ルス
ママが大人になったの?
Nov. 20, 2012 |
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2012年11月20日 火曜日 (禁煙89日目) |
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朝、玄関のドアを開けたところにカマキリが居た。
あまり大きくない、全長で5センチくらいの、黄緑色のカマキリだ。
居た・・・と言うのは正しくないかな。
良く見ると、小さな蜘蛛の巣に引っかかって動けなくなって居たのだ。
小さな、幅5センチあるか無いかのほんの小さな蜘蛛の巣なのに、その隅っこにカマキリは足をとられて動けないらしい。
蜘蛛の巣も壊れかけていて、枯葉の欠片なんか引っかかっている。
オーナーの蜘蛛は居るのかな?と探したのだが、どこにも見当たらない。
もしかして蜘蛛はあちこちにこんなトラップを幾つも作っておいて、時々見回るのだろうか。
人間が天然ウナギを捕る為の仕掛けを川に沈めておくみたいに。
そもそもほんの小さな巣で、蜘蛛が居るとしても小豆ほど大きさも無いだろう。それ位の小さな巣なのに、カマキリは一度糸に絡まれてしまったら、もはや自力では抜け出せないようだった。
こういう事を思うと、人間の力と言うのは本当に巨大で、特に道具など用いずとも、蜘蛛の巣はおろかツバメの巣だろうが簡単に破壊出来るのだ。
それはもう、至極簡単な破壊だろう。
道具さえ使えば、自分より大きな生き物だって殺せるのが人間なのだ。
そう思うと、人間の強さ、恐ろしさ、それゆえに果たすべき役割を考えざるを得ない。
私達は人間以外の生き物に対してどう振舞うべきなのか。
壊れかけた蜘蛛の巣に引っ掛かって身動き取れないカマキリを見て、私はどうするのが良いのか。
これも生き抜く力の希薄なカマキリの不注意が招いた結果なのだし、そろそろカマキリは死に絶える季節であって、助かったところでこの先、何日も生きてはいられないのだ。
気づかずにいれば、このままカマキリは蜘蛛の巣に絡まったまま餓死し、干乾びてやがては風に飛ばされ粉々になってしまうだろう。
をそれ捕食する主もいない蜘蛛の巣に足をとられて動けないカマキリ。
人間はそれを見ても、あるがままにしておくのが良いのか。
これも自然の為せる業なのか。
いや、こういう事に正解など無いのだ。
無駄な殺生でない限りは、助けるか、ただ見守っている(見殺しにする)かは、心のままにすれば良い。
だから私は、カマキリに無駄死にさせるのも可哀相で、救出する事にした。
いざ助けようとすると、小さな蜘蛛の巣の隅っこに引っ掛かっているだけだというのに、意外に強い力で拘束されていた。
カマキリの身体だけ引っ張ったら、足がもげてしまうような事もあり得る。
もしオーナーがまだ健在であったら申し訳ないけれど、蜘蛛の巣そのものを壊しながらカマキリを救出し、草むらに逃がした。
どうせ蜘蛛の巣は、働きものの蜘蛛が一日で修復してしまえるだろう。
私は蜘蛛もカマキリも好きで、どちらも孵化した時から、どこに居るどの蜘蛛もカマキリも応援している。
蜘蛛の巣も、たとえ玄関先に派手に張られてしまったとしても、故意に壊す事はしない。あばら家に見えたとしても、蜘蛛の巣は壊さない、壊せないのだ。
だから今回は特別。
野良猫と蜘蛛とカマキリとトカゲとヤモリは好きだから助けて、ナメクジやヨトウムシは嫌いだから排除する・・・というのは、博愛主義の人には許せないのだろう。
時々、批判的・攻撃的なご意見がメールで届く。
猫を愛し野良猫を保護するならば、その条件として、たとえば同じ重さだけのナメクジも保護せよ、ホッキョクグマやイリオモテヤマネコの絶滅防止活動にも金を出せ、と言うのは乱暴な論理だろう。
何もかも全ての事は出来ない。
かのマザー・テレサだって、イリオモテヤマネコの保護にまでは手が回らなかったはすだ。日本のホームレスまでは助けていないでしょう。
そうだからと言って、誰がマザー・テレサを批難出来るだろう。
お断りするまでもないとは思うけれど、私がしている事がマザー・テレサのした事と同列に論じられる程、そんな大それた事だと言っているのでは、勿論ない。
