見返りヒヨちゃん
Mar. 3, 2013 |
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我が家では、ビニールフェチの異物食いジーコが居たせいで、もう長年、スーパーのレジ袋などのビニール物を出しっ放しにする事は絶対にしていなかった。
ジーコは一瞬でビニールをシャカシャカと綺麗にまるい歯型を残して食べてしまった。
ジャムは紙や木綿の布を食べる異物食いだった。
ある朝起きてみると、ダイニングの床に雪が積もっていた。
というのは錯覚で、細かく食いちぎられた紙吹雪の山だった。
私達が死んだように寝ている間に、ジャムは遊んで欲しいのに起きてくれないパパとママに腹いせをしたのか。
１２枚綴りのカレンダーを食い荒らし、見事に１年分全てを使えなくしてくれた。
それ以来、ジャムの手の届く所にはカレンダーをぶら下げる事はしない。
飼い主が学習するのだ。
こんな事もあった。
友人に大量に新品の靴下とトランクスを貰って、ボール箱に入れて押し入れに仕舞っていた。
しかし押し入れの扉は、風通しを良くしようと開けていた。
つまり猫、出入り自由という事ですね。
それで失敗した。
靴下もトランクスも、全てに穴が開けられていたのだ。
ところで、いまどきの若い人は、ネズミに何か食われた経験など無いだろう。
私はある。
古い家に住んでいた頃、学校の給食のコッペパンを残して持ち帰り、そのパンが入っていた手提げ袋をネズミに齧られてボロボロにされた。
その袋は、母が編んでくれたレース編みの手提げ袋で、とても素敵な物だった。
しかも妹も同じ事をしでかしていたものだから、母は、もうお前たちには編んでやらない！とハッキリ言ったのをハッキリ覚えている。
つまり、靴下やトランクスに開けられた穴は、ネズミが食ったのかと思うような大穴だったのだ。
あの頃の私は、まさか猫が、紙の箱をここまで食ってしまうとは思いもしなかった。
中の靴下とトランクスだって、全て丁寧に大穴を開けられていた。
単に破れているだけではなく、布地は穴の分だけ消滅していたのだ。
この頃には既に、ジャムが洗濯物を食う事件などに遭遇していたから、ネズミなど居なくても、ジャムが布食いである事は解っていた。
しかし箱に入れてあれば安全だと思って油断してしまったのだ。
この日の事は、２００１年１１月２２日の「猫雑記」に書かれている。
あれからもう１１年と３ヶ月も経ってしまったのか。
その後、ジーコの魂の一部がジャムに宿ったらしく、ジャムはビニールを矢鱈と舐めるようになっていた。
しかしジーコのように食べはしない。
チロチロと舐めているだけなのだが、食べてしまってからでは遅い。
異物食いで開腹手術した犬猫の話は嫌という程聞いている。
タオルの糸を引き出してどんどん呑み込んでしまった犬や猫、その糸の端が舌に巻きついて、呑み込まれた部分は胃腸がどんどん下に送ろうとするから舌は締めつけられて壊死し、舌を切り取ったという犬の話。
ビニールだってウンコに混じって出て来ればまだしも、出ないでお腹の中で溜っている場合だって多い。
煙草の吸殻は毒だし、植物も毒の場合がある。
玉葱や長ネギは重篤な中毒を起こす。
やはり食べられては困るものは出して置かないに限ると、人間の子供やペットと暮らすからには、守ってやらなければならない責任がある側が学習する訳だ。
という事で、滅多に出しっ放しになどしておかないビニール袋なのだが、ブティックで衣類を入れてくれるような厚手の大きな袋だから油断していたら、あっと言う間にジャムに食べられ・・・たのではなく、入り込まれて占拠されてしまった。
その袋の中には、まだ買って来た物が入っている。
冬物バーゲン５００円均一のあったかズボン、こうちゃんの分と合わせて４本買った。
そのズボンに着いていた値札やタグなど、例によって苛々しながらも１着ずつ外していたのだが、残りの２着はまだ袋の中だった。
ジャムは、そのズボンが邪魔だと言わんばかりに、袋の中をホリホリしている。
流石に最近では布は食わないが、しつこくホリホリされて引っ掻かれては堪らない。
ジャムは袋から出て来ようとしないので、そうっとズボンを引っ張り出し、入ったままにさせておいた。
ちんまりと袋の中で落ちついているジャムは余りにも可愛いので、これはもう撮影するしかないでしょ。
しかし、この袋が置いてあるのはテーブルの上なんだ。
首に引っ掛かるような構造の袋だったら、何かの拍子にパニック起こして暴れたら、ジャムも家財道具も危険だ。
その辺りは、よくよく考える事。
周囲に落とされて壊れる物など無いか確かめてから、いざ撮影。 |
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ジャム
袋入りジャム１８点
Mar. 3, 2013 |
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| クリックすると原寸大 |
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１８点も載せてしまった。
これでも厳選して１８点までに絞ったんだ。
親バカだから許して欲しい。
許すも何も、所詮日記なんか自己満足の為なんだし、画像を置いているサーバーは有料の自前なんだから、誰にも迷惑は掛けてないよね。
えへっ、また原寸大で載せちゃったよ。
１点だけ、クリックするとオリジナルサイズでご覧いただけます。
だけど意味ないよね・・・他人ちの子をデカいサイズで見たって。
だから、そのまま載せずに、クリックして見るリンク画像にしたんだけど。
少しずつ、ほんの少しずつ、暖かくなって来ているのかな。
地植えした水仙が、ほんのちょっぴり背が伸びていた。
良く見ると、蕾らしきものも見える。
慌てて置き肥なんかバラまいたりしてみるラフな私。 |
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地植えの水仙
Mar. 3, 2013 |
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名前を忘れた花だけど
蕾が一杯
Mar. 3, 2013 |
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そしてホースに絡み付く
Mar. 3, 2013 |
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これはぶーちゃん部屋の外壁だ。
エアコンのダクトのホースが２本あるのは、エアコンが１部屋に２機あるせいだ。
片方は、冷房は電気・暖房はガスという東京ガスのエアコンで、もう１つはどっちも電気の普通のエアコンだ。
ガスの方は、電気工事の業者では取り外す事は出来ないというし、まだ壊れた訳ではないから、何もお金を掛けて外しに来て貰わなくても良いか・・・という事になった。
その結果、部屋の中では、１室の１つの壁に２つのエアコンが並んでいるという奇妙な光景が出来上がってしまった。
外の壁なんかどうでもい良いようなものだけれど、室外機の設置位置の都合で、ダクトのホースが交差しているのが次第に気になって来ていた。
しかしそのホースに、つる性の植木が成長して絡み付いてしまった。
しかもこの寒いさなかに、既に蕾を一杯つけている。
とても今更剪定なんか出来ないよ、私には。
いっそのこと、もうこの外壁は、強くて繁殖力旺盛なジャスミンでも茂らせてしまおうか。
いや、室外機の内部にまで入り込まれたらいけないし、何でもボロ隠しすれば良いってもんじゃないよね。
こんな場所も日頃からちゃんと点検していないといけないのね。 |
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これは合成写真です。
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五郎蔵さんとおまさちゃん
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