猫雑記20110326

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ルス

春は近いわよ

Mar. 26, 2011

2011年3月26日　土曜日

晴れるが、一日中ものすごい強風が吹き荒ぶ。

桜の枝が大きく揺れている。

風が唸る音が聞こえる。

まるで春の嵐。

でも本当にこのまま春になってくれるのだろうか。

桜の蕾は膨らんで来ているし、枯れ木でしかなかった枝には小さな新芽が一杯ついているけれど、安心出来ない。

だって昨年の父の葬儀には、霙が降ったと言うし・・・

今年の冬は何が起きても不思議無い。

季節が信用出来無い。

でも、どうかどうか早く暖かい春が訪れてくれますように。

被災者の人たちの為にも、我が家も含め計画停電で暖房が出来ない人たちの為にも、そして野良猫たちの為にも。

福島の原発から放射性物質が漏れ続けていて、避難を必要とする範囲がどんどん広がっている。

そんな何、ＴＶで、自衛隊が個別訪問して避難を勧めても、「どうなっても構わないから・・・」と自宅に留まる老夫婦を映していた。

夫は寝たきりで、介護する妻もかなりの高齢だった。

理由は細かく説明されなかったけれど、事情がどうあれ、気持ちはとても良く解った。

私たちも多分、いよいよ汚染が危険な場所に指定されるようになったとしても、避難はしないで留まるだろうと思う。

いや、そうするしかない。

たくさんの猫たちを置いては、どこにも行けない。

案の定、かき菜とほうれん草と原乳に限らず、ブロッコリーだろうがレタスだろうがキャベツだろうが、そして飲み水や海水だろうが汚染されて来ている事が解って来た。

それ見た事か。

ひとつひとつは大した量ではなくて、食べ続けても健康に問題は無いと政府の人間は言っているけれど、それを色々と組み合わせて摂取したらどうなんだ？

私ならかき菜もキャベツもブロッコリーも同時にたくさん食べるぞ。

水も飲む。海水は飲まないけれど（当たり前だ）。

だけど、廃棄処分された野菜や原乳は、土壌を汚染しはしないのだろうか？

解らない事ばかり。

もうこの身を汚染物質から守り切る事など不可能なんじゃないかと思う。

あと２０年生き延びられたら御の字だ。

でも、未来ある子供たちはどうなるんだろう。

子供手当てや高校の無償化なんか即座に廃止して、避難している人たちや、大切に育てて来た野菜を泣く泣く廃棄したり原乳を捨て続けるしかない農家・酪農家の人たちを、早く救ってあげて欲しい。

物事には優先順位があるはず。

最優先されるべきは、被災した人たちの命や心の救済だろうに。

国会議員はこの機に於いては、一人当たり1千万円ずつ寄付せよ。

芸能人だってプロスポーツ選手だってそうだ。

イチローの1億円や松井秀喜の５千万円、松坂大輔の１００万ドルなどが既に公開されているけれど、みんなで競い合うようにして寄付したら良いのだ。

今回の災害では復興には何百兆円も掛かるのではないだろうか。

そうだ、国家予算並みに。

外国人のヨン様がポンと7千万だか寄付してくれて、サンドラ・ブロックが一人で１００万ドル寄付したというのに、日本人の高額所得者はどうなんだろう？

低額納税者の私たちですら、所得の1/10くらいまでは毎月寄付し続けようと思っているのだから。

その為に必死で倹約しているんだから。人間の食費から。

ルス

さあさ、寝る準備

Mar. 26, 2011