猫雑記20101123

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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Nov. 23, 2010

2010年11月23日　火曜日

勤労感謝の日。

４時半に起きるとまだ真っ暗で、昨夜からの雨が降っていた。

少し寒い。

起きると先ずはお湯を沸かす。

冬の朝は、何はともあれお湯を沸かすと気分が温まる。

本当は薪ストーブでもあれば、そこで一日中湯を沸かしたり煮込み鍋を乗せておいたりしたい。

そういう生活に昔から憧れていた。今も憧れてはいるけれど、実際には無理だ。

薪ストーブが高価だというだけじゃなくて、猫がゾロゾロ居る家で薪ストーブはちょっと危険だろう。隔離スペースにストーブは置かなければならない。

それにエントツ掃除やら薪の調達、薪割り・・・絵本の中のような生活にはそれに付随するマメな労働が必要なのだ。

だから仕方ないのでガスコンロでお湯を沸かす。

最近は寒いので、カップもサーバーも熱湯で温めてからコーヒーも紅茶も淹れる。今まではそんな事をする気持ちの余裕が無かったけれど、いざやってみたら全然違う。

やっぱり美味しいね・・・と二人で感心してしまった。

日本茶だけは今までもお湯を適温まで冷ましてじっくり待って丁寧に淹れていたけれど、コーヒー紅茶はとりあえす熱湯で淹れるだけだった。

夏はそれでも気にならなかったのだけど、冬になると淹れたてのコーヒーが冷めているのに気付いた。

ポットやカップが冷たくて、しかも冷たい牛乳を加えていれば、そりゃあ冷めるさね。

先日思いついた通り、スキムミルクも買ってみた。

コーヒー紅茶に加えてみると、全然臭くないし、冷めないのが良い。

本当はコーヒーには生クリームを入れるのがコクがあって好きなのだけど、いつも常備しておくにはちょっと不便だ。いざ開封すると、どんどん使わないと直ぐに干からびさせてしまう。

それに生クリームは高い。

ミルクティだって本当は冷たい牛乳を入れるのがイギリス式なのだろうが、その牛乳そのものが違うのだ。もっとクリーム分の多い濃い牛乳のはず。

だから本式がどうのこうのと言ったところで所詮同じようにはならないし、うちはうち流で良いのさ。

だから我が家では、これからは暫くスキムミルクばかり使う事になりそうだ。

２日前のいずみちゃんの思い出話といい、どうも最近の私は昔の事ばかり思い出しては日記に書いているような気がする。

ここ１０年の出来事はそれがいつの事だったかも良く思い出せないし、通り過ぎる傍から忘れてしまう事も多いというのに、大抵の老人がそうであるのと同様に私も昔の事ばかり鮮明に覚えている。

しかしその昔の出来事や感情だって、長い年月忘れていたのだが。

今起きている事も書き留めておかなくちゃ・・・と、メモ魔の私は思う。

だから毎日の食事メモを、ここでは書かないけれど専用の手帳に手書きでびっしり記している。

一応は食事療法を心掛けている事も手伝って、この半年間１回分すら欠かさずに記録している。

ついでに起床時の体重、排泄後の体重なども記録してある。

我ながら大したもんだと思うけど、それは記録する事に関してだけであって、記録を見直したり今後の為に活用する事は無いので、そういうところが我ながらダメだなあ・・・と思う。

以前、消費税まで細かく科目を分類して家計簿をつけていた事がある。

この時は手書きではなくて、ＰＣのデータベースソフトで作られた家計簿を使った。

家計簿には現金残高まで記し、財布の中の現金と毎日照合していた。

１円の違いも許さなかった。

当然面倒臭い。

２年程続けてやめた。

家計の遣り繰りに活用する為の家計簿ではなくて、記録を積み重ねる為と財布の中身と照合する為だけの家計簿になっていたからだ。

でも、やめようと思うに至るまでに２年も掛かった。

やっぱり私は、ある部分に於いてかなり鈍いのかも知れない。

シロちゃん、いきなり軟便が始まった。

最初からコロコロカチカチの良いウンコだったのに、どうした事だろう。

ケージでケアしている最中なので食べる量は管理出来ているし、カンピロの下痢とは便の状態も回数も臭いも違う。

一昨日に使った「プロフェンダー」の影響だろうか？

とりあえずご飯に「ダイジェストエイド」を混ぜる事から始めてみた。

ハイポ水はかなり濃度が高いので、細菌性の下痢であれば効くだろう。いよいよ治らなければ、次は便を大急いで病院に持ち込み、検便して貰う。

オシッコの回数が多いのもちょっと気になる。

これまでの野良生活では、うちで与えていた猫用フードの他にも、余所の家では晩酌の肴を分け与えられたりしていたらしい。

チッ。

塩辛いものを猫に与えないで欲しい。

年齢から考えても、既に慢性腎不全になっていたとしても不思議ではない。

では血液検査の為に直ぐに病院に連れて行けるかと言えば、そんな事は到底無理だ。

長年野良生活を送っていた子は、完全な健康体なんて事は有り得ないのが普通だ。

そして腎臓なり肝臓なりに異常が認められたとしても、病院で出来る事は限られているのも事実。

心細いけれど、様子を観察して行くしかないと思う、今は。

そして見逃さない事だ、重大な兆しは。

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Nov. 23, 2010