2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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アンダ

ご馳走の話?

May. 30, 2011
アンダ
2011年5月30日 月曜日

早朝までは強く降っていた雨は、だんだんと雨足が弱まり、雨がやんだと思ったら昼には突然晴れた。

なるほど「台風一過」という感じ。

台風じゃなくなったけれど、ちょっと前までは物凄い勢力の台風だったのだから同じようなものだ。



庭の鉢植えの点検もしたかったし、落ち葉で一杯の前庭も掃除したかったのだけれど、何しろ風が物凄く強くて、やっても無駄だろうと諦めた。

明日、一気にやれば良いか。





それにしても「常緑樹」というものの落とし穴をつくづく解った。

一年中、緑の葉を茂らせている代わりに、春に新芽が出て来ると、何年か経過した古い葉を枯らして落とすのだ。

高木ともなると、その落ち葉の量がハンパじゃない。

どうして春にこんなに枯葉が散るのだろう、病気なのかな?と毎年思っていたのだが、今年になって自分で常緑樹を植えてみて解って来た事だ。

何事も「受け身」で受け流していると、物事って深く考えないし、本当には理解しないものだな・・・と思う。




ミネストローネと、蓮根とじゃが芋とハムの炒め物、それからコンニャクと赤唐辛子の炒め物を妹に送るのに郵便局へ行った。

汁物はパッキンのついた保存容器に入れたので多少揺れてもこぼれないとは思ったけれど、一応は「天地無用」という意味のシールを張って貰う。



受け付け処理をしてくれたのは、研修生のバッヂを付けた男の子だった。

チルド便で送るのに、グズグズしていたら温まってしまうじゃないか・・・と苛々しながら、その荷物の行方をずっと見ていた。

早く奥のチルドケースに運んでくれれば良いのに、いつまでも何やら書類なんか記入していて、私の荷物はなかなかその場から姿を消さない。

あまりいつまでも置いたままだったら、クレームをつけようと手ぐすねを引いて見守り続けていた。

だって大事な食べ物なのだ。

お姉ちゃんが可愛い妹の為に作った料理なのだ。

保冷剤も当てているけれど、少しでも良い状態で手元に届いて欲しい。



やっと持ち上げて運び始めたと思ったら、別の「ゆうゆう窓口」へと持って行き「チルドです」と言って、別の局員(今は社員というのかな?)に委ねてカウンターに置いた。

黙ってそれを引き受けた顔の長い男性社員は、持ち上げると同時に90度回転させて、「天地」の「天」の部分を自分の腹に向けて運んで行った。

私もこうちゃんも(そうです、この人も居たのです)「あっ、逆さにした!」とほぼ同時に、同じような事を叫んでいた。



急いで後ろ姿に向かって呼びかけるのだが、聞こえないらしく、どんどん奥に行ってしまい姿を消したので、受け付け窓口の研修社員の男の子にこの事を伝える。

その男の子が「ゆうゆう窓口」へ回って、顔の長いアホタレにその事を言ってくれたのだが、「いえ、ちゃんと運びました」と言っている。

「それは違う、ちゃんと見ていたんだから」とこうちゃん。

「この人(私の事だ)も見ていたよ」と、すぐ傍らのATMに並びながら、郵便受付窓口の担当者の一挙手一投足から、引き継いだ顔の長い局員の様子までずーっと目を離さずに見ていた私を振り返って言う。