これもたとえば・・・の話ですから。
相変わらず私はナメクジやヨトウムシ、藪蚊やムカデ、ゴキブリには愛着が持てない。
反面、死にかけているカマキリだろうが、玄関先に巣を張ってしまう蜘蛛だろうが、それから庭や窓辺に棲み付いているトカゲやヤモリ、勿論野良猫だろうが好きなんだ。
好きと嫌いとがある事は仕方ない。
何もかもを好きになるのは無理だ。
嫌いでも、出来るだけそのものたちの生きる権利は尊重したいと思う。
どうしても共存出来ないと思えば、そのものたちが近寄らない環境作りをするしかないのだけれど、それは都市部の話。
私の嫌いな生き物は繁殖力も適応力も旺盛で、私のような無精者のちっとやそっとの努力では許してくれない。
そもそも山の中の家では、虫が居ない環境を作るなんて無理なのだ。
マンション暮らしは、その点が楽だった。
私は都会のマンション暮らしが気に入っていた。
エントランスを出たら目の前にバス停、前の道は環状6号でタクシーも流しているし、歩いて新宿駅まで行くのも平坦な道だから楽だったよ。
だけど、きっと、ここ日吉の山の中で暮らすようになる運命だったんだろうな。
ここで暮らして、老人介護なんかもいっちょまえに経験し、そして猫が一杯増えて、戸建ての暮らしを自分のものとして受け入れなくちゃならなかったのだろう。
気持ちとしては、そんな「大人」じゃなかったのに。
私には、あのマンションが丁度良かったのに。
いつか人は、大人にならなきゃいけないんだな。
まったくもう、「人」事じゃないよ、自分の事だよ。
私ももう大人・・・そう思えるようになった時には、もう残り時間が少ないよなあ。 |
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ルス
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にゃ~っはっは
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うひゃひゃっ
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そんな顔まで撮って
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酷いわ、酷いわ
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顔の赤い腫れは大分綺麗になって喜んでいたのだが、昨夜、寝る前にちょっとオデコの蕁麻疹(蕁麻疹じゃないけど、面倒だからそう呼ぶ)の灼熱感と痒みがぶり返した。
鏡で見ると、こんな程度だったら今までは無視してバリバリ掻いているところなのだが、今回は流石に懲りてじっと我慢した。
しかし痒みは増すばかりで、2時間くらい我慢していたもののいよいよ堪らず、ステロイドの入ったクリームをチョンチョンと置くようにして塗っておいた。
痒いんだ、兎に角。
こんなに痒いなんて、一体何なのだろう。
しかし、やっぱりステロイドも効かない。
抗ヒスタミンの飲み薬も効かない。
他に方策が見つからず、またしても保冷剤で冷やす。
掻いてもこの痒みは治らない事が解っているし、掻けば掻くほど皮膚のバリアが荒れてますます悪化する事も解っているから、絶対に掻かないぞ。
やっと綺麗になってきたというのに、またあんなに酷くなってしまっては幾ら私でも悲しい。
だから掻かない。
しかし寝ている間に、別の私が起き出して好き放題に掻き毟ってしまった。
鏡で見たら、何箇所も皮が剥けて赤くなっているではないか。
昨日、あれ程掻かずに我慢したのは何だったのだろう。
忍耐力を養う為の訓練か。
手袋をして寝るだとか、拘束衣を着て寝れば掻き毟らずに済むだとか言ってくれる人もいるけれど、そうなったらなったで、イモムシのように這って移動し、どこか家具の角などに痒い顔を擦り付けてでも痒みを紛らそうとするだろう。
それもきっと夢遊病者のように、靴下を片方脱いでも覚えていないように、這いずり回って顔に刺激を与えてくれる物を探しまわるに違いないのだ。 |
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