2011年 《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》 猫雑記
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ゴマ

寝ているところを起こされた

Aug. 26, 2011
ゴマ
2011年8月26日 金曜日


ゴマの体調は、浮き沈みが大きい。

気候によって、排泄がある無しによって、毒素が高まっているかどうか、口の中の状態の微妙な変化・・・あと何だろう、何か要因があるとしたら。



ゴマの身体の中で何が起きているのか、目に見えない慢性的な疾患は解らない。

血液検査?

それで解るものがあったとしても、治療法があるとは限らない。むしろ治療できない慢性疾患の方が多い。



あまり頻繁な検査もストレスを多くするばかりだと思うので避けたい。

もう決めたんだ。

カワムラさん方式で行くと。



あまりにも吐いて苦しそうであれば、皮下補液を考えるけれど、今のところゴマは殆ど吐いていない。

半強制給餌の間隔と分量が、ゴマにフィットしたのだろう。

空腹時に胃液を履く事はなくなった。



そして自分で水を飲み、オシッコをし、1日おきのウンコも出ている。

通りがかりに声を掛けてくれる事も増えた。

時間に構わず、寝ている私のところへやって来て、胸の上で抱いたままじっとしていろと暗黙の命令を出す。出来るだけじっといていようと思うのだが、じっとしていると一箇所に負荷が掛かり、身体が痛くなり始めてしまう。

「痛いよ〜ゴマちゃん」と呻いても泣いても、ゴマは知らん顔して気持ち良さそうに乗っている。



ま、いいか、痛みは私が生きていればこそ。

そしてゴマが生きていてくれればこその、この金縛り状態なのだから。





そのお返しではないが、寝入っているゴマを起こしてでも、少しだけ強制給餌をする。

あまり長時間寝ているのを可哀想だからと起さずにいると、起きぬけに酷く吐く。

少しでも食べさせておいた方が良いのかどうかのタイミング判断と、胃を休ませる按配は、これはもう私とゴマのあうんの呼吸で解るようになって来た・・・と思う。

何事も、やってみなければ解らない事があるのだ。




先日、映画【狂った果実】を放映していたので、何となく観ていた。

1956年の作品だから、私が生まれる1年前だ。

半世紀も前の映画とはいえ、いかにも古臭さを感じる。



もっと古い時代を描いた作品だって、或いは小津作品だって、それ程までには古さを感じさせないのに、どうしてなのだろう?と思って、直ぐに思い当たった。

その時代に於いて「新しいもの」を描いたものほど、時が経つにつれて古びてしまうというパラドックス。

きっと公開当時に観ていたなら、その時には凄く新鮮で斬新に感じたのだろう。



映画は、その同じ時代の中で生きていないと、解らない空気や価値観がある。

普遍的なものをテーマに描いたものであれば、それが中世の話であれ江戸時代の事であれ昭和初期であれ、さほど「古い」とは感じないものだ。

家族愛だとか、男女の間の嫉妬心だとか・・・。

ところが、暮らし方やら生き方だとかがその時代にあって最先端を行くような突飛な新鮮なものであればある程、時間の経過とともに古びてしまう。

束の間の鮮度してないという事だ。





まだ貧しかった日本。

その中で、毎日遊んでいられ、退屈しきっている有閑階級の若者たち。

自部下のボートやヨットを持ち、毎日のように遊び呆けていられる金持ちのボンボンたち。



今の時代からして見れば大した事の無い贅沢に思えても、当時の大方の日本人にとっては、自分たちの生活とかけ離れたハイソサエティとして映ったのだろうか。




裕次郎の演技は、下手と言うのかこんなモンなのか・・・しかし流石に声が良く、歌わせるといきなりぐっとチャーミングになる。


津川雅彦の古典的美男顔で派手なつくり。初々しいと言えなくは無いが、16歳とは思えないような生まれ備わったような色気は、まさに正統派の美男。

流石、四代目澤村國太郎の息子というだけの事はある。

但し、こういう濃い顔は好みじゃないけれど、私の好みが世間一般とは違うのだ。



裕次郎と北原三枝は足が長い。

のびのびとした体型は、やはり新しい日本人の出現を象徴していたのか。



岡田眞澄の外人顔。仲間の有閑階級のバカ息子ではあるものの結構誠実でいい人物を演じている。







しかしなあ・・・身も蓋も無いあの終わり方。

途中から立って家事をしてしまった位、あまりにもバカバカしい内容だ。



何も私は、実りのある内容だけが良いと思っている訳ではない。

【去年マリエンパートで】の実りの無さは芸術に高められているけれど、この【狂った果実】の後味の虚しさは日本人には似合わない気がする。



とは言いつつも、1960年の【太陽がいっぱい】とか1959年の【勝手にしやがれ】などの、バカな若者が破滅していく作品を彷彿とさせないでもないのだが、なるほど、この【狂った果実】はヌーベルバーグ映画にも影響を与えたと言われている。

恐るべし、石原慎太郎。

いや、原作ではなくて、監督の中平康の業か。



どのみち、怠惰で自分の欲望に負け続けて破滅して行く人間の姿なんか、わざわざ映画で見たくも無い。

そんなもん、自分の心の奥底を覗き込めば、幾らでも渦巻いているのだ。

だからこそ、頑張ろうと思う。

破滅しないで済むよう。



という訳でメタメタな感想ではあったけれど、パーティードレスを着込んだ北原三枝のスタイルの良さや、そのドレスの美しさ、靴を脱いで歩くときの足の醸す健康的な色香などは、観ていて「いいもんだなあ・・・」と感じた。

初老のオヤジみたいだな、私。
ゴマ

まだ眠いのに

Aug. 26, 2011
ゴマ
ゴマ

写真なんかやめてよ

Aug. 26, 2011
ゴマ
ゴマ

まったくもう・・・

Aug. 26, 2011
ゴマ
これは最近ハマッているもの。

クリームチーズに、スモークサーモンと青ネギを小さく切ったものを混ぜ込んだディップのようなもの。

トーストした全粒粉パンにたっぷり乗せて食べる。

めちゃくちゃ美味しい。

ワインにも合うと思うけど、我が家はこれは朝食だ。



今回はカッテージチーズの残りも一緒に混ぜてみたので、ちょっとボソッとするかと思ったけれど、クリームチーズが繋ぎになって、よくまとまりました。

サーモンは刺身用の生じゃダメよ。

スモークした香りがクリームチーズに混ぜても生臭く無くて、スモークする事で締まっているので小さくカットした身もヘタレず、丁度良い按配なんだから。



本当はベーグルにこそクリームチーズは合うんだろうけど、近くではベーグルを買えないし、どうせパンはディップを乗せる為の「台」みたいなものなんだから、不味くさえ無ければ何でも良いのだ。



それにしても、こんなに暗く写って・・・本当はクリームチーズがもっと白いんだけどね。
スモークサーモンと葱入り
クリームチーズ

Aug. 26, 2011
スモークサーモンとネギ入りクリームチーズ

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