猫雑記20101223

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ゴマ

インフルエンザ予防には

Dec. 23, 2010

2010年12月23日　木曜日

今日も晴れた。

そして陽だまりは暖かい。

だけど風が強くて、日陰に入ると途端に寒い。

朝のうちに庭の草木の鉢に水をやり、まだポツポツと落ちている葡萄の実や落ち葉を掃き清める。

鉢植えをしたら、途端に庭が好きになったみたいだ。

まだ陽が登りきらないうちに撮ったので、庭が半分以上暗くてあまり良く写っていないけれど、雰囲気だけは解るかな？

やっと木の上の方にだけ陽が当たり始めたところ。

木の根元に寄せ植えした草花は、まだ小さくて寂しい。

デイジーやビオラ、アネモネ、菊の一種（？）・・・春までにはもっと大きくなり、下草として茂るだろう。

余っていたプランターにも、寄せ植えしておいた。

これも綺麗なので撮ってみたけど、まだ薄暗くてダメね。

私はこうちゃんと違いオートでばかり撮影するから、近距離で撮り慣れている猫の写真以外は全くダメだ。

今日は外に居た際に、犬の散歩をさせていた見知らぬご夫婦２組に同じ事を言われた。

１組目は庭に入ろうとしたゴールデンレトリーバーの飼い主で、「猫ちゃんの匂いがするからかしら」と言い、２組目は出掛けようとしていたら寄って来たヨークシャーテリアの飼い主で、やはり「猫ちゃんの匂いがするんじゃないかしら？」と言った。

どちらも面識の無い、どこにお住まいの人なのかも知らない。

うちの裏が公園なので犬の散歩に色んな人が来るけれど、殆どの人を知らない。

だけどあちらは、うちが猫飼いだという事を知っているらしい。

庭や玄関先に居る野良猫を見てうちの飼い猫だと思っているのかも知れないし、私が知らないだけで近所では既に猫屋敷として有名なのかも知れない。

どちらにしても、私に猫の匂いがすると思っているのか、そう言いたいだけなのか・・・。

雨に濡れてボロボロになったので剥がしてしまった猫の避妊啓蒙ポスターだったけれど、今度また新たに作って塀のフェンスに貼っておこうかと思った。

しかも色んなバージョンを何枚も。

犬の散歩者が次々と見られるように、歩きながらでも読める程度の文字量で、歩きながら目で追える程度のメッセージを順番に見て貰えるようにしよう。

それに私も外に出る時間が増えたから、直接挨拶や言葉を交わす機会もきっと増えるだろう。

今日の２組目の奥さんも、「最近、猫を外に出す人が居て困るわねえ」と言っていた。

私も、ここぞとばかりに「猫はちゃんと避妊して完全室内飼いしないと、何かと問題が起きますからね」と言っておいた。

ついでに、野良猫にはエサやりしながら捕まえて避妊をしているので、飼い猫でもそうとは解らずに捕まえて手術してしまいますから・・・とも。

ちょっと強引な物言いだったかも知れないけれど、事情を知らない人たちの無責任な噂だけで、我が家が野良猫が増える元凶だと思われていたら不本意だ。

何も言わずとも自ずと解って貰えるだろう・・・というのは甘えた考え方なのだ。今の時代では。

今まで、荒れ果てた庭だと思って見ていた通行人も居たに違いない。

ここは所謂「通り道」ではないけれど、犬を公園に散歩させに来る人たちは毎日通るのだろうから。

そういう人たちが野良猫の巣窟だとしか我が家を見ていないとしたら・・・私たちが野良猫を増やしたくないと思って行動している事を知って貰いたい。

そして恵まれた飼い犬・飼い猫と違い、厳しい環境で生きている野良猫たちを少しでも温かい目で見るようになって貰えたら・・・とささやかな望みを持ちたい。

それがどこに繋がって行くか解らないけれど、やっと地域の人たちとのコミュニケーションのきっかけが持てるような気がする。

これも、ここに骨を埋めようという決意がやっと今頃になって出来たお陰だろう。

自分の家、自分の住む地域・・・そう思えずに居た年月は少なからず居心地が悪く、そしてどこか虚しい気持ちだった。

姑は徹頭徹尾、私を余所者・居候扱いしていたし、息子をたぶらかし、子供も持たない生意気な性悪女と思っていたようだからな。

こんな家はいつか出てやる・・・と思う事でしか溜飲が下げられなかったけれど、もうこの家を出て行かなくても良くなり、根を生やそうと覚悟した。

色んな意味で覚悟を決めるのに、２０年近く掛かってしまった。

嫁いで来たお嫁さんも子供がいれば、もっと早くに婚家に馴染み、地域に馴染むのだろうか。

私の往生際が悪過ぎるのだろうか。