猫雑記20131011

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年10月11日　金曜日　（禁煙４１４目）

相変わらず晴れて暑い。

真夏日のところが全国各地に。

寒くて震え上がるよりはマシなような・・・などと、いざ夏が終わってしまうと寂しくて、その時々で都合の良い事を考える。

そもそも季節に人生をなぞらえて、ついセンチメンタルになってしまうのだろうな。

私の人生は、春も夏も過ぎ去ってしまって、もはや晩秋から冬に掛っているのだ。

そして２度と再生の春は訪れない。

しかし私にだって春も夏もちゃんと存在したのだから、そう嘆く事は無い。

今、夏真っ盛りの若者だって、想像も出来ないだろうが例外なく老いるのだ。

可哀相に。

ルスアタシはいつも春よ Oct. 11, 2013
ルスお婆さんなのにですって？ Oct. 11, 2013
ルスどの口がそんな事言ったの？ Oct. 11, 2013
ルスお仕置きだわね Oct. 11, 2013

でもルッちゃん、貴女達姉妹は、もうお婆ちゃんなんですよ。

だから気をつけてやりたいのよ、毎日の生活環境が劣化しないように。

連日まだ暑くて冷房している位だけど、冬の準備は早めにしておかないと、ほんの一晩の冷えで、猫って風邪をひいちゃうからね。

皆さんのお宅でも、早めに暖かい場所やグッズを部屋の片隅にご準備下さいね。

たかが風邪ではありません。

鼻が詰まって臭いが解らないと、食べられなくなって、あっと言う間に弱ってしまいますからね。

人間の赤ちゃんや高齢者と同じ位に、デリケートに考えてやらないといけませんよね。

１０月には珍しい真夏日が続いていますけど、体調管理にはくれぐれもご注意くださいね。

人も猫も、どうぞお大事に・・・。

朝ドラ【あまちゃん】が終わって、次の【ごちそうさん】も何となく観ている。

猫家事が終わって、人間の朝ご飯の時間なので、つい観ちゃうんだな。

テーマ曲が穏やかに始まるので、ホッとしている。

【あまちゃん】は面白かったけど、オープニングであの音楽が♪パパパパパ・・・と始まると、けたたましい！と心の中で感じていた。

今度は「ゆず」なのね。

「ゆず」っぽい、「歌い上げる感」が無いのが物足りないけど、優しい内容を暗示させて好ましいのは確かだ。

どうもヒロインの子供時代を演じる子役が美味しいものを食べた後の、上を向いて目を閉じて「ん～～～」と言う表情が個人的には大嫌いで、これを毎日のように見させられるのはきついなあ、早く大人になってしまわないかなあ・・・と思っていたら、あっと言う間に大きくなった。

それはもう文字通り「大きく」なっていて、袴の長さや、拗ねて着物姿で膝を抱えてお尻をついて座っている姿を見たら、こんなに足の長い明治の日本女性がいたんだろうか？と驚愕する程だった。

明治どころか、平成の世にも、そこまで足の長い日本人はそんなには居ない。

それから、背の高い、人並み外れて手の長いモデルさんなどがピッタリと着物を着ている姿を見ると、いつも疑問に思う事。

まさに今回の、杏さんの場合なんですけどね。

和服の反物は幅が決まっているのに、裄（ゆき）丈の長い、つまり袖が長くないといけない人は、普通の反物で仕立てたのでは、袖が短くてツンツルテンになってしまうのではないか？

私程度の裄の長さでも（私は手が長いのです）、袖が短くなっちゃうね・・・と、仕立てる人泣かせだったのだ。

あんなにも手の長い人に、どうやって合わせる着物が仕立てられるのだろう？

反物を、特注で幅広く織るのだろうか？

ヒロインの杏さんは背が高くて、細くて、足が長くて、色が黒くて・・・そうだ、私達が知る昔のイメージのマサイ族のようだ。

それからミズオオトカゲとかコモドドラゴンを彷彿とさせる。

身長があるのに痩せ過ぎているせいなのか、身長や顔の長さに比べて額が狭いせいなのか、爬虫類に近い生き物に見えるのだ。

若さや未熟な感じをださせる演出をしているのだろうが、何かというと口を尖らせて不満顔をするのは、この女優の持ち味を損なっていて勿体ない。

取り柄が無いのに勝ち気というのも、理解し難い。

それは我が儘一杯に育てられたという事を表現しているのだろうか。

きっとそうなんだろうな、これから先に苦労して、人間的に深くなって行くという事を際だたせる為に。

長丁場の朝ドラでは、必ずヒロインの成長のプロセスをたっぷりと見せなければならないところにもって来て、今回の主演女優は、既にモデルとして一流のオーラを持っているものだから、尚更、極端な駄目さ加減を演じてみせなければならないのかも知れない。