私も大きな声で「見てましたよ、横にして運んだところを」と応える。



しかしアホタレは表情ひとつ変えず、謝りもしないばかりか認めもしない。

次第に声が大きくなる私達。



「何のための【逆さま厳禁】のシールなんだ?」

「どうしてわざわざ横にしてしまうの?」

私達がそう言っても、「そのままで運びましたよ」と言って平然としている。



そうこうしているうちに、トラブルを聞きつけた課長代理という人が奥から出て来て、謝罪し始めた。

それでもまだ、顔の長いオカッパ頭の男はぼーっと突っ立ったまま何も言わない。





あんな事でいいのか、ツ●●マ郵便局。

取り扱いに注意して貰いたい物は、ゆうパックでは送れなくなりますよ・・・とも言ってやった。我ながら嫌らしい言い方だと思う。

でもね、荷扱いは大事だよ。



こうちゃんは怒りの内容が変わってきていた。

「人のやる事だから間違いだってあるでしょう。それは仕方ない。でもこの人は、私が指摘すると、やっていないと言ったんですよ」

そうだ、そうだ。間違いは認めなさい。そして謝るのが一番じゃないか。





他の宅配業者に依頼すると言っても、ヤマト便のいつも担当は陰気で無愛想で感じ悪いしなあ・・・。

こうなったら、いっつもすっごく感じの良いあの佐川のオニイチャンに頼もうかな?





それでも私は郵便局が好きだ。

切手という昔からの美しいシステムも大好きだ。

その町その町に密着して機能している郵便局を、私は応援しているんだ。心から。



愛すればこそ苦言も呈するし、これからもきっと使い続けるよ、ゆうパック。

でもね、でもね、窓口の担当も裏で見えない所で仕事をしている人も、みんなお客の大事な荷物や手紙を大切に扱って欲しい。

それはただの物体ではなくて「愛」なんだから。



中にはただ機械的に事務的に送っている書簡や荷物だってあるかも知れないけれど、手紙にもハガキに荷物にも、会えない人への想いや愛が込められているのだ。

それを預かり配達するという、素晴らしい仕事じゃないか、郵便って。



人の想いや愛を届ける仕事だという自覚を彼らに持って欲しいんだ、私は。





私がゆうパックで送らなくなったら、その時はよほどの事があったと推察して欲しい。

そんな事は無いに越した事が無いけれど。




妹だって料理は下手じゃないと思うけど、毎日仕事帰りに遠回りになる無人の実家に立ち寄り、いまだ毎週来て下さる弔問客の相手をしたり、お花の水を替えたり、せっせと母の遺品の整理をしたりしている妹の日々は、精根尽きはてるほどに忙しいだろうと思う。

それで自分だけの為に晩御飯の料理までしていたら身が持たないと思って、先週も大根の煮物と五目炒めなますをチルドで送った。



もっとご馳走を送れば良さそうなものだが、平素そんな程度の物しか食べていないものだから、ご馳走と言っても思いつかない。

私にとってのご馳走って、お寿司とか焼き肉とか天麩羅とかすき焼きとか美味しい焼き餃子とか・・・これ位しか思いつかない。

どれも送れないじゃん、チンするだけで食べられるものじゃないから。






毎日妹と一緒に食べる晩ご飯を作る事を楽しみにしていた母の代わりを少しでもしてやれたら、母はきっと喜んでくれるのではないかと思うのだが、いつまで続くだろう。



炒めなますを送った時、1パックの量が多くて「私には3回分あるよ〜」と言われたのだ。

「お姉ちゃんたちみたいにはたくさん食べられないんだよ」



ウッソ〜!と言い掛けて、嘘であるはずもない内容に対して軽薄な反応をするのはやめた。

何たってお姉ちゃんは、今年54歳の大人の女性なんだからね。

まだギリギリ53だけど。





あの炒めなますは、小さな容器3パックに分けて、しかもこんなんでは少な過ぎると思ってギュウギュウに入れたのだ。

あれを9回も食べる羽目になったのかな、妹は。

あはは・・・可哀想に。



だから今回の蓮根とじゃが芋、ハムの炒め物は、小さな容器にスカスカに入れてやった。

あんな量では食べた気がしないけどなあ…私には。
アンダ

アンちゃんは
お菓子がいいよ

May. 30, 2011
アンダ
アンダ

えっ、食べちゃ
ダメなの?

May. 30, 2011
アンダ

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