猫雑記20110901

2011年《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジャム

ジャムは地震こわい

Sep. 1, 2011

2011年9月1日　木曜日

９月になってしまった。

そして今日は「防災の日」だった。

近々予定されている町会の避難訓練では、避難所での過ごし方の練習もするらしい。

朝早くから集まって、炊き出しなんかして、昼には解散するようだ。

勿論、参加しない。

そんなに長い時間、家を空けてはいられないし、今は申し訳ないが時間も無いし、そもそも何があろうと避難所へは避難しない・出来ないから。

東北の被災地の避妊所でもそうだったみたいだけど（今は違うのかな？）、避難所に避難しない人には食事の配給はしないと、この防災訓練予告の回覧板にハッキリと書かれていた。

ふん、いいさ。

うちは猫を残して人間だけ避難所に行く訳にはいかない。

それで食べ物をくれないと言うなら、何とか自給でやるしかないだろう。

それに、人間の食べ物だけあっても仕方ない。

猫のご飯の方が大事だ。

どちらも非常用に大量ストックしておくようにしなくちゃ。

ここは津波は来ないだろうから、ストックが流される事は無いだろう。

完全に倒壊してしまえば別だけど、一部損壊程度でライフラインが止まってしまった時は、保存してあるものを食べて命を繋ごう。

でも、何か変。

猫の分まで食べさせてくれとは言わないけれど、同じ市町村民税を払う者に、それは差別じゃないのか？

避難所に行かずに自宅に残れる程度の被災なのであれば、大事な食料なんかあげないよ・・・という事だと思えば良いのだろうか。

明日から、人間の保存食をもっと買いだめしておこう。

猫のご飯は、常に１ヶ月分はストックしてあるけれど、もう少し長期保存出来る缶詰もストックしておかなくちゃいけないかも知れない。

３０００缶くらいはストックしておかないとダメだな、きっと。

ぶーちゃん部屋とみーちゃん部屋の使っていない押入と納戸の不要なものを片付けて、缶詰保管庫にすれば済むだろう。

トイレの砂も、今まで以上にストックしておこう。

それで大地震さえ来なければ、めでたしめでたしだ。

ストック（保険）が無駄になる事は喜ばしい事なんだから。

毎月、横浜市資源リサイクル事業協同組合が発行している【月刊リサイクルデザイン】というフリーペーパーが届くのだが、今月号はなかなか内容が充実していた。

『知ってるつもりの環境用語』という特集があり、放射線を計る単位「シーベルト」と「ベクレル」の違いはこれで初めて解った。

皆さん、知ってました？

ニュースでは当たり前のように使っているけれど、ちゃんと解説してくれていました？

私はずっと疑問に思っていたけれど、わざわざ調べなかったので知らなかった。

それが今回、やっと解った。

つまりこういう事だ。

とちらも放射線量をはかる単位なのだが、「ベクレル」とは放射線を出す能力の高さを表し、「シーベルト」とは人体への影響の強さを表す。

「ベクレル」と「シーベルト」は放射線の「出し手」から見るか「受け手」から見るかの違いであるという事だ。

こんなに簡単に説明出来るのならば、どうして私が今までたくさん見て来たニュースの解説では、誰一人説明してくれていなかったのだろう。

それとも常識の範囲の事なんだろうか。

私に一般常識が欠如していただけなのだろうか。ここでこんな事を書くのは、もしかしたら凄く恥ずかしい事だったりして・・・ま、いっか。

それから、こんなものが紹介されていたので、これはなかなか「エコロジー製品」であると感心したので、ご紹介しよう。

ハンカチでできたご祝儀袋
６３０円

詳細は画像をクリックしてご覧下さい。

ご祝儀袋というのは戴いた相手の心づかいを思うと、なかなか捨てられない物でもある。

小さな事だけど、捨てずに済んで、後々まで使う度に戴いた相手の事を思い出せるという意味でも、アイデア商品ではないだろうか。

身の回りの物を減らし、物を増やさず身軽にシンプルに暮らしたいと思うのに、非常用のストックはいざという時の安心の為にも必要だし・・・しかもうちの場合、それが大量に必要となるし・・・物を捨てずに済ませられるようなエコロジー精神も大切にしたいし、なかなか厄介である事よな。

早く寝よう・・・とジャムがうるさい。

そろそろ寝る時間だというのに私達がベッドに行かないでいると、ジャムは足元で文句を言い続ける。

「わかったわかった、わかったからベッドに行こう」と言うと、先回りして私の枕を占領してしまう。

「ママはどこで寝れば良いん？」と聞いても、今度はダンマリを決め込む。

こうちゃんが重たいジャムをひきずってベッドの真ん中まで移動させると、また大声で文句を言う。

だけど、こんな可愛い寝顔を見せられてしまったら、こちらはとても文句など言えなくなる。

傍に居てくれるだけで良い。

そんな歌があったっけな。

私にとっては、まさに猫に捧げる歌だ。

ジャム

だけどジャムは眠い

Sep. 1, 2011