猫雑記20110810

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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アンダ

北九州の夏も・・・

Aug. 10, 2011

2011年8月10日　水曜日

今日も物凄く暑い。

明日も物凄く暑いらしい。

いつまで暑いのだろう。

たくさん植えた植物をこの日照で枯らさないように気をつけて、水でも撒きながらじっとこの夏が過ぎるのをやり過ごすしかないか。

この際「水道代がかさむ」なんて言っていられない。

鉢植え以外の場所にも通路にも盛大に水を撒いて、少しでも涼しくして野良猫が涼める場所を用意しておいてやりたい。

うちは結婚して２０年、盆暮れに旅行も遠出も一切しないし、贅沢は殆どしていない。

ちょっと贅沢に使っているのは、水道と電気・ガス位のものだ。

水不足の夏であれば兎も角として、私が「必要！」と思う程度にはジャンジャン水を撒くよ。

藪蚊さえこんなに大量にいなければ、一日に５回はホースで水撒きしたい位だ。

水桶に柄杓で撒くのであれば、老舗旅館のオジイサンではないが、なるほど玄関前だけでも日に５０回は必要だろう。

乾いて来たら撒き、また乾きかけたら撒く。

蚊に刺されさえしなければ一日玄関先に椅子とテーブルを出して座り込み、冷たいお茶を飲んだり本でも読んだりしながら、水撒きのタイミングを計るのだ。

仕事はどうする？

仕事なんか、これ幸いとばかりに夏休みにするっきゃない。

だって水撒きで忙しいんだもの。

そうして玄関先は常に潤うけど、うちの家計は干上がるのだ。

それでも水撒きをしていたい。

くどいようだけど、水撒きが仕事だったら良かったのに。

もうここまで来ると、自分でもバカじゃないかと思う。

いや、そんな生易しいものではない、私の水撒きフェチは。

これはもう前世からの因縁ではなかろうか。

前世では江戸の「火消し」だったとか、家を火事で失ったとか、火あぶりにされたとか・・・。

ゴマは大分量が食べられるようになって来た。

眠っていても、頃合いを見計らって食べさせる。

すると望ましい量を食べてくれる。

水は自分で飲む。

そしてオシッコも、そう回数多くなく、量も適度な量で出している。

ウンチも一日おきに出るようになった。

そして何より嬉しいのは、ずっと同じ場所で寝てばかりいたのだが、今日は何度も私の傍に来て、抱っこしろと言った。

勿論、喜んで抱っこさせて戴きますよ！

だけどゴマがグズグズしていると、その気配を察知したアンちゃんが、バビューン！と駆けて来て、先に私に乗って甘え始める。

ケージの上のドームベッドや、ケージの中の最上段のベッドでずーっと眠っていたくせに、どうしてゴマやジャムが私に乗ろうとすると、その瞬間に飛んで来るのか。

それも一瞬で、もう乗っている。

ゴマも私も呆気にとられる。

だけどアンちゃんも飼い主さんが入院してしまった後は長く無人の家で暮らしていたのだし、こんな暑い夏の日に炎天下に捨てられていた子だったらしいし（>>こちら参照）、その後も結果的にはタライ回しされてしまった過去があると思うと、ついつい甘やかしてしまう。

きっとアンちゃんは調子が良いだけでなく、心の底には不安もあるんだよね・・・と思ってしまう。

本当は何事にもめげない、強くて要領の良い女の子なのかも知れないけれど。

うちの猫たちのどの子にも、それぞれうちの子になるに至ったドラマがある。それをいちいち斟酌して「判官贔屓」していたら、収拾がつかない。

でもね・・・みんなで色んな「ドラマチックごっこ」していると思えばいいさね。

平和で幸せだから、そんな事も出来るんだよね。

ところで、「ファーブル昆虫記」は残りの１冊が今日も届かない。

なんなんだ、一体。

いつまで焦らすのだ。

九州の書店から買った分だって、とっくに届いているというのに。

苛々、ムカムカするとますます暑苦しいから、ドラマ【大聖堂】の再放送でも観て、二人で色んなツッコミを入れて楽しもうかにゃ。

その話題は、また後日にも。

アンダ

暑かったにゃ

Aug. 10, 2011