猫雑記20120409

2012年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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ルス

しとやかなアタシだけど

Apr. 9, 2012

2012年4月9日　月曜日

カワムラさんの桜、本当に満開

騒がしかった週末が過ぎ、やっと公園が静かになる。

しかし今日が満開と言えるだろう。

満開というのは、全体の８割が咲いた状態で宣言するのだと今年知った。

カワムラさんの桜、もはや１０割咲き。

あとはもう散るのみ。

毎年の事ながら、何と短い命なんだろう。

毎年撮り続けているカワムラさんの桜の木。

今年は背景の緑がすっかり刈られてしまって寂しいけれど、花の数は多いみたいだ。

カワムラさん、今年も綺麗な花を有り難うございました。

いっそ貴方を木の根元に埋めてしまえば良かった。

こっそりとね。

ともあれ、今日は私達だけで桜を独占状態。

たった６本の桜の木・・・しかも大胆に無残に太い枝を何本も落とされてしまい、寂しい枝ぶりの桜の木ではあるけれど、満開ともなると眩しいくらいに明るい。

夜だって満月の夜よりも明るく感じる位、桜の花というのは光を放っているかのように明るい。

その光の世界を、我が家で独り占めしているような気分になる。

それはこの立地のせいだ。

ここは急な傾斜地で、我が家は公園より１段高くなっている。

公園も同様に傾斜地にあり、３段の狭い平地を坂道で繋いでいる造りだ。

そんな次第なので、公園より少し高い場所にある庭からは公園全体を見渡せる。

広場にまで降りないでも、公園の景色をまるで独り占め状態なのだ。

道行く人は皆異口同音に、「素晴らしい借景ですね」と言う。

う～ん、「借景」は余計だし本来は失礼だよ。

借景と言って良いのは、景色を借りている当人か、或いは客観的事実を描写する場合だけじゃないか？

私なら「素晴らしい眺めでしょうね」か「良い場所にお住まいですね」と言うがなあ・・・

褒め言葉のつもりて言っているんだろうから、こちらもニコニコして「お陰様で・・・」と応えているけれど、ちょっぴり違和感がある。

ま、皆さんにこの立地だけは羨まれている事だけは確かなのだろう。

私だって散歩の途中でこんな「借景」を持つ家を見たら羨ましく思うだろう。

どこの駅からも遠く、バス停からすら遠い、店なんかちっとも無い坂道ばかりの不便な場所だけど、それだけに景色だけは良かった・・・という事かな。

とりわけ桜の季節には、毎年その有り難味を感じる。

急いで植木の水遣りを済ませ、冷蔵庫の有りものを適当に見つくろい、庭に持ち出してお花見ランチとする。

戴いたイタリア製チーズ、美味しいパン屋のバタールとアップルシナモンロール、切り落としの安い生ハム、茹でたプロッコリーと生活クラブの美味しいマヨネーズ、醤油揚げ煎・・・色んなものを食べる。

これに赤ワインでもあれば言う事無いのだが、昼から飲んだら午後は仕事にならない。

飲み始めたら絶対に１杯では済まないし。

だけど昼間から好きなだけ飲みたいなあ、花の下で。

気持ち良く酔っぱらったら、そのまま家に入って寝てしまえるんだから。

その気になれば・・・いや、それが出来るならば。

今は無理。

介護は休めないし、人には頼めないからね。

それでもこんな桜を自分の家の借景として持てる幸せを、今年も充分に満喫しました。

後はひたすら毎日掃除だね。

カワムラさんの桜満開

Apr. 9, 2012

幹から咲いた桜

Apr. 9, 2012

好きだったもんさんの死

大人気漫画のブログだもの、もうみんなとっくに知っている事だろうけど、もんさん、逝っちゃったのね。

漫画を繰り返し読んで、もんさんの最初からずーっと知っているような気になっていたものだから、どっと胸に堪えた。

涙は止めたけど、鼻水は防げなかった。

だけどいつも思う。

一番辛いのは飼い主なんだ。

傍観しているだけの私達も悲しいけれど、私達は先ず自分のなすべき事をしっかりやろう。

私達には私達がケアしなければならない責任のある子がいて、愛すればこそ見送る辛さを味わう役割があるんだ。

それは明日かも知れないし、繰り返し乗り越えなければならない事でもある。

私は私の「もんさん」（勿論「もんさん」という名ではないのだけれど）を大切に出来るよう、今を頑張ろう。

改めてそう思った、もんさんの死だった。

素敵なキャラでしたね、三輪のもんさん。

ルス

う～カイカイ

Apr. 9, 2012