だからこそ、もっと知名度の無い新人女優を使えば良いものを・・・と思う。

申し訳ないけれど、我が家では専ら、ミスキャストだと言っている。

ま、素人が言うだけは勝手だから許してね。

でも、有料公共放送だもの、意見を言う権利は少しはあるって事だよね。

ヒロインは、たとえ駄目な少女時代を表現するにしても、もっと可愛くなくちゃ。

「おはなはん」のように。

あの顔立ちで上目づかいに睨んだら、蛇女のようで怖いよ。

我が家ではですね・・・申し訳ないけど、剛力彩芽がヒロインをやれば良かったのにねえ・・・と話しております。

ごめんなさいね、杏ちゃんは一生懸命やっているのにね。

でも、あんなにも駄々をこねたり顔をクシャクシャにして悔しがるのは異様です。

レベルの低いドタバタ喜劇、或いは宝塚歌劇のお笑い担当の端役のようで、滑稽です。

女優は女優で、役を選んだ方が良い。

でも、身長なんか大きくても全く構わない。

それどころか、それは大きな武器でしょう。

ヒロインを可愛く見せる為の演出の間違いだと思うのだ。

或いは、ヒロイン役の女優の際だった個性を生かす演出が出来てこそ、抜擢した意味があるんじゃないの。

演出が視聴者をナメているから、ああいう幼稚な表現でヒロインの心情を解り易くして下さっている訳ですよね？

その演技は、舞台であれば確かに遠くから見ても解り易いだろうけど、テレビでアップで見せるには、極めて幼い子供向けの。ドタバタのギャグ漫画です。

でも女優の父親渡辺謙だって、歳をとるにつれ、経験を積むにつれ凄味を増して来たんだし、娘もこれから大きく成長するのかも。

ここで「身長はこれ以上大きく成長しなくても良いけどね」などと付け加えるのは、野暮というものでしょう。

身長なんか、もっと大きくてもいい、それも魅力であり武器なのだから。

父親のようにハリウッド映画に出る事があったら、アメリカ人女優に負けない背の高さや足の長さは、日本人観客としては誇らしくて嬉しいよね。

でも朝ドラのヒロイン向きじゃない・・・と私は思う訳です。

色んな役の幅を広げるのは結構だけど、全国津々浦々、老若男女に受け入れられ易い朝ドケラヒロインなんかやるよりは、もっと颯爽とした才能溢れるカッコ良いヒロインを演った方が似合うよ、杏ちゃんは。

日本のアンジェリーナ・ジョリーってな感じで。

演出の人は、どうかいじけた表情・拗ねた態度なんか、これ以上はさせないで、見せないで欲しい。

ヒロインの女優には全然似合わないし、もうお腹いっぱい、それこそ「ごちそうさん」です。

アゲハの幼虫が食い荒らした柚子の木は、丸裸で鋭い長いトゲたけが目立つ。

放置しておけば、来年は新芽が出るのかな。

それとも剪定してやった方が良いのかな。

丸裸の柚子（の木）

Oct. 11, 2013

他にも解らない事、手が回らないで放置していた事だらけだ。

フェンス際に置いていて、薄紫と白い小さな花が美しい蔓性の植物は、ここ数週間ですっかり枯れてしまった。

謎の白い綿のような、キノコのような、カビのようなものが茎に付いているなあ・・・とは思っていたんだ。

でも、いろいろあって心に余裕が無くて、見て見ぬふりをしていたら、あっと言う間に全体に広がってしまって、鉢植え全体が枯れてしまったから、今日、地上部は全て切って捨てた。

写真は撮らなかったんだけど・・・それも気持ちに余裕が無くて、切って捨てるだけで精一杯だったんだ・・・ネットで画像検索したら、どうやらツノロウカイガラムシという、カイガラムシの一種らしい事が判明した。

私の知るカイガラムシとはかなり違っていた。

種類が多いんだなあ・・・と、虫の世界の多様さには本当に感服した。

いや、感服している場合ではない。

野良猫の通り道だからと、一切の農薬を使わずに育てているんだけど、そこは風通しも良いし、日当たりもそこそこ良い場所なのに、どうしてカイガラムシだらけになってしまったんだろう。

今度からは、植物が駄目にされる前に、歯ブラシでこそげ落としてしまおう。

目や手が行き届かないと、心が通じない。

それは植物にだって言える事なんだと肝に銘じよう。

これからのシーズン、もう少し身を入れて園芸を頑張らないと、またしても庭は廃墟となってしまうよ。