2014年5月16日 金曜日 (禁煙628日目)
何だか気持ちが塞ぐ。
何だ、これは。
明るい話題は無いものだろうか。
あるじゃん、明るい話題なんて幾らでも。
小さな事にも、喜びや幸せを感じられるじゃん。
血の繋がりも無い猫同士が、労り合い、しっぽりと仲良くしている姿のその背景には、実にたくさんのドラマがあるのだ。
私が生きて経験したよりも、もっと真剣で激しいドラマを、彼らはそれぞれ抱えて来たはずなのだ。
それが今ではみんな退屈そうに、平和そのものに見えるなんて、これぞ幸せというものじゃないのか?
と、自分に言い聞かせてやる。
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ジニー レンちゃん、呼んだ?
May. 16, 2014
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ジニー ぶーおじちゃん死んじゃったから
May. 16, 2014
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ジニー レンちゃんだけが頼りよ
May. 16, 2014
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そうだよ、ジニー。
レンとラブラブに暮らしていなさいね。
どっちももう爺さん婆さんだとは思うけど、アンタたちはホントに素敵なカップルだし、家族だよね。
有り難う、そんなにも仲良くなってくれて。
ゴマ、口の中の痛みがますます酷いらしく、一日中ガーガー、シャーシャー言っている。
痛みで叫んでいると思って間違いないだろう。
私もかつてそうだった。
居たくて眠れない、横になれない、座れない。
声を出しても痛みが無くなる訳ではないのに、叫ばずにいられない時もあった。
幸い、私は痛み止めが効いている。
取れない痛みの種類もあるけれど、神経の痛みは今の薬で抑えられているようだ。
でも、ゴマには投薬も不可能だ。
顔に触れられるのすら嫌がって逃げるのだから。
痛みは酷くても、神様はすくいも与えてくれている。
ゴマは良い按配にボケてきて、凄く食い意地が張っているのだ。
私に似たのかな。
せめて美味しいと感じさせてやりたい。
これまでにも様々な病気や突然死で大事な我が子たちを見送って来た。
何故、死ななければならないのかが理解出来ないケースもあった。
これからもきっとあるだろう。
しかし、神様はその子たちにとって最も相応しいものを与えてくれるはずだ。
この私にも、全ての生き物に対して。
そんな風に、直ぐに理解・納得出来ない事も多いけれど、必ず物事には意味があるのだ。
そう信じて、出来る事を精一杯やる、それっきゃないじゃん、人間は。
そうは言っても、1か月前、旅客船沈没して亡くなった韓国の高校生たちにとって、それが相応しい最期だったなんて思えない。
完全に防げる死だったはずだ。
子を失った親の悲しみ・苦しみは如何ばかりであろうか。
年老いた親を失ってさえこんなに辛いというのに、まだ10代の子供を失った親の気持ちは察するに余りある。
痛まし過ぎて、ニュースで見聞きするのが辛い。 |
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