2014年11月19日 水曜日 |
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寒い朝だった。
でも氷が張るような真冬の寒さとは違う。
まだまだこれからが本番なのだと思うと、もう憂鬱で冬眠してしまいたくなる。
勿論、そんな事は許されない。
猫たちが許さない。
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ナム 当たり前でしょ
Nov. 19, 2014
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ナム 冬眠するならアタシも一緒にする
Nov. 19, 2014
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ナム でも、アタシはじっとしていられない
Nov. 19, 2014
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そうだよね、ナムちゃんは元気だものね。
アンちゃんとナムが一番元気。
落ち着きがないとも言う。
どちらも大人になって何年もしてからうちに来たのに、こんなにもパパママを好きになってくれて有り難う。
私はナムを最初に写真で見た時から大好きだったよ。
アンちゃんもね。
それぞれ色々な背景があって私が貰い受けたけれど、貴女たちを助けてくれて、大切に大切に愛してくれた愛知のお母さんと今は亡き福岡のお母さんの恩を忘れちゃダメだよ。
私も忘れてないよ。
ゴマは口の痛みで頻繁に悶えるのだが、足がヨタヨタしているので悶えると踏ん張れず、水やご飯に足を突っ込んだりひっくり返したりしている。
踏ん張れないとトイレで転んでウンコ踏んづけたり、尻餅ついたりもする。
ウンコを片付けたのに、いつまでも部屋が臭くて、トイレを洗ってペレットを全部取り替えたり、何度もアルコールで床を拭いたりしてもまだ臭い。
換気扇をつけて暫くすれば消えるかと思ったけど、何時まで経っても臭い。
暫く部屋に居ると匂いに慣れて解らなくなるのだが、別室から戻ると「やっぱりまだ臭い」。
よくよく調べたら、ゴマのお尻が臭かったのだ。
体力の無い老猫を洗うなどという無謀な事は出来ない。
健康な若い猫だってストレスになる位なのだ。
猫を洗うのは、ノミ駆除薬が使えなくてノミを洗い流す場合、それも暑い季節限定だと思う。
外に出さなければ、猫は殆ど汚くならない。
猫を洗うのは人間の都合でしかないのだと、ある獣医さんから言われた。
昔、猫は定期的にシャンプーするものだと思い込んでいた頃、ペットの美容院に預けて3匹洗って貰い、ストレスでジーコがハゲてしまった時に相談した獣医に言われた。
そうか、私は何て身勝手だったんだろうと自分を恥じた。
私が野良から保護して来る猫は、在る程度汚い。
触れる子に関しては、蒸しタオルで毎日拭く。
勿論、最初にノミ駆除する事は絶対条件だ。
触れない子の場合、どのみち2度目のノミ駆除が終わるまではケージから解放しないので、毎日敷き物を替えているうちに、敷き物が汚れて、猫は綺麗になって行く。
ケージから室内解放する頃には、殆ど綺麗になっている。
勿論、汚れを敷き物に移すだけじゃなくて、健康状態が良好になればセルフグルーミングもしっかりするので、ますます綺麗になる。
私が猫を洗ったのはミュウ、アイン、ジーコが最後で、ゴマを保護して来た時には既に信念を以って洗わない事にした。
ノミ駆除して拭いて、それだけ。
その後、誰も保護した時に洗っていない。
例外的に、家猫になってから洗った事があるのは、ぶーちゃんとガラだ。
ぶーちゃんは軟便をお尻の長い毛に塗り込めてしまって、拭いたって全く取れなかった。
土塀を作るのに、藁を入れて粘度を練ると強くなる、あの原理だな。
大量のウンコでお尻がぼってり重く、気持ち悪いらしくてさんざん「猫戦車」し、ますますウンコと長毛は一体化してしまっていた。
ぶーちゃんはしょげてしまって動こうとしない。
絶望的になっちゃったんだね、きっと。
その日、10キロのぶーちゃんは私に抱かれ、下半身だけシャワーを浴びた。
私はシャワーで流しながら素手で、ウンコを掻き取り、やっと綺麗に出来た。
ガラはカンピロで水下痢が続き、病院に行った際にそこでまた下痢をし、身体がウンコまみれになってしまった。
なのに病院では何も出来ない。
3人がかりで押さえつけてやっと検便だけしたものの、火がついたように怒って暴れて、全く触らせないのだ。
ガラが今まで一番、仔猫にしてはバリバリ野良気質だった。
家に連れ帰り、どうしたものか悩んだけれど、カンピロ入りのウンコを流してしまいたい。
自分で舐めたりしたら、またカンピロをお腹に戻すだけだ。
考えた末、キャリーに入れたままシャワーで流した。
可哀相だけど、この時ばかりは仕方無かった。
洗えても拭けない。
今度はタオルを一杯手キャリーに入れて、ガラが動けばタオルで拭けてしまうという仕組みにした。
何度かタオルを替え、仕上げに温風の出る据置型の大型ドライヤーをキャリーの中に向けて乾かした。
その2度だけだ。
ゴマのお尻には、見た目ではウンコが付いているようには見えなかったけれど、臭い。
仕方無いので、熱めのお湯をペーパータオルに含ませ、そっと押さえるようにして何度か拭い、やっと臭いがしなくなった。
タオルにはそれ程汚れが付いた訳ではない。
どうしてあんなに臭かったんだろう。
足が萎えてきているし、体力も消耗するからじっとしていれば良いのに、ゴマ的にはそうも行かないようだ。
気が狂ったみたいに、丑三つ時になると寝ているこうちゃんの耳元で大声で鳴いて起こそうとするし、ご飯の要求も一日中・・・
私達は一日中、ゴマに振り回されている。
寝る時だけでも、トイレとご飯を入れたケージに閉じ込めたい位だけど、それはストレスだろう。
ゴマの好きにさせてやりたい。
でもゴマ自身、何をしたいのか解らないのかも知れない。
徘徊する認知症の老人と同じなんだろうな。
今の状態を受け入れて、ゴマの求めに応じ、ゴマが少しでも満足出来るように、不安が少ないように手助けしてやりたい。
もうそれしか出来ないのだから。
みんなも歳をとって来ているから、どんどん我が儘になっている気がする。
ジャムだって物凄く手が掛る。
一番手が掛るのはむしろジャムだ。
その事は何度もこで書いたけれど、相変わらず毎日、何度も「喉が渇いた」「ご飯食べさせてちょうだい」「毛布でオシッコしたから直ぐに洗濯して」と私達をせっつく。
洗濯が日に5~6回、水とご飯は一度には済ませないのがジャムの作法であるらしいから、何回も何回もジャムに呼ばれる。
ジャムとゴマで、それぞれの作戦で私達を忙殺しようとしている。
本当に殺されるかもしれない・・・と時々思う。
私達が甘やかしたツケなのか?
まあそれならそれで良いや。
乗りかかった船だ、最後まで手を尽くすよ。
庭のセージ、この季節にも咲いている。
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セージの花 Nov. 19, 2014 |
ガンガンに短く剪定しても、直ぐに伸びてジャングルになる。
セージは雑草のように強い。
そして素晴らしく清冽な香りで、私はセージが一番好きだな。
「げんた」と「ステラ」、引き続き宜しくお願い致します。
新しい写真です。それぞれの募集ページにも何点ずつか追加していますので、ご確認下さいね。
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