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2016年8月3日 水曜日 |
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やっとこ、この日記のアップデートが出来そうだ。
7月29日から書いたので、2日掛かりでした。
さあ、あと一息だぞ!
昨夜、ジャムがまた様子が変だった。
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ジャム ちっとも変じゃないよ
Aug. 3, 2016
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ジャム ジャムのお役目なんだ
Aug. 3, 2016
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お役目?
役目ってナニ?
ジャムの様子の変化があったのは、昨夜・・・というより今日の丑三つ時。
私がキッチンのシンクで洗濯物の下洗いとして猫毛を流し落としていると、ジャムが足元にまとわりついてフニャフニャ言っている。
また水飲むのかと思って、お気に入りのカップに水を汲み、しゃがみ込んで飲ませようとすると、ふいっと行ってしまう。
「なによ、水飲まないの?」と言っていると、テーブルの周りを一回りしてまた足元に来て、見上げてフニャフニャ言う。
ジャムが何か要求する時は、いつもは大きな高い声で「ニャーッ!」と言うのに、何か違う。
それで抱き上げてみる事にした。
ジャムは仔猫の頃と違い、高く抱き上げられる事は嫌いらしく、床から剥がそうとするだけでも大声で鳴いて抵抗するのが常だ。
でも今日は違った。
おとなしく抱き上げられる。
胸に抱こうとしていたのだけど、私は右手首の痛みが酷く、右手で支えられないものだから思ったより上手く抱く事が出来なかった。
予定の抱き合う形にする途中で手首が効かず、上向きの「赤ちゃん抱っこ」のような形までで精一杯だった。
兎に角、ジャムは抱ける子の中では一番重たいのだ。
これまで一度も「赤ちゃん抱っこ」などさせた事のないジャムだ。
何度もトライしたのだけど、暴れながらこちらを向いてしまう。
だからジャムを抱く時は、胸と胸が合わさるように向き合う形が常だった。
それがどうした事だ。
おとなしく赤ちゃん抱っこさせるばかりか、ゴロゴロ言っている。
ハッとした。
「ミュウちゃん入ってるの?」
ミュウは赤ちゃん抱っこだろうが、肩乗せだろうが、兎に角こちらの思うがまま、すっかり信頼しきっていて、もしかしたら落とされるんじゃないかなんて不安は無いらしい。
勿論、いたずらに落としたりするはずもないのだけれど。
ミュウが入り込んだ(かのような)ジャムは、文句ひとつ言わずi上向きで抱かれたまま、じーっと私を見ている。
何ひとつしようと、必ず一声文句を言うのがジャムの特性なのに。
そしてじっと見つめ合うのがミュウの特性だったね。
ミュウちゃん、ミュウちゃん、ゴメンネ、ゴメンネ、有り難う、愛してるよ・・・と言っていたら、涙がポロポロ出た。
ジャムの頭に涙が落ちてはいけないと思い、目の前のシンクで涙を洗いたいが、ジャムは到底片手では抱けない。
何しろ重たいのだから(しつこい)。
ミュウにせよジャムにせよ重たい。
そのままずっとそうしていたかったけれど、適当なところで床に降ろした。
これまたいつものジャムだと、抱こうとしても大声でギャーギャー文句を言い、降ろそうとすればまた文句言うくせに、おとなしく降ろされていた。
やっぱりミュウが入り込んでいたんだと私は勝手に解釈した。
こうしてミュウは時々、私と触れ合おうとしてくれているのだろう。
そう信じていないと私もミュウも救われない。
だってミュウはあんなに早く死にたくなかったはずだし、私だってミュウを失う事なんてあり得ない、ミュウが死んだら私は生きて行けないとまで思っていたんだ。
でも実際にはどんなに悲しくても生きて行かなければいけないし、生きていれば楽しい事や幸せを感じる事もまだまだいっぱいある。
生きるのは苦しい事が多いけど、苦しいだけじゃない。
そういう事を改めて教えに来てくれているんじゃないのかな、ミュウは。
ところで、シンクで毛を洗い流していた物というのは、ゴマの為に室内のあちこちに設置してあったベッドやマットの一部だった。
ようやく洗濯する気持ちになれた。
随分と早い時期に、その気になれたようでもある。
マルコの別荘(出窓)なんて、マルコの死後2年も長板とパネルで封鎖してカーテンを引いたまま、見ないようにしていた。
掃除する気にもなれなかった。
マルコの茶色い毛を発見したりしたら辛いから。
ゴマは私自身でもあるけれど、私達はみっちり寄り添い絡み合い、求めあって助け合って生きて来た。
ゴマの死を覚悟してから、2年半以上も共に頑張った。
そこだけがマシであるような気もするし、そこまで濃厚な密度で分離不可能なまでに互いの生活が混じり合っていたから、今の不在が信じられないような・・・
物事はそう単純ではない。
残して死なずに責任を果たせた事、無事に見送ってやれた事への安堵だってあれば、耐え難い悲しみや苦しさが同時に存在するのは当たり前なんだ。
ゴマのベッドはたくさんあるので、順番に洗っている。
乾いたものを置いた途端にジャムが入り込んでいるけど、今までかまくらベッドになんかはいらなかったくせに、どうしちゃったのよ、ジャム。
ゴマも入っているの?
ゴマはそこかしこに居るね。
その気配があるから、ジャムはまた徘徊して探している。
誰かを呼んでいる。
ゴマもジーコもマルコも、きっとここに居るよ。
さあて、晴れてこれをアップロードしたら、日記がアップデート出来る。
頑張ったね、少しだけ。
偉かったぞ私。
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