猫雑記20100813

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ジニー

な～んか変なの

Aug. 13, 2010

2010年8月13日　金曜日

読売新聞家庭欄の連載記事で、漫画家（？）の「さかもと未明」女史が膠原病で、長年辛い痛みを抱えているという事を読んだ。

全身性エリテマトーデス（ＳＬＥ）と強皮症、シェーグレンだという事だ。

治療していてもほぼ全身に痛みがあるらしいし、リウマチではないけれど既に指は思うように動かなくなっていると言う。

私には強皮症は無いけれど、あとは一緒だ。

その痛む部位や症状も同様なものだから、進行すると日常生活にも色々と支障が出て介助が必要な位になるものなのか・・・と落ち込んだ。

本当は、同じ病気の人の話はあまり聞きたくない。膠原病友の会など入りたいとも思わないし、難病指定もして貰わなくて結構だと思う。

自覚しないで日々をやり過ごしている方が、気持ちを平静に保っているからだ。他の人はどうか知らないけれど、私の場合はそうなのだ。

今後も治療や通院は真面目に続けるつもりでいるけれど、あまり病気だと思わないで、これは体質とそれぞれの肉体的傾向による症状の出方でしかないのだと思いたい。

加齢による衰えや不具合も、きっとその人それぞれの生き方の蓄積次第では違って当たり前だろうし。

だから私がたまたまＳＬＥやシェーグレン（今は胆石も忘れてはならないぞ）という形で出たというだけで、別の人たちには高血圧だとか悪性腫瘍だとか、心臓病とか胃潰瘍とか、卵巣や子宮の病気とか、腰痛やら肝硬変やら高脂血症・・・兎に角、何かしらの身体の問題を抱えて辛い思いをしているかも知れない。

みんなそれぞれ、自分の性格や長年続けて来た生き方に相応しい身体の状態になって行くものなのだと思う。

次の検診までまだ１０日もあって、その前に是非もっと強い痛み止めが欲しいと痛切に思ったのだけれど、もう少し辛抱してみようと思う。

眠れない日が続けば疲れが溜まり、そうすればそれなりに眠れる。

これはきっとまだ体力が余っているからこそ、痛み程度で眠れないのだと思えば良い。

でも日々の動きが悪くなっているので、こうちゃんには何かと迷惑を掛けてしまう。それが申し訳ない。

だけど敢えて言うなら、この世でたった一人迷惑を掛けても良い人間がいるとしたら、それはこうちゃんだ。

私もこうちゃんには幾ら迷惑を掛けられても構わないのだが、殆ど迷惑を掛けてくれる人ではないのが困ったところだ。

ま、彼の親の介護は出来るだけしたつもりなので、それで無罪放免かな。へへっ。

世の中には、７０歳になってもまだお姑さんに仕えているお嫁さんが居ると言うから、私なんかたったの１０年かそこらの同居・・・これは恵まれている方だったろうと思う。

難しい舅・姑が居た事で私達夫婦の絆はより一層深まったし、世間並みの苦労も垣間見た事だし、そういう意味でもきっと必要なプロセスだったんだろう。