの面会に行く。



入院室に入り、静脈点滴をしているジャムのケージを覗く。

まだ麻酔からすっかり醒め切っておらず、首を伸ばしてアゴをペタンと床につけてグッタリしていた。

丸くて可愛いベロが、ちょびっと出たままになっている。

目はパッチリ開いているし、瞳は真っ黒に大きく広がっているけれど、何も見えていない感じだ。

私の動きを目が追う事は無かった。





大きく毛を剃られ、傷口も大きくて痛々しい。

ジャム、ママだよ、明日迎えに来るからね、頑張るんだよ・・・と何度も声を掛ける。殆ど反応が無い。

「こうちゃんも言いな」と言うと、「パパだよ、明日迎えに・・・」と、全く同じ内容を繰り返した。

他に言う事は無いものね。




先生から色々と説明をして戴く。

腫瘍のあった皮膚の周囲までを大きくマージンをとって、「表皮」「真皮」「皮下組織」そして「筋膜」までを切除したとの事。

出血は割と少なかったという事だ。



この後、病理検査に出して、グレードを調べますと言われる。

そのグレード次第で、今後の治療方針を決めるのだ。



「なるべく早くおうちに戻れた方が良さそうですね」と先生が笑顔で言う。「入院は全然無理な感じですね」と。

聞けば、私達が帰った後は、緊張でヨダレがダラダラだったそうだ。



アインの通院を思い出す。

あの時も、脱水しそうな位にヨダレが物凄かった。



入院させている限りは何も口にしないでしょうね・・・とも言われる。

明日の夕方までは点滴を流して、その後退院という事にしましょうと先生から言って下さった。

はい、1日が限界です、ジャムも私達も。





それにしても、あれだけグッタリしていて、それでもあれほど可愛い猫を見た事が無い。



ジャムは可愛い。



心配でカメラを持って行く事などすっかり失念していたものだから、あの可愛い「グッタリのベロ出し」が撮れなかった。

こんな事が言えるのも、実は退院させてから書いている余裕からなのだが・・・。





心配した大崎さんから、夜、電話を戴く。



頑張ったジャムに贈ろうと思って、金のハートのペンダントトップを買った話を昨日大崎さんにもしておいた。

適当な黒いゴム紐にでもぶら下げようと思っていたのだが、大崎さんがお盆休みになったらジャムに会いに来て、その場でチョーカーを編んでくれると言う。



良かったね、ジャム。

ママもお揃いで欲しいよ。





ジャムの居ない夜を過ごす。

寂しい。

5年前の11月27日、不妊手術で1泊入院させた時を思い出す。

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ジャム


覚え書きとして:

朝はシリアルと牛乳。あまり食欲が無い。


昼はご飯を炊いて、豚肉の生姜焼き、目玉焼き乗せ。


おやつにシナモン・レーズンデニッシュとアイスコーヒー。


夜は八宝菜風のあんかけご飯。キャベツと玉葱、人参、ピーマン、もやし、豚コマを炒めて、トウバンジャンも加え、酒と醤油とみりんと酢で味を調え、片栗粉でとろみをつける。

烏賊や海老、キクラゲも欲しかったところだが、有りものだけで作っても結構イケる。最悪、玉葱だけで作っても美味しいのだ。これホント。
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