猫雑記20111003

2011年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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ペロ

ママ、素通りしないで

Oct. 3, 2011

2011年10月3日　月曜日

ハサミの使い過ぎに注意・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昼に一休みしようと庭に出る。

外は金木犀の香りがむせるよう・・・と言いたいところだったのだが、お隣の台所から漏れ出るお昼御飯なのか、ニンニクを炒める臭いで我が家の庭はむせるようだった。

ニンニクは好きだけど、一般家庭で調理する程度でこんなにも遠くまで臭うとは・・・

私も気をつけよう。

と言ったって、うちのキッチンは２階なので、ここまで隣家に臭いが影響しないはず。

先日の鍋焦がし事件でも、換気扇からはもうもうと煙が流れ出ていたのに、どこからも何も言われないのだ。

どこからか何か言ってくれれば、あんなにも焦げ焦げにならずに済んだのに・・・と責任転嫁してみる。

そもそもうちの換気扇の排気口が見える家は、あんまり無いのだけれど。

う～、またしても「鍋焦がし事件」に話題が結びついてしまったじゃないか。

ホントにもう～。

昼飯後のほんの一休みのはずが、昨日撤去した古い葦簾を二人で黙々とカットし続けてしまった。

二人とも好きなんだ、こういう作業が。

明日は普通ごみの回収日なので、少しでも多く出してしまいたい。

気が付いたら１時間半も経過していた。

今日はこれ位でやめておこう。

まだ先は長いけれど、こんもりと長い山を作っていた葦簾の束も、二人で作業すると随分とかさが減った気がする。

残りはまた明日から、土曜のゴミ出しの日に向けてチマチマと頑張ろう。

だけど後で手を洗っていてピックリ。

やっぱり鋏の使い過ぎで、親指の内側にマメが出来て水ぶくれになってしまっていた。

いつぞやの栗剥き器「クリクリ坊主」を使った時みたいだ。

あの時は、気が付いたらその水膨れの皮まで剥けてしまっていたんだけど。

この手では、明日はもう同じ作業は出来ないな。

マメがズル剥けてしまっては、後々何かと困る。

そもそも痛いし。

しかし困ったぞ、大好きな作業が出来ないとは。

別の切り方を考えないと・・・。

マーゴが元気で、私も元気でいたい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

部屋を出入りする度に、マーゴとペロ、リマが鳴きながら寄って来る。

マーゴがこんな風に、みんなの中に溶け込んで一緒に行動出来るようになるなんて・・・感慨ひとしおだ。

先日など、出窓のガラス窓の向う側を、ヤモリの「モーリス」がスルスルッと駆け上がったのを見るや、部屋の奥に居たマーゴがダッシュして出窓まで駆けて行き、あまつさえモーリスのへばり付いていた窓の上の方まで一気にジャンプした。

そして着地した所にはイオが寝て居て、小さなマーゴの突然の大ジャンプにビックリしていた。

マーゴはイオの半分くらいにしか見えない。

顔の大きさも半分、身体の太さも半分。

でもこんなに元気で走り回るマーゴを見られるようになる日が来るなんて・・・またしても私達は感動してしまうのだった。

昨日、マー君にみ見せてあげたかったね、マーゴのそんな雄姿を。

マー君は、マユミさんと共にマーゴの保護主で恩人のようなものだ。

あの時二人がマーゴを捕獲しておいてくれなかったら、あの場所で起きた野良猫毒殺事件にマーゴも巻き込まれていたに違いない。

餌付けされていた野良猫の殆ど全員が死んでしまったと聞いた。

死んでいった子たちの事を思うと堪らない気持ちになるけれど、マーゴ１匹だけでも家猫にしてやれて良かった。

そんな事では問題解決にはなっていないのだろうが、私が幾ら憤ってみたところで、事件の事情も殆ど知らず、どんな猫が居たのかも解らない私がそんな部分でだけしゃしゃり出ても、今後もずっとその現場を守って行く事は出来ないんだ。

あくまでも現場を守る人達で問題を何とかしようといない限り、刹那的に事を大きくしても解決には至らない。

日本中にある野良猫の問題に他所者が乗り込んで騒ぐより、他所者は他所者で自分の足元の問題にしっかりと取り組んでいるべきだと私は思っている。

みんながそういう風に出来れば、その地域は人間にとっても野良猫にとっても、少しは住み易い場所になるんじゃないだろうか。

縁あってうちの子になった野良猫たちを、私は残りの人生を賭けて守る事が先ずは最大の課題だ。

そして野良猫の為に頑張ろうとしている人達を、その時々に出来る形で精一杯応援する。

私にはその程度の力しかないけれど、それですら寝る時間を削らないとやれないのだ。

だけど、不眠不休に近い状態ですっ飛ばしていられた私の夏の季節は終わったんだ。

もはや晩秋・・・いや、冬の時代かも知れないのだ。

もう少し寝て、もう少し休まないと、大事な我が子たちを残して先に死ぬ事になってしまう。

それが一番怖いし、一番無責任な事になるのだ。

もっと気をつけよう。来年こそ（ちょっと気が早い）。