2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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ペロ

僕はウンコを・・・

Aug. 5, 2011
ペロ
2011年8月5日 金曜日

雨が降ったり晴れたり・・・を繰り返して、蒸し暑いったらありゃしない。

でも、晴れて暑い方が良い。

植物だって太陽の光が必要だ。

雨ばかりでは、またぞろ根腐れしてしまう。




注文した「ファーブル昆虫記」の中古本を発送したと、次々とメールが来る。

宅配便ではなくてメール便で来るので、まだ届くのに日にちが掛かるだろう。



「欲しいとなると直ぐ欲しい病」だから、待つのが辛くて困る。

おまけに「在庫あり」となっていたくせに、発送したと知らせて来ない分もあり、苛々する。






しかし、直ぐに届いても、この数日は仕事が立てこんでいて、どうせ直ぐには読めやしないのだ。

いや、直ぐに届いたら、どうしても我慢出来ずに読み始めてしまうかも知れない。

危ない、危ない。






実際、今の時点で自分に現実逃避の材料を与えてしまったら、首を絞める結果になる。

その辺りの辛抱が全く足りないのだ、私は。



だから大学時代の4年間は、テレビを持たなかった。

テレビを見ていたら、必ず学業に差し支えが出るだろうと思ったから。

偉かったな、私。




家電メーカーに居た父は、親元を出て一人暮らしを始める私の買い物リストにテレビが入っていない事を知ると、「なんだ、カズエはテレビは要らないのか?」と不思議そうに言っていた。

その代わりにデカくて高いラジカセを買って貰った。







別段、それ程テレビが好きではないにしても、あれは麻薬みたいなものだ。

何となく見続けてしまって、あっと言う間に2〜3時間過ぎている。

その間にはもっと大事な事が出来るはずなのに、ボーッとテレビを見て過ごしてしまう事がある。

特に「自然」「野生動物」「紀行」「料理」「映画」・・・この番組があると、結局は見てしまう。



意志が弱い私。

そんな私に、闇雲に楽しみを与えてはいけないのだ。




亡き父は、一度も麻雀をやらなかった。

やれば面白いに決まっている。

そしてのめり込む性癖なのだという事を、父も自覚していた。

だから手を出さないのだと言っていた。







父だけじゃない。

母の家系もゲーム好きだった。

ゲームと言ったって、それは昔の話・・・今のようなゲームの事じゃない。

トランプか百人一首が母の姉妹たちのゲームだった。



正月に母の実家に母の姉妹が子供たちを伴って集まると、子供が寝た後で徹夜でトランプをしていた。

子供たちも加わって既に夕食後、さんざんトランプをやった後なのに。



それから百人一首も、子供たちには手が出せない位、母の姉妹たちが熱くなった。

日頃は物静かでおっとりと優しく、何事につけ控えめに思えたレイコ叔母ちゃんが、百人一首となると生き生きと・・・いや、そんな生易しいものじゃない、まるで狩りをするヒョウのように素早く、そして的確に仕留めた。



私だって百人一首は得意だったのに、叔母たちが加わったゲームでは全く札が取れなかった。

得意札を数枚決めて自分の陣地の目の前に置き、それだけ狙っていても、レイコ叔母ちゃんはニコニコしながら残酷にも子供の得意札を仕留め、取り上げて行った。



勿論、私だって「決まり字」の「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」という「1字決まり」くらいは覚えていて、上の句で「む」と一言発せられれば、「きりたちのぼるあきのゆふぐれ」を取るだけの用意はしているのだ。

なのに取れない。



すばしっこくて負けん気の強い私の母も、そりゃあ百人一首は強かった。

母もレイコ叔母ちゃんも他の叔母や伯母たちも、子供たちに手加減をするような事はしなかった。

大人げないと言ってしまえばそれまでだが、子供に手加減して札を取らせてやるような事をしても、その子が本当に成長するとは言えない。

少なくとも私のような子供だったら、大人が手心を加えてくれても満足出来なかっただろう。

憧れる、目指す姿を見せつけられてこそ、モチベーションは上がったと思う。



大人と一緒に勝負しておいて札が一枚も取れないと泣くような子供は、そもそも大人と一緒のゲームに加わるべきじゃない。

そうやって鍛えられたんだと思う、私は。

私には生憎、姪っ子がいないので(甥っ子もいないけど)、鍛えてやりようがない。

残念無念。




百人一首の読み手はお祖父ちゃんだった。

お祖父ちゃんは孫たちに、その句の意味や歴史背景なんかを教えてくれた。



健康で物知りだったお祖父ちゃんは私が大学生の時に亡くなり、お祖母ちゃんは身体が弱くてとても長生きしないだろうと思われていたのに、つれあいを失くした後、40年近くも生きてつい近年亡くなった。

晩年、何度も危篤に陥った父が84歳まで生き、健康で前向き、生きる意欲もみなぎっていた母がたった78歳で突然死んでしまった。

人の寿命なんて解らないものだとつくづく思う。



私はどうなんだろう。

そしてこうちゃんは?



考えたってどうしようもない。

今日を生きるだけだ。

悔いる事が少なくて済むよう、自分の気が済むよう生きる・・・それしかない。




兎に角、私もゲームを始めようものなら、きっとのめり込んで身体を壊すだろう。

麻雀もパチンコもご法度、テレビゲーム、PCゲームの類も近寄らないようにして来た。



でも、読書と映画だけはなかなか遠ざけられない。

そして他人様からは想像も出来ないだろうと思う位に、集中してのめり込んでしまう。

寝食を忘れてしまう。

その結果、仕事にも身体にも悪影響を及ぼし、必ず後悔する。






この歳になっても尚、その性癖は余り改まらないままだ。

三つ子の魂百までも・・・とは本当だな。



ふん。

この際、百まで生きられれば性癖なんか改まらなくてもいいや。

ゆめゆめ50代で死ぬような事にならなければ、後の事は大抵目を瞑れると思う。




2時間おきにゴマに食べさせる日々は続いている。

私とこうちゃんが代わる代わる食べさせているので、その都度、どの程度の量を食べたかを報告し合う。

そして喜び合う。

食べてくれるだけでこんなにも幸せを感じる。






ウンコした日の記録は、ゴマと便秘が続いたジャムに関してだけ続けている。

後の猫たちは全て毎日良いウンコが出ているから、今のところ記録には及ばない。

ジャムはほぼ3日に2度、ゴマは2〜4日に1度というペースだ。

食べる量が安定すれば、排便のペースも安定するだろう。



兎に角、胃に負担が掛からない程度の少量を強制給餌し、胃がすっかり空になる時間を長くしないように気をつけてインターバルを計る。

その加減は、その子の状態を見ていないと、一概には決められない。

今、少しずつそのペースが噛み合って来ていると思う。

アインの時のように、ゴマにも適した強制給餌のペースが解って来て気がするし、状態の見極めが上手になって来たようだ。

状態が沈んでいる時もあるけれど、そういう時に食べさせて負担になるものとそうでないもの、負担にならないで生命維持に必要な量というものも、手応えとして解って来る。



こればかりはマメに猫と向き合い、心をひとつにしたいと願い、全身や目で対話しながら感じて行くしかないのだと思う。

誰にだって出来る事だ。

愛しているんだもの。






モアとフレアとマーゴには「食べたい」に任せていられるようになった。

但しつきっきりでないと食べないという状態だが、それでも食欲があるだけで嬉しい。






5匹のサビのうち3匹までが具合が悪かった訳だ。

健康で強いサビが・・・。







私も決して体調は良くないけれど、食欲が落ちない。

夏バテしていても、お腹が空いて仕方ない。

あれも食べたい、これも食べたい・・・で、いつも食べる事ばかり考えている。



食べる量も、また増えてしまった。

食べる度、胃が食い広がるのが解る。



いい歳をして、一体どうなっておるのか。

食欲が無いのよ・・・等と、沈鬱な顔で言ってみたい。
ペロ

ぶら下げるのが
得意だよね

Aug. 5, 2011
ペロ

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