メラ
顔だけ
見せている間に
Mar. 24, 2011 |
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2011年3月24日 木曜日
時折、早朝に音楽と映像だけの自然観察の番組を見掛ける。
野鳥や小動物、雨雲や霧が出来て行く様子、植物や苔が育つ様子、紅葉していく山々・・・あるものはハイスピード撮影で、あるものはインターバル撮影で捉えた美しい映像ばかりを延々と流す。
インターバル撮影された雲や霧、紅葉して行く山々の様子や植物の成長の様子やなどには魅入ってしまうけれど、普通のスピードで撮影された野鳥が子育てしている姿なども楽しい。
親鳥は一日中獲物の虫を運んでは、子供たちが大きく開けた口の中に入れてやる。
子供たちはいくら食べても食べ足りないらしい。
親鳥にエサをねだるとき、開けられた口は顔よりも大きいんじゃないかという位に大きい。
ライバルとなるきょうだいが居る場合には、ますます自分こそが大きな口を開けて目立とうとしているように見える。
実際、親鳥は端っこから順番に食べさせているようには思えない。
主張の強い、口の大きく開けられる、生命力の強い子にばかりエサを与えているように見える。
ゴマが4匹の娘たちを育てていた時・・・突然その部屋に入って行ったら驚いたのだろうか・・・一番身体が大きくて気の強い三毛だけを口にくわえて、ダンボールで作ったバリケードを軽々と易々と飛び越えた事を思い出す。
いざという時、1匹しか連れて逃げられないとしたら・・・一番生命力のありそうな子を選ぶのだろう。
考えている時間の余裕なんか無かったはず。
それは情を超えた野生(野良と言うべきか?)の本能で、外敵の多い野良生活を経験した猫にとっては理に適っている事なのだ。
それから、1メートルかそこらの高さしかないバリケードなど、猫にとっては全く意味が無い事もその時に思い知った。
猫を甘く見ていた頃のお話。
今では猫の能力を心から尊敬しているし、意外とパニックを起こし易いおバカなところも解っているので、予測出来る危険は出来るだけ事前に回避してやる住環境作りをしている。
脱走防止やベランダに出さない事などは、そのほんの一例に過ぎない。
小鳥やヤマネの映像を見ていて、殆どの人が感じるように、私も「可愛い」と感じる。
どうしてあんなに可愛いんだろう?と考えたら、共通点があった。
身体の割に頭が大きくて、丸顔、そして首がないように見える程コロコロに太っているのだ。
人間の赤ん坊やレッサーパンダの見た目の愛らしさなども、これと似ている。
では、首の長いスラリとした身体の、頭の小さな鳥は可愛くないのか?
可愛くない。
彼らは「美しい」と言った方が相応しいだろう。
人間の女性の場合も、痩せ型で首が長い、頭部の小さな女性の外見を「可愛い」とはあまり言わない。
でも人間の場合、痩せ型で首が長くて小顔でも、顔の造作次第では「美しい」とは言われない。
そこが動物とは違う損なところだ。
動物の場合、どんなに個性が違っても、ちょっと造作がおかしくても、その姿かたちは「美しい」か「可愛い」のどちらかに分類出来る。
動物嫌いの人には「何言ってんだか・・・」と言われそうだが、特に動物好きでなくても、小鳥やヤマネを見て「可愛い」と感じる人は多いはず。
わざわざ動物を「嫌い」とまで公言出来る人というのは、その部分だけとってみても、その精神の幼稚さがバレバレだ。
本能的には愛されたいのに、愛されない、愛されていないと思い込んでしまうコンプレックスや捻くれた心が形を変えて、「可愛い」ともてはやされる生き物を「嫌い」と言わせてしまうのではないか。
本当は自分が可愛ければ愛されたのに・・・と思っているのだ、無自覚であるとしても。
人間の場合、動物と違ってその容貌次第では「美しい」とか「可愛い」とは言われないと書いた。
しかしそれは外見の一般的評価出しかない。
良くしたもので、人間の場合、愛されるかどうか、好かれるかどうかは外見にのみ頼る事は無い。
所謂「美男・美女」なんかじゃなくても、更に言えばちょっぴりブサイクでも、その人の持つ心の豊かさや誠実さ、優しさなどに他人はちゃんと気づいてしまう。
そして好きになるものだ。
嘘だと思うなら、貴方のご両親の顔を思い出してご覧なさい。
美男美女ですか?そういう人もいるでしょうけど、大抵の場合は違うでしょ?
それでもちゃんと貴方という子供を持つほどには、愛し合っているんですから。
世間の全ての人から愛されよう、評価されよう、褒め称えられようとしても、それは無理だ。
そんな事を目標にしていたら、人生の無駄遣いになる。
縁あって出会った身近な人たちに、心をこめて接していたら・・・必ずその人たちからは相応の評価を得るだろう。
私も母は綺麗なのに自分はブスだと思い込んでいた少女期があった。
でも、大勢ではなくても、大切な人が「可愛い」とち思ってくれたらそれで良いと思えるようになった途端、実際に可愛くなったのよね〜不思議と。
けけけ。
では最後に自分に問うてみる。
うちのメラは可愛いか?
訳あって古い日記をざっと読み直していたら、メラを「デブ」だとか「太ってる」だとかしきりに書いてあった。
でも、今と比べたら全然・・・それこそ「可愛い」ものだ。
今ではご覧の通りメタボ過ぎるのオッサンのような体型だけど、それでもものすごく可愛いと思う。
食べさせ過ぎだと思う人もいるかも知れない。
でもご安心下さい。メラの部屋は測った量のフードを一気食いしてくれる子ばかりで、殆ど置きエサしていません。
同じ量だけ食べていても、メラのように太った子もいれば、弟のプティのようにスリムな子もいるんです。
ならば代謝異常なんじゃないかって?
捕まらないので血液検査まではしていませんが、オシッコを試験紙で調べる限りでは、血糖値にも以上は見られません。
ミュウもジャムもメラも、太ってこそいるけれど、食べる事にはあまり執着が無く、ならばどうして太るのか本当のところは解りませんけど、体質なんでしょうかね、多分。
その体質とは、気質が影響しているような気もしますけど。
つまり、この3匹の性格に共通点かあるとすれば、ナイーブだという点です。
ナイーブな子は全てデブになるという意味ではありませんけど。
メラを膝の上に抱いてみたい。
でも出来ない。
抱っこ出来なくても触れなくても別に構わないのだが、こんなに大きくて柔らかそうな「搗き立てのお餅」みたいなメラを抱けたら、さぞや気持ち良いだろうな・・・と思う。
ミュウを抱いた時の感触はまだこの手にありありと残っているから、そこから想像してするしかないな。
凄く可愛いよ、メラちゃん。
アンタを可愛いと感じているのは、チャイだけじゃないんだよ。 |
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メラ
こんな
太っちゃいました
Mar. 24, 2011 |
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メラ
女の子なんだけど
Mar. 24, 2011 |
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メラ
ね、チャイちゃん?
Mar. 24, 2011 |
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