ペロ
ボクの生まれたところは寒いよ
Nov. 11, 2011 |
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2011年11月11日 金曜日
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寒いだけじゃなく、雨まで降って最悪 |
寒い、寒い。
しかも一日中、冷たい雨が降り続く。
野良猫たちはどこで過ごしているんだろう？
何度となく様子を見に、庭の野良猫ハウスを覗きに行くが、誰の姿も見えない。
気になっている子たちには昨夜のうちに、いつも通りたっぷりハイポ入りの缶詰とシーバを食べさせてある。
でも缶詰ご飯は目の前で食べてくれる子でないと置きエサは出来ないので、今日のように雨でなかなか姿を見せてくれないと、ドライを山盛りにして雨の当たらない場所に置いておくしかない。
たとえ雨に濡れなくても、こんなに寒くては辛いだろう。
せめて鱈腹食べて欲しい。
そしてこんな日は、野良猫ハウスの毛布に包まっていて欲しい。
私は、野良猫に自分を投影させ過ぎるのだろうか。
空腹で寒くては、私だったらそんなに辛い事は無いだろう。
そう思うと、野良猫の事が不憫で仕方なくなるのだ。
寒い季節が長過ぎる。
そして冬は寒過ぎる。
横浜程度の寒さでそんな事を言っていたら、もっともっと寒い地方の人達には叱られるかもしれないけれど。
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寒い国から来た猫たち、南の国から来た猫たち、そして地元から連れて来た猫たち |
栃木の山の中で保護されたペロ。
保護して貰えずそのままでいたら、飢えと寒さできっと死んでいただろう。
ペリーの故郷は長野県の松本だから、これまた横浜よりもずっと寒くて厳しい冬なんだろうな。
５月に生後約半年でうちに来たペリーは、冬のさなかに保護して貰った事になる。
よかったね、優しいお姉さんが拾い上げてくれて。
でもルスとリマは、もっと寒い地方からやって来た。
保護された時はまだ秋だったろうが、岩手の秋は横浜とは比べ物にならないほど寒いだろう。
箱に入れて捨てられたまま、あと１日放置されていたら、間違いなくルスたちも死んでいたに違いない。
既に酷い風邪をこじらせていて、保護された時には４匹のきょうだい共に仮死状態だったと聞いている。
寒い地方の猫たちばかりじゃない。
九州からもイオやアンダ、愛知からはフレアやナムが、同じ神奈川からテトやレンとタムが、東京からはジャムが、それぞれ保護して貰ったドラマと共にやって来た。
みんなあの時保護されていなかったら、とっくに潰えていた命だっただろう。
暖かい手に拾い上げられる子たちよりも、手を差し伸べられる事も無く冷たい骸となって、誰の目にも留まらないまま朽ち果てて行く小さな命の方が多いのだろうと思う。
そう思うと、手を差し伸べてくれた人がいたこの子たちは、何と幸運・強運だったのだろう。
有り難う、この子たちを助けてくれて、私に託してくれた人達。
お陰で私は幸せをたくさん手にしています。
勿論、自分の手で保護して我が子としたゴマに始まるたくさんの子たち・・・その子たちだって、その時々には「もうこれで最後」「もう限界」と思いながら１匹ずつ必死の覚悟で家に入れた子たちだけに、愛しさもひとしおだ。
ゴマもカワムラさんも、みーちゃんもぶーちゃんも、モアもガラも、ジニーもシャインもトムも、トリコロール隊３匹もチャイも、タマちゃんもシロちゃんもデンちゃんもクロちゃんも・・・
有り難うね、あの時捕まってくれて。
あ、捕まえた子たちじゃなかったけれど、ミュウとアイン、そしてジーコのお陰で、私は猫に溺れて行ったんだから、アンタたちの功績はおっきいよ。
有り難うね。
アンタ達が素直な良い子だったから、次々と増やせたんだし。
有り難う、有り難う。
また勇気を貰う事にもなろうかと思うけど、そん時は宜しく。 |
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