《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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大吾

お久し振りね

Oct. 21, 2008
大吾

2008年10月21日 火曜日 続き

カワムラさんを看取った後は、かたときも休まずに動いていた。

今までもそうして乗り越えて来た。

もしかしたら本当は乗り越えられてなどいないのかも知れないけれど、悲しさや苦しさにベッタリと向き合う事で、日常を停めてしまう事は危険なのだ。色んな意味で。



朝からご飯を炊き、具沢山の豚汁を作り、冷凍の赤身のマグロを解凍してヅケにする。蕪の浅漬け風サラダも作る。そして朝からしっかり食べる。

美味しいと感じるし、量も食べられる。






昼には>>大五郎改め「大吾」がマツモト先生の病院に入院するのに付き添う。

数日前から下痢と嘔吐、食欲廃絶状態になっていて、前夜から里親さんとやりとりしながら、こちらに連れて来てくれるよう勧めた。

長い間お世話になっていた病院だし、助かる可能性は五分五分だと言われていた大五郎を、ここまでにして下さった先生の、医師としてだけじゃない愛情とお人柄、そして勿論、獣医師としての経験の豊富さや腕にも絶対の信頼を置いている。

だから何の保証があるという事ではないけれど、こちらに連れて来て欲しかったのだ。



実はカワムラさんの容態が急変する直前の早朝に、私はこの里親さんと電話していたのだ。そして看取ってから再度掛け直し、待ち合わせの時間などを決める。

車で1時間半から2時間ほどの距離だ。

タイミングよく来週の月曜日までは遅い夏休みに入っていた里親さんは、徹夜明けにも拘らず運転して連れて来た。

私も2夜連続の徹夜明けで、何だか雲の上を歩いているような、世界に1枚ベールが掛かっているような感覚だった。寝不足と、栄養ドリンクを飲んでいたせいか、とってもハイだったけれど。




検便の結果や、あちらの病院でして戴いていた血液検査の結果だけでは、今こうなっている原因が解らない。

もしかしたら、あの傷は表面的には塞がっていても、内部でまだ細菌が悪さをし始めているのかも知れない。でも、それは簡単に解る事ではないのだ。

兎に角、入院させて戴いて、静脈点滴から始める事になった。



早く退院出来るといいね。そして大好きなお母さんとうめちゃんの居るお部屋に戻りたいね。





久し振りに見る大吾はやっぱり可愛いかった。

オバチャンを覚えてる?覚えてないよね?でもいいんだ、抱っこしちゃうんだから。

大吾

また抱かれちゃった

Oct. 21, 2008
大吾
大吾

強引だからなあ

Oct. 21, 2008
大吾
大吾

傷は治って見える

Oct. 21, 2008
大吾

そして夕方には、トムの為に買った大型ケージをようやく組み立てる事にした。

連日、他に優先する事が多く、私達も疲れ切っていたものだから、合計100キロ以上もある3つの荷物の梱包を解くのが精一杯で、とても組み立てにまで至らなかったのだ。



やっと大型のトムを、大きなケージに移せた。

そのトムの様子は、また後日にでも・・・。



流石に、トムが今まで居たプラケージを掃除するまでの力と時間は残っていなかった。






次々とお花が届き、遠方からも弔問客あり、ハイなまま丑三つ時を迎える。

そして倒れこむように寝る。





もう2時間おきの給餌も、付きっ切りの介護も無い。

それがどれだけ物足りない事か、そして寂しいか・・・





寂しいよ、カワムラさん。

でもカワムラさんの魂が脱ぎ捨てた身体は、まだ家にある。

明日の朝一番で、葬儀場のお迎えが来るまでは・・・。


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