《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ルス

梅雨どきって・・・

Jun. 29, 2010
2010年6月29日 火曜日

午前中頑張って仕事をある程度片付け、午後は連日で私の通院。

予約制なのに、2時間近くも待たされた。

待っているみんなが苛々しているのが感じられる。



テレビが置いてある待合室の近くの廊下の椅子で待っていたものだから、テレビの音が漏れ聞こえて来る。

「♪僕には夢がある、希望がある、そして持病がある♪」と北村総一郎が歌う保険のCMが聞こえて来た。

「ララララ〜♪」のところで猫が「ニャーニャ〜」と合の手を入れる。その鳴き声が突飛な感じに高くて(どうせ合成の鳴き声だろうが)、滑稽で好きだ。

「まねきねこダック」はあざとくて嫌いだったのだが、これは偶然テレビから流れてくるのを何となく心待ちにしている。

一人で「ララララ〜、ニャーニャ〜」と声色を変えながら人前で歌ってしまったらどうしよう。




私は待合室の固い椅子に座っているとお尻が痛くて、何度も廊下を歩き回った。

すると売店の向うに丸テーブルが3つ程あって、「持ち込み飲食可」と張り紙がしてある休憩所がある事に初めて気付いた。

そうか、ここで食べられるんだ。この次は弁当持参でここにピクニックに来ようかな・・・と、少しでも楽しい事を考えようとしている自分に気付く。



やっと私の順番になり、初めての担当医と話すが、先生同士の横の連絡は殆どされていない事を知る。

また最初から全て話して申告しなければならないのか・・・。



しかも昨日採血したばかりだと言うのに、明日にでも採血して抗体検査をしておきましょう・・・なんて言う。

でも来月の定期健診で、どうせまた採血するのだ。その時の検査項目に追加して貰う事にして、今回は勘弁して貰った。

昨日の採血での内出血が酷い。薬の影響で血が止まりにくいのだ。

そんなに頻繁に血を採られては堪らない。しかも結構な量を摂るんだもの・・・。





それに今日の担当医は、念の為に一度相談しておきましょう・・・という程度の事だったはず。

親身になって貰えればまだしも、今日の先生はあまり人の話を聞かず、私が話し始めるとその腰を折って自分の意見を言い始める。しかも同じ事を繰り返し・・・

挙句の果てに、検査項目を物凄く増やされてしまった。





これだから総合病院が嫌だったのだ・・・と、病院嫌いになった頃の気持ちが甦った。

たらい回しで検査ばっかり。



そりゃあ判断材料が必要なのは理解出来るよ。しかしそれよりもむしろ、患者が訴えている現在の痛みを軽減しようとしてくれる気持ちが先に欲しい。

それがあれば、辛い検査も我慢する。

もしその気持ちは充分にあったとしても、相手に伝えようとする誠意や表現力に欠けたら、気持ちは患者には伝わらないんだぞ。



私は眠れずに体重まで減ってしまうようなこの辛い痛みを、2年以上も続いている痛みを少しでも解って欲しい、軽くして欲しいだけなのだが、それはあまりどの先生も興味が無いらしい。



おまけにこの季節・・・低気圧で痛みを感じる度合いも強まっている。

それを訴えると、別の疾患の合併症も疑ってみましょうか・・・と、あちこちに回されてはその繰り返しで、誰が私を総合的に面倒見てくれるんだ?と言いたくなる。



でも、こんなものなのかも知れないな。

お医者様にも頼れない・甘えられないという事なのだ。

病気はあくまでも個人の中に留まり、孤独な苦しみ・闘いなのだ。







だけど救いはある。

この病院の看護士さんたちは皆、とても親身になってくれる事だ。



どうにもならない痛みを訴える私だけじゃなく、なかなか言葉が通じないようなお年寄りや、我が儘な患者がたくさんいて苦労している事は、病院初心者の私でも何日か通って少し観察していれば容易に解る。

だけど根気強く、笑顔で、或いは痛みを共有してくれようとしているかのように共に顔を歪めて、じっくり患者の話を聞いてくれている。

この人達の存在なしには、医師と患者だけではとても信頼関係は続かないだろう。



医師は概ね、とても機械的で事務的だ。

でも看護士さんたちは、殆どが親切で感じが良い。そして対応が大人だ。心から感謝したい気持ちになる。



人は病気をすれば心も弱る。そんな病人の心を支えてくれるのは、この看護師さんたちなのだ・・・と初めて気付いた。

有り難うの気持ちを表したくてシュークリームでも差し入れたいのだが、スタッフへの心づけは固くお断りします・・・と、病院長の名前入りで張り紙がしてある。

チッ、いいじゃん、お菓子くらい・・・と思うが、ダメだろうか。








帰宅するともう夕方だった。

マーゴの強制給餌をすると、もう猫家事の時間。早く終えないと、トムの通院が控えているのだ。

そして11時からは、サッカー日本代表チームの決勝トーナメント第一戦を観戦しなければいけないので、ウォーキングは買出しのついでの300歩だけでおしまい。

無理は禁物だと、昨日、医師にもお墨付きを戴いたので、何が何でも一日3000歩・・・と思い詰めなくても良い事にした。



二人ともあまり興味の無かったワールドカップ今大会だったのに、先日のデンマーク戦以来すっかり熱を帯びてきた。

野武士集団のような良いチームだ。これまでで一番かも知れない。



ガンバレ!

私も頑張るよ。
ルス

